このレポはMASASHI担である私の偏りのある一つの意見ですので、
そう思って読んでいただけるとありがたいです。
読んで不快になる方がいらしたら、申し訳ありません。
一年ぶりのBugs6人の公演。
いつもの「バグズグバ」と違って、お芝居ががある「芝居まじり」
そして博品館という狭い劇場。
Bugs初心者の私は、期待半分、不安半分。
初日開演前に手が震えてしょうがないってくらいの緊張をしてるのに・・・
開演は15分以上遅れました。
そして客電が落ちて音が流れた瞬間、
何もかも忘れて舞台に立つ6人しか見えなくなりました。
初日のあの客席の熱、6人に届いているといいなと思います。
回を重ねるごとにこなれてくる部分もあり、慣れもありましたが、
千秋楽の最後に引っ込む瞬間まで
「一緒に楽しもう」って気持ちがこもった公演だったと思います。

バブルに沸き立つ日本に「怪盗レン」と呼ばれる男がいた。金持ちでオバカなところからしか盗みをしないと評判だったが持ち主を不幸にすると曰くつきの「ブルーダイヤモンド」を盗んだのをキッカケに逮捕され、刑期を終えた後はカーレースチームで活躍し、すっかり足を洗っていた。
「SP」のBGMと非常ベルが鳴り響く中、
白いロングコートのTETSUYAくんが登場。
TETSUYAくんが6人の紹介と、口上を申し述べます。
ここがやや「つか」風味なのですが、まるで歌舞伎の「白浪五人男」と見ているようでもありました。
TETSUYAくんの声の良さ、ロングコートがよく似合うカッコ良さ。
また口上で手際よく設定を紹介していったのが鮮やかでした。
初日はここすっごい盛り上がったんで、6人の二つ名を紹介しますね。
中野坂上のイ・ビョン・ホン、TETSU
下高井戸の佐藤浩一、IYO-P
分倍河原の浅野忠信、TAKA
高田馬場の藤原竜也、MASASHI
下落合のジュード・ロウ、TETSUYA
湯島天神の向井理、SHIO
地名も人の名前も合ってるんだか、合ってないんだか…大爆笑でした

MASASHIくんはこの時本当にきれい

に足を伸ばして立っていて、
王子のこういうところが大好き
でも実はMASASHIくんの最初の出はここより先で、
SHIOちゃんと二人干した洗濯物を持って出る…
そう、洗剤のブルーダイヤを引っかけてるんですよ

お顔を見るのだって久しぶり、ステージを見るのは約1年ぶりなのに
のっけからこれはないだろう

でも最後に「にっげろ~

」と叫んで引っ込んでいくところが
凄まじく可愛らしかった

ので良しとします

そんなある日、「怪盗レン」から予告状が届いたとの新聞記事を見て、レンは舎弟カオルと犯行予告が届いた宝石商真崎家に忍び込む。真崎家では会社設立30周年記念パーティーが開催される予定で、その目玉が「ブルーダイヤモンド」のお披露目だったのだ。
大事なパーティーだということで社長真一郎と不仲な息子真二も帰宅したが、今勤めている小学校の教師を辞めて宝石商を継げと言われて親子は対立を深める。
レンからの予告がきたと聞いて、以前レンを逮捕した来栖刑事も駆け付けた予告状を確認したがそれはレンの書いたものではなかった。不審に思う刑事だが捜査に協力しない傲慢な社長秘書原田と衝突していた。
私は初めて見たので分からないのですが、お芝居はストレートプレイ方式。
もっとミュージカルちっくに踊るのかと思っていたので意外な感じ。
役としてはめっちゃ当て書きなので、私の知ってるBugsのみんなでした。
舞台になるお屋敷のセットが悲しくなるくらいショボくて…、
人間の想像力には限界があると知りました。
燭台とか置いてるのになんで前に持ってこないの?
シャンデリアとかそんなんだったらいらなくねぇ?
物語のキーになる「女神像」もただの洋裁用のトルソーだし

これだけでも石膏模型にしたら、ずいぶん違ったと思うんですよね。
Bugsに関係ないところが気になるので、
もうちょっと詰めといてくれたらと残念に思うところ大でした。
TETSUくんのレンは非道はしない粋な泥棒の感じが合ってました。
ちょっと声が高くなるのはしゃーないのね

お衣装は黒い細身のジャケットに黒いカットソーどっちもラインストーンがキラキラしています。
そしてパンツも黒で超ダメージ加工

それ、TETSUくんの私服でしょ?
声が高いと言えば(ごめんね

)SHIOちゃん。
レンさんがだ~い好きなカオル役。
レンさんとのコンビ、本当に見てて微笑ましくてSHIOちゃんとっても可愛らしかった

SHIOちゃんは黒いつなぎだったのですが、う~ん、首元の黄色はよく見る黄色いTシャツ?
とは言え、台詞も安心して聞けるし、
今Bugsの土台を支えているのはSHIOちゃんなのかも?と思うくらいの安定感でした。
TETSUYAくんはもう卑怯なくらいカッコ良かったです

黒いスーツに黒いシャツ。黄色と黒のチェックのネクタイ、そして…銀縁眼鏡

初日にカッコ良過ぎて二度見しました

原田は傲慢な設定ではあったのですが、TETSUYAくんのいい人っぷりがにじみ出てて、
いいお兄さんになってました。立ち姿とか、声とか
以前に比べてすごく大きく素敵になっていたので
ガイズって大きいお仕事だったんだなって思います。
IYO-Pはピッタリって言うとちょっとお気の毒なのですが

でもドジでちょっとエッチな来栖刑事はピッタリでした

凄まじいお衣装を着てまして、
青いハット、ゼブラ柄のジャケット、青いシャツに赤いベスト、
下はなんとか黒いパンツでしたけど、さすがに劇中でレンさんに
「その服、どこで買ってんだ?」
と聞かれてしまうだけあります。
コメディリリーフなご自分の役割をきっちり果たしていて、
いよっぷさんはさすがです
真一郎役のTAKAさんは大富豪っていう設定上、シルバーのジャケットを着せられていました。
口跡鮮やかな方ではないと知っていましたし、
コントでそんなに気になったこともないのですが、
今回シリアスパートを受け持った為、悪い方に転んだかなと思いました。
TAKAさんご本人は大熱演なんですよ、それに心打たれるくらいの。
キャスティングでなんとかなったんじゃないかな、やっぱり。
でも不器用でうまく愛情表現ができない父親の情に溢れている真一郎でした。
で、MASASHIくんの真二くん。
優しくて人当たりも良くて、でも誰にも言えない秘密を抱えてる…
意外性を狙ったキャスティングのつもりでしょうが、ふたを開けてみればピッタリ

お衣装もデニムのシャツに
可愛い

プリントのTシャツ、
ベージュのパンツ、赤いスニーカー
、もしやあなたも私服ですね?
MASASHIくんもシリアスパートなので、やっぱり演劇スキルの足りなさが気になるよ~

王子の丁寧な台詞回しが一本調子に聞こえてしまったり、
必要以上に得体が知れない冷たい感じになっちゃったり

ただそこが父親と分かり合えない息子にはかえって良い感じに見えたのも事実です。
私は意外に王子の声が好きなんだなって気が付きました

今回、王子の声をずっと聞けたのが収穫の一つです。

パーティ会場となる屋敷を探るレンとカオル。セキュリティが万全なはずの屋敷には一か所セキュリティがかけられていない部分があった。尚も屋敷を探ろうとして来栖刑事に見つかった。予告状を出したのは自分でないと来栖に伝えたレンは犯人を捕まえるのに協力しようと申し出る。いよいよパーティの幕が上がり、「ブルーダイヤモンド」のお披露目となった
セキュリティ解除の場面は楽まで爆笑の嵐でした

赤外線センサーの軌跡を
ブラックライトを当てた蛍光色のゴムを伸ばすことで表現しているのですが、
解除ってのはそのゴムが何本もつながったゴムの輪を
コロスが解除するカオルちゃんの首に通して手を放すという、
いわゆる「ゴムパッチン」のヒドイヤツ

これSHIOちゃんは3回もやるんですよ

本当可哀想で大爆笑しました
このコロスさんたち、日に日にひどくなっていって、
TETSUYAくんは身長を生かしてうんと上に引っ張りあげるし、
IYO-Pくんは低い位置からギリギリに引っ張ってるし、
TAKAさんは引っ張りすぎて袖に引っ込んじゃうし、
なぜか参加してたTETSUくんatレンさんは
MASASHIくんだけあんまり位置も変わらず、優しさを見せてるのかしら?と思えば、
王子がめっちゃゴムを短く持って手元でギリギリ引っ張ってるので、
絶対王子のゴムが一番殺傷能力が高くなってました、ヤバいなアイツ

セキュリティが解除されると意気揚々と引っ込むコロスさん達

王子は華麗なジャンプ付きで

一層オニ度が増していました。
レンさんにセキュリティを解除し損なう場面では
シオシオうな垂れて帰っていくコロスさん達も可愛らしかったです
レンさんが隠し金庫を見つけるシーンがありまして、
パントマイムで金庫の番号を合わせていくTETSUくんのの指先が
一番下手の前の席だった回があり、この場面を目の前で見られたのが嬉しかったな。
その後の真二くんがレンさん&カオルちゃんを見つける「えっ」の場面。
この3人だからできるあの間。お芝居もダンスも間が大事だな~と思いました。
だって「えっ」「えっ」「えっ」って3回続くだけなのにオカシイんですもん。
一回レンさんと真二くんのお顔が超近かったので客席が「近い、近い」と囁いてて面白かったです。
パーティーになってお着替えな3人。
原田さんの豹柄ジャケットはTETSUYAくんにしか着こなせません

そしてご本人が「しば漬けジャケット」と呼んでいる
臙脂のジャケットのTAKAさんも相当面白いことになっていました。
でもでも王子はお一人、きっとご自分のだろうカッコ良い細身のスーツを着ていて、
おしりダンスです

踊ったのはTETSUくん、IYO-Pくん、SHIOちゃんの3人なのですが、
遠慮せず6人で踊っちゃえば良かったのに~

後でPV探して確認しましたが、振りは一緒でした

絶対3人の方が本物より色っぽいから。
TETSUYAくんat原田さんに見とがめられて
「KARAで~す

」「アニョハセヨ~

」と手を振る3人も可愛かったし、
音がなくなっても一人で踊り続け
「KARAのニコルセヨ

」とのたまった
IYO-Pくんの可愛らしさはピカイチ

でした。
この後のレンVS原田の戦いなのですが、
TETSUくんが棒を取り落とすことが何回もあり、客席の方に落ちたりもしたので、
正に最前列は命がけ

TETSUくんに対抗できるキャラクターを考えたときに
TETSUYAくんの大きさが必要だったんだなぁと思いました。
指一本でチョイチョイと原田を挑発するレンさんが相当カッコ良かったです

ここの王子は逃げまどってるし、
最後はレンさんと原田さんの間で「やめて」って頼んでるしで
相当ヒロイン

でした。可愛いーなー、もう
この後の犯人当ての場面はIYO-Pくんの独壇場。
鳴り響く「古畑任三郎」のテーマ。I
YO-Pくんは物真似も入りつつ、存分に笑わせて下さいました。
最後の超長い一人ノリツッコミ。
犯人と刑事を一人でやりながら袖に入っちゃうのですが、
なんと袖でも100%で白目向いてやってたそうです(TETSUくん談)
千秋楽の日はこの後になんとSHIOちゃんの「なぞかけ」が入ってました。
一回目が上手過ぎてみんな笑わないという

IYO-PくんはSHIOちゃんに無茶振りするという体でなぞかけをやらせてましたが、
最初に振られたのはMASASHIくんでした

王子がやったらどんな惨事になるかと舌なめずりしたのですが、
その後すぐSHIOちゃんに振られちゃってて。
(みんな同じ事務所ですよ、むつこさん)
この後のレンさんは真二くんの事情を盗むくだり。
どんなアニメ設定だよ、同人誌かよと目が点になりました。
そんなのどーどーと上演しちゃうのねん
本当はもうちょっと感情を入れて、ぽつぽつ話した方がらしくなるとは思うのですが、
MASASHIくん、すらすらしゃべって、本当に説明台詞になっちゃうんだもんな~
ここTAKAさんTETSUYAくんが出てなかったので、
台詞のとこを過去の回想場面でピンスポ内とかで見せた方が良かったんじゃないかしら?
私はMASASHIくんが好きだから、
王子がたくさん台詞を覚えてしゃべってるってことに
感動してたんですよ、間違ってますけど。

自首するという真二をを押し留め、レンは犯人だと名乗り、ブルーダイヤモンドを真一郎に返す。だがそれは15年も前にレン自身が真崎家から盗み出した本物と入れ替えたニセモノのブルーダイヤモンドだった。まだブルーダイヤモンドに固執する真一郎に怒りをぶつける真二。やっと真一郎は真二に向き合って謝り、真二も母が死んでからダイヤと父を憎んで頑なだった自分を反省し、父に笑顔を見せた。結局レンは何も取らず帰ると見せかけたが、行きがけの駄賃に真崎家の宝飾品を盗っていく。来栖刑事は今日もレンを追いかけるのだった。
レンさんが事の顛末を説明するところと、MASASHIくんが突然声を荒らげるところ、
本当に空気の重さが全く違います。
メリハリあるような構成にしたかったのでしょうが、
違い過ぎで、別のお芝居みたくなっちゃてるし。
なので急に怒り出したように見える王子が本当に怖くて怖くて、
楽まで7回も見たのに全然慣れませんでした。王子、大熱演だったのにな…。
一方、TAKAさんも大熱演。
妻の死はダイヤの呪いでなく、自分のせいだと謝るんですが
こういう風にしかできなかったのかなと疑問でした。
ここは物語の白眉とも言える場面なのに、台詞の言い回しがオカシイの。
普通話し言葉で「疲労困憊」とか使わないでしょ?一瞬「ん?」てなるし、
「母さんに気を使えなかったんだ」ってオカシクないか?
ここは分かりやすく「母さんの疲れに気づいてやれなかったんだ、」
でOKじゃないかと思うんです。
全く素人くさいったらありゃしない。
ここだけじゃなくて気になる言い回しはいっぱいありました。
こういうの指摘できないスタッフが揃ってるんなら、ちょっと問題かなと思います。
ナレーションで強引に締めた後、
ダンスまでのつなぎに「バック・トゥ・ザ三丁目の夕日」予告篇がありました。
レンさんが生まれる前の昭和にタイムスリップってどっかで聞いたぞ
MASASHIくんはレンさんの母、ナオミさんの役でおかっぱ鬘で登場しましたが、
その可愛らしいこと

レンパパatTAKAさんと離婚後、
TETSUYAくん演じる過去の恋人と寄りを戻したり、
レンを過去まで追ってきた来栖刑事と恋に落ちたりでなかなかのモテコさんでした

特にTETSUYAくんが王子を片手でリフトして、
お姫様抱っこするとこなんて本当に軽々と持ち上げて抱っこしたので、
見てるこっちがぽーっ

となりました。TETSUYAくんと王子の身長差は調度良くて(何が?

)萌えるな…
てなことで、大満足ではないのが本当に残念でした。
これがファンだけが来るイベントで1回だけやる演目だったら、
細かいところは目をつぶって楽しんだと思います。
演劇としては本当に破綻するかしないかの瀬戸際なくらいだと感じました。
確かに6人ほぼ平等に見せ場を作るって難しいです。
プレゾンだって3人平等にするのは難しくて破綻してる年もありました。
当て書きならせめてMASKくらいのクオリティの脚本が欲しい。
6人しか出ないならもっと小さい話、
怪盗レンを使いたいなら、落語の「猫の皿」のような騙そうとしてレンが騙されるみたいな話だったら
無理なく、オチもついたと思います。
この後は本当に心から100%楽しくて、後10回観れると思ったダンスパートのレポをしたいと思います。