台湾に対して「恩を仇で返した」民主党と外務省。 | 武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba

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国家主権、国家の尊厳と誇りを取り戻す挑戦!品格と優しさ、初志貫徹の気概を持って(滋賀四区衆議院議員武藤貴也のブログ)

 去る3月11日、大震災の一周年追悼式典が開催されました。ご存知の方は、まだ記憶に新しいと思います。世界各国から沢山の来賓が訪れ「献花」をしてくれたわけですが、報道によれば、その際台湾代表として出席した台北駐日経済文化代表処の羅坤燦副代表を、外務省は非礼にも外国政府代表として遇さず、来賓席にも案内せず、企業関係者らと共に一般席に座らせたようです。各国代表は、国名が読み上げられてから献花する「指名献花」を行いましたが、台湾はそこからもはずされ、一般参加者と同じ形での献花を行なったとのこと。

 このような待遇をしたことについて、日本が台湾を「国家承認」(「国」として正式に認めること)していないためだと説明がなされたそうですが、同じく国家承認していないパレスチナ代表団は国家代表として扱われたようです。まさに失礼極まりないダブルスタンダード。中国に対する配慮も、ここまで来ると民主党と外務省担当者の人間性が疑われますね。

 台湾の人々は震災当時、200億円を超える支援を日本にしてくれました。報道によれば、これはどの国の支援もはるかに超える額です。それに対しまさに民主党の対応は「恩を仇で返す」行為だと断じざるを得ません。

 民主党の藤村官房長官はこの件につき質問を受け「外務省と内閣府で式典のやり方を十分に調整した」「外交団の仕分け基準は外務省にきちんとしたものが伝統的にある」と答えました。つまり台湾の接遇に問題はなかったと主張したのです。

 外務省の「伝統的な基準」が絶対であるかのごとく自信ありげに応える藤村官房長官はまさに外交を行う資格がありません。行政が全て判断するなら政治はいりません。政治主導をあれだけ強く掲げる民主党ならばなおさらそうではないでしょうか。

 台湾は「自由、民主主義、法の支配」など、日本と価値観を共有する立派な隣国です。地政学的にも日本にとって重要な国だと言えます。今後も民主党政権が続き、更に国際的な信用を落とすことあってはありません。早く政権を倒さなければならないと改めて実感した出来事です。


以下は今日の活動写真を載せます。

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今日は沖島の漁業組合の通常総会に出席のため、久しぶりに船で沖島に行ってきました。
地元の高木県会議員、西居勉市会議員、深井幸則市会議員も一緒でした。

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沖島の漁師さんたち50人くらいいたでしょうか。沖島の漁業は、琵琶湖生態系問題、外来種問題、カワウ問題、高齢化・後継者不足問題など様々な問題があります。しかし地元の漁師さんは、外来種を使用したペットフードの開発や「よそ者コロッケ」の開発など、新しい試みを沢山なさっています。試行錯誤する姿を見て、政治・行政がもっと積極的にサポート出来ればと思いました。

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淡水湖で人の住んでいる島は世界でも珍しいとのこと。

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夜は竜王町近江牛の老舗岡喜本店で私と同じ世代を含めた懇親会に出席。社長、常務、専務の岡山三兄弟を始め、牧場と梨園の方達とても良い方達ばかりで本当に楽しいひと時を過ごさせて頂きました。料理ももちろん最高に美味しかったです。

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ご挨拶したあと、近江牛の輸出や政治の話、選挙などについて2時間ほどお話しました。伝統のあるおしゃれなお店で美味しい料理。おまけに人柄の良い社長たち。ありがとうございました。皆さんも是非岡喜本店に行かれてみて下さい。