まことに、このしょ拝見はいけんいたしますと

くらきにともしびうみふねおそろしきところにはまもりとなる」

という言葉に「ああ本尊ほんぞんさま有難ありがたい」「何があってもだいじょうだ」という確信かくしんが湧いてくるでしょう。
 いよいよ広宣こうせん流布るふの前夜ですから、これからほんこくちゅうまってくるんですね。
 まず、かいどうきょうというのが起きてきました。
 ばんじゃくだったあのトヨタまでぐらつくんですからね、ほんこくちゅうだいぎょう青息あおいきいきでもって、まさにすいちょくのような下方のぎょう績低せきていでしょう。
 いわんや中小ちゅうしょうぎょうにおいておや。いかにいわんや零細れいさいぎょうにおいておや。誰もまもってくれない。
 やがて、倒産とうさんというのはこれからますます激しくなる。そして、しつぎょうしゃがあふれてまいります。
 この間もテレビでやっておりましたが、東北とうほくの県でもって、高校生こうこうせいが「親の収入しゅうにゅうが減ったんで月謝げっしゃおさめることができない」といって途中で退学たいがくする者が多いという。まことに痛ましいことですね。
 ことに、じょ高校生こうこうせいなどはちゅう退学たいがくすると、働こうと言ったって働く場所がないでしょう。でみんな風俗ふうぞくはいる。
 これは、人生がどういうことになるかまことに痛ましいことでありまするが、いたる所でこういうようなくらかべにぶつかってくる。
 私は「顕正会の中でも、皆同じようにこのだいきょうの中にありながらいろいろとしゅいただいている。おかげさまで」ということを聞くたびに『ああ有難ありがたい。本尊ほんぞんさましゅだ』ということおもうんです。
 まことに、これからますますほんこくちゅうかたむいてくるとさつが増えてきますね。
 それでなくとも日本にっぽんというのはさつが多すぎてじょうでしょう。
 まだこのだいきょうが始まらない(このだいきょうは去年の9月15日のリーマンショックから始まってるんですから、去年きょねんはまだそれほど統計とうけいに表れてない)去年きょねん年間ねんかんでもって、平成20年(2008年)、これが「3万2千なんぼ」というさつしゃでしょう。
 そして過去かこ11年間連続れんぞく万人まんにん超」というんです。
 これは大変たいへんことでしてね、過去かこ11年間を合計しただけでもって40万人まんにん近くになる。
 これはどういうことか社会の人達は注目してませんが、これがどれほどじゅうだいかということか。
 見てごらんなさい。この間、どこかの老人ろうじんホームでもって10人がんだというんでしょう。
 これを毎日まいにち毎日まいにち連続れんぞくで「大変たいへんだ」「大変たいへんだ」とう。
 あるいは、これはげきでありまするが、きたちょうせん拉致らちしたのはわずかじゅう数人すうにんですよ。
 このことほんこくちゅうおおさわぎするけれども、毎年まいねん万人まんにん以上が音もなく死んでいる。みずかいのちってる。これほどのだい件がほんの国でずーっと起きてるんですね。
 そのさつ原因げんいんというのはいろいろあるんでしょう。「びょうくるしみにえかねる」「金がなくてまっちゃってる」あるいは「てい不和ふわでもってどうしようもない」あるいは「失恋しつれんをした」とういろんなことでもって「生きてるよりは死んだ方が楽だ」(これは錯覚さっかくですね)とみずかいのちつわけでありまするが、解決かいけつするわけではない。ぼんの悲しさゆえさん生命せいめいらない。

 命をったとたんにもっと苦しい死後しごだいが待ってるんです。
 ですから、さつのう解決かいけつには少しもやくたない。

 で今せいはこの3万数千人という毎年のさつを重く見て「何とかしよう」としているがお金では解決かいけつがつかない。カウンセラーがいくら相談そうだんにあずかってもその人を立ち直らせることはできない。
 これは、本人自身の命の中に力がいてこなければいけない。
 これが、本尊ほんぞんさましんじ、南無なむみょう法蓮ほうれんきょうと唱えたてまつれば生きる力(生命せいめいりょく)がいてくる。そして、諸天しょてんが守ってくれるから自然と道がひらけてくる。これがいにはないんですね。
 「生きることが苦しい」とどうにもめられて自ら命をつ。
 この捨てる命を「仏法ぶっぽうのためにお役に立ちたい」この気持きもちにたなければいけない。
 「今日からは、だいしょうにんさまつえはしらたのんで、本尊ほんぞんしんじて南無なむみょう法蓮ほうれんきょうと唱え切ろう」とそのはらが固く決まった時、不思議ふしぎことに力がいてくるんです。諸天しょてんしゅしてくれる。
 これ以外に根本こんぽん解決法かいけつほう絶対ぜったいにないんですね。
 そこに、だいしょうにんさま

じんまりも、こっまりも、解決法かいけつほうはこの仏法ぶっぽう以外にはない」

おおせになられた。
 そして、母のせきの口にちちれんと励むそのお慈悲じひでもって「南無なむみょう法蓮ほうれんきょうと唱えよ」とこの大難だいなんの中におすすくだされた。
 今いよいよ私達は広宣こうせん流布るふの前に生まれ合わせたんですよ。
 どうか、この絶対ぜったいの力がまします本尊ほんぞん「幸せになるお薬を飲みなさい」「即身そくしんじょうぶつ大良薬だいろうやくを飲みなさい」これを一つこう前夜のまっていく末法のたいしゅうに力強くすすめていこうではありませんか。


平成21年 3月29日 浅井先生指導