そして、第七は神国にっぽんを作らんとする画策かくさくであります。
 これまでげた6つの悪政あくせいはいずれも世法上のとがでありまするが、これは仏法ぶっぽう上のとがであるからもっとも重大で亡国をもたらすものであります。にっぽんを神国にしようとしたんです。
 安倍あべ政権せいけんは極右団体のにっぽんかい及び神社本庁と一体となって憲法を改正してこっ神道しんとうを復活させ、にっぽんを神の国にしようとの画策かくさくをしたのであります。
 このため、安倍あべ晋三しんぞうみずかにっぽんかいこっかいいん懇談会こんだんかいの特別顧問となり、また、神道しんとうせい連盟れんめいこっかいいん懇談会こんだんかいの会長に就任しゅうにんした。
 さらに、当時の内閣の閣僚のほとんどをにっぽんかいこっかいいん懇談会こんだんかいあるいは神道しんとうせい連盟れんめいこっかいいん懇談会こんだんかいにゅうさせました。
 その上で、安倍あべ晋三しんぞうみずから全国を回って繰り返してこうったんですね。
 「戦後レジウムから脱却だっきゃくしよう」あるいは「美しいにっぽんを取り戻そう」などとって全国を回りました。
 一体何を取り戻そうとしているのかといえば、明治憲法を復元させ、こっ神道しんとうを復活させ、戦前のにっぽんを取り戻そうということなのですね。
 これを具体的にえば「天照大神てんしょうだいじんまつ伊勢いせ神宮じんぐうにっぽんもととせよ」ということなのであります。
 だから、平成28年にG7かいにっぽんで行われた時、安倍あべ晋三しんぞうは開催地を東京に決めるべきものをわざわざ伊勢いせ志摩しまうつして、かいに先立ってG7の全首脳ぜんしゅのう伊勢いせ神宮じんぐうまねれて「垣内がきうち参拝さんぱい」などという特別とくべつ参拝さんぱいまでさせたんです。
 これは、にっぽんこっ神道しんとうこくさい的にも認めさせようとしてこと巧みにG7首脳しゅのうさそれたものであります。
 いいですか、仏法ぶっぽうまなこけて見れば、皇室こうしつの祖先である天照大神てんしょうだいじんも、また、第十六代応神おうじん天皇てんのうすなわち八幡はちまんだいさつも共に仏法ぶっぽうを守護する神々に過ぎないのであります。
 ゆえにだい聖人しょうにんさまは『うぶ相承そうじょう』にこうおおせられている。

 「おんしゅ南無なむみょうほうれんきょうしゅしん天照大神てんしょうだいじん

 このにっぽん三大さんだいほうをもって全人類をお救いくださる久遠元初の本仏ほんぶつ日蓮にちれんだい聖人しょうにんが御出現あそばす国である。
 よって、天照大神てんしょうだいじん八幡はちまんだいさつ等の神々は前もってほんこくこくしゅとして出現し、やがて御出現あそばす日蓮にちれんだい聖人しょうにんを守護したてまつるという使命を果たすのであります。
 まさしく、仏は主君・神は所従であります。仏様ほとけさまが主君であり、神は家来なんです。
 だい聖人しょうにんさまは流罪・死罪の大難をも耐え忍ばれて三大さんだいほうを授与し、全人類を仏になさしめてくださる。
 このだいだい本仏ほんぶつを守護したてまつるのがにっぽんにおける天照大神てんしょうだいじん八幡はちまんだいさつ等の神々なのであります。
 これを取りちがえて、神を主として本仏ほんぶつ日蓮にちれんだい聖人しょうにんを無視し軽賎きょうせんするならば国は必ず亡ぶ。
 安倍あべ晋三しんぞう仏法ぶっぽうを馬鹿にしておったんですね。日蓮にちれんだい聖人しょうにんさまを軽んじておった。だから、神を主としたのであります。
令和3年 9月25日 9月度 総幹部会 浅井先生指導