情けは人の為ならず
人に親切にすれば、巡り巡って、自分に恩恵が返ってくるということです。

●今、行われている政治
今、日本などの国では、どんな政治が行われているでしょうか?
・税金を上げる。
・社会保障を減らす。
・多くの人の命が失われるかもしれない原発を作る。
・多くの人の命を奪う武器を作る。
権力者は、自分達が得をしたり、権力を維持するためには、他人が苦しんでも良いと考えているのでしょう。
これは非常に筋が悪いです。
お金や時間や気持ちに余裕がない人が多くなれば、事故や事件が多くなります。
自分がそれに巻き込まれる確率も高くなってしまいます。
地球温暖化、原発、核兵器などにより、人類が滅んでしまう恐れも高いです。

さらに、権力者は、このような悪政をごまかすために、「敵」を作ります。
生活保護利用者だったり、外国人だったり、パチンコ店など(コロナ感染拡大の原因として)だったり。
しかし、一般人同士で敵対しても仕方がないですし、権力者が喜ぶだけです。
権力者が支持率を上げ、政権を維持するために、「敵」を虐げ、最悪、戦争を起こしてしまいます。

●「情けは人の為ならず」という考えの政治家を選ぶべき

このまま、他人を苦しめてまで自分が得をしようとする考え方をしていたら、人類滅亡に進んでいきます。
私達人類全員が、他人に親切にすることで自分が得をしようとする考え方に変わっていかないといけないと思います。
情けは人の為ならずです。
このような考えの政党、政治家を選ぶ必要があります。
それは、共産党、社民党、立憲民主党、れいわ新選組だと思います。

私が政治に興味を持ち始めた時(2019年くらい)は、立憲民主党をあまり高く評価していませんでした。
しかし、だんだん評価が高くなりました(党首が変わるまで)。
その理由はいろいろありますが、1番は前党首の枝野さんの考え方に共感したからです。


この動画の54分14秒くらいから、枝野さんが話していること
「日本には情けは人の為ならずということわざがあります
 人に親切にすると巡りめぐって
 自分にも恩恵があるのだから親切にしよう
 その実感を持てる社会が私の目指す社会です
 社会は分かちあいと支えあう中で成り立っています
 誰も一人では生きていけないし
 一生を通じて自己責任だけで生きていける人など誰もいません
 自己責任を強調する社会では
 いざ自分が困った時に支えを受けられず
 痛い目にあうことを
 私はCOVID-19によっていやというほど突き付けられました
 私は新しい政権のもとで
 お互いさまに支え合う仕組みを強化し
 それによって誰もが安心できる社会を再構築して
 情けは人の為ならずということわざの正しい意味を実感できる
 そんな社会を実現してまいります」

例えば共産党は、
暮らしSOS|困ったときは共産党に相談しよう
このような活動をしていて、実際に困った人を助けています。
日本共産党
国会での質疑や街頭演説でも、困った人を救おうとするものが多いです。
共産党も、「情けは人の為ならず」という考え方をしているのだと思います。

もちろん、
「枝野さんは信用できない」
「共産党は信用できない」
という方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は、別の「情けは人の為ならず」を実現しようとしている政治家を応援すれば良いと思います。

●平等と公平について

左が平等、右が公平です。
前述しました通り、お金や時間や気持ちに余裕がない人が多くなれば、事故や事件が多くなり、それに巻き込まれる確率も高くなります。
だから、世の中は平等より公平の方が良いです。
「自分が損をしている」と考えるのではなく、問題が解決できることを喜んだ方が良いと思います。
例えば、高校授業料無償化について、
「高校生だけずるい」と考えるのではなく、
「誰でも学費の心配せずに高校へ行けるようになって、よかった、よかった。」と考えた方が良いと思います。
例えば、電車の女性専用車両について、
「女性だけずるい」と考えるのではなく、
「女性の痴漢被害が減って、よかった、よかった。」と考えた方が良いと思います。
例えば、ヘイトスピーチ解消法について、
「外国人だけずるい」と考えるのではなく、
「外国人へのヘイトがなくなって、よかった、よかった。」と考えた方が良いと思います。

●外国人参政権について
外国人参政権の導入に反対されている方が多いようですが、私は賛成です。
例えば、原発が爆発するなどして、日本に住めなくなり、外国へ行かざる負えなかったら、どうなるかを考えてみましょう。
言語や文化が違って不安が多い中、お金も少なく、税金は払わなければいけない。
そんな自分を助けてくれるような政治家に投票したい。
こんなことを思うと思います。
日本に住んでいる外国人も同じだと思います。

繰り返しますが、お金や時間や気持ちに余裕がない人が多くなれば、事故や事件が多くなり、それに巻き込まれる確率も高くなります。
外国人が住みやすいようにした方が、日本人にとっても良いと思います。

日本で冷たくされた外国人は、日本を憎む気持ちが大きくなります。
そういう外国人が多くなると、その国で「日本は敵だ!」という政治家が選挙で勝ちやすくなり、その国から日本が攻撃される恐れも高くなります。
逆に、日本で親切にされた外国人は、日本を愛する気持ちが大きくなります。
そういう外国人が多くなると、「日本と仲良くしましょう。」という政治家が選挙で勝ちやすくなり、日本で災害等があった時に、助けてくれるかもしれません。

外国人参政権を導入した方が、結果的に事故や事件は少なくなり、日本人も安全になると思います。
「帰化すればいいじゃないか」と思うかもしれませんが、いったん帰化をすると再び母国の国籍を取得するのが難しくなります。

「外国人参政権なんか導入したら、日本人のための政治をしない政治家が当選してしまう。」
「外国人参政権の導入に賛成している共産党は、日本人のための政治家ではない。」
「慰安婦像を設置しようとしている宇都宮健児さん(2020年の東京都知事選に立候補)は、日本人のための政治家ではない。」
こんなことを思っていらっしゃるかもしれません。
では、お聞きします。
今、日本人のための政治が行われていますか?
消費税などの税金はどんどん上がっていきます。
病床削減や医療費負担増など、社会保障はどんどん減らされていきます。
多くの人の命が失われてしまう原発が設置されています。
コロナ対策はやる気なしで、日本の感染者数は世界で1番多くなりました。
なんでこんなことになっているのでしょうか?


こちらは、先程の「平等と公平」の画像に、「現実」を追加したものです。
金持ちの人はより金持ちに、貧乏な人はより貧乏になっていきます。
こういう政治をする政治家達を選んできたからでしょう?
「公平」を目指している政治家はいます。
でも、そういう政治家を「日本人のための政治家じゃない」と言って、選挙で落としているのでしょう?

共産党や宇都宮さんの政策をご覧ください。
2022参院選選挙政策
宇都宮けんじの政策
コロナ対策、社会保障、インフラなど、かなり充実した政策を掲げています。
どう見ても、日本人のための政治家ですよね。
「外国人のための政治である」と「日本人のための政治ではない」をイコールで考えるのがおかしいと思います。
むしろ、外国人のための政策を掲げている政治家の方が、日本人のための政策を掲げています。

私は、「外国人のため」とか「日本人のため」とか考えること自体、不毛だと思っております。
重要なのは、「一般人のため」の政治を行うかどうかです。
公平を目指して一般人のための政治を行おうとしている政治家を「日本人のための政治家ではない」と考えて、落としてきました。
その結果、一般人を犠牲にしてでも、自分達が得をしようとしている人達が選挙で勝ってきました。
「外国人のため」とか「日本人のため」とか考えるのは、そんな政治家を喜ばせるだけです。

「外国人のため」とか「日本人のため」とか考えずに、「一般人のため」の政治を行うかを考えた方が良いと思います。
情けは人の為ならずです。








面倒くさい過程を省略して、平和や幸福を実現させることはできません。
お願いがあります。
面倒でも、政治の話をたくさんしていただけないでしょうか?
面倒でも、立憲主義、民主主義、平和主義を大切にしていただけないでしょうか?

立憲民主党、共産党、社民党などの政党にマイナスイメージを持っている方がいらっしゃると思います。
これらの政党は、立憲主義、民主主義、平和主義をとても重視しています。
そのためには、かなり面倒な手順が必要になります。
その手順を煩わしく感じていらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、面倒でも、きちんとした手順を踏まないと、皆が平和に幸福に生きることができません。
面倒な手順を省略しようとすると、無意識的に、冷笑主義、差別主義、軍国主義になっていきます。
これでは、平和や幸福から遠ざかってしまいます。

●立憲主義について
立憲主義とは憲法に基づいた政治をすることです。
憲法とは権力を縛るものです。
人は権力を持つと暴走してしまうものです。
だから、憲法により、権力を縛る必要があります。
日本国憲法は、最大限、人権や命を大切にしているものです。
面倒でも立憲主義を重視することにより、人権や命が守られます。

今、2重の意味で立憲主義が壊れつつあります。
・だんだん憲法違反が多くなってきています。
・改憲により、憲法を憲法とは呼べないものに変えようとしています。


権力者が憲法を守るのが面倒だから、憲法違反をする。
権力者が憲法を守るのが面倒だから、憲法を破壊してしまう。
このようになってきています。

●民主主義について
民主主義とは、国民の国民による国民のための政治。
完璧な人はいません。
人は間違いを犯すものです。
間違いを犯さないように、面倒でも、きちんと議論をする必要があります。
選挙に勝った政党が、好き勝手やるというのは、ただの独裁です。

多数派が正しいとは限りません。
少数派も正しいとは限りません。
しかし、強い方、多数派の意見が反映されやすく、弱い方、少数派の意見がかき消されやすいです。
また、人は多数派になり権力を持つと、間違いを犯しやすくなります。
だから、意識的に少数派の意見を尊重する必要があります。

今、権力者が反対意見を聞くのが面倒だから、反対意見を排除しようとしています。
反対や批判に対して、ネガティブなイメージを植え付けたり。
反対や批判をする勢力、野党の印象を悪くする世論誘導をしたり(dappi問題)。
面倒でも、きちんと反対意見を聞いて議論する必要があります。
「批判ばかりだから野党はダメだ。」というのは、反民主主義であり、冷笑主義です。
(実際は、野党は批判ばかりでなく、たくさん提案もしています。)

イギリスでは、野党にだけ助成金を出す制度があるようです。
民主主義が機能するためには、権力を持つ与党に対抗するために、野党を尊重する必要があります。
極端な話、選挙は何も考えずに野党に投票するくらいでも良いです。
ただし、野党のふりをした与党の補完勢力「ゆ党」にご注意ください。
ゆ党と野党の見分け方ですが、野党をバカにしている勢力は、ゆ党です。
例えば、
「私達は批判ばかりの他の野党と違って提案しています。」
「既存政党には期待できないので、新しい政党を立ち上げました。」
このようなことを言っている政党は、ゆ党です。

選挙は、白紙委任状を与える人を決めるためにあるのではありません。
白紙委任状をなくすためにあります。
真の対立軸は「政党 対 政党」ではなく、「一般人 対 権力者」です。

●平和主義について
各国には、いろいろな事情があります。
面倒でも、国同士でたくさん話し合うことにより、平和を維持することができます。
例えば、ASEANでは、年に1000回以上の会合を開くことにより、あらゆる問題事を平和的に解決しています。

他国と対話するのが面倒だからと、軍事力を強化しようとすると、平和から遠ざかります。
日本が軍事力を強化すると、他国の人達はどう思うのか、考えてみましょう。
真の対立軸は「国 対 国」ではなく、「一般人 対 権力者」です。

●冷笑主義について

画像は、ぼうごなすこさんの漫画です。


マルティン・ニーメラーの詩を紹介します。
「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから
 社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義者ではなかったから
 彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから
 そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」

問題を見て見ぬふりをしていると、自分が困った時に誰も助けてくれない世の中になります。
だから、問題に対しては声を上げた方が良いのです。
しかし、声を上げるには勇気が必要ですし、とても面倒です。
その面倒くささから逃げて、逆に声を上げている人達を見下す側になるのが、冷笑主義です。
例えば、戦争反対の声を上げている人達を「そんなの意味ないだろ」などとバカにしたり。

「野党は桜ばかりやっているからダメだ。」というのもそうです。
例えば、自民党と野党のコロナ対策を比較すると、野党の方が明らかに良いです。
PCR検査拡充など、比較的成功している国と同じような政策を提案をしています。
野党が提案して自民党が実行したものもあります。

桜を見る会の問題をきちんと追求するような政党の方が良い政治をできるということです。

<社説>「桜」夕食会酒無償提供 安倍氏は国民に説明せよ
「不起訴だから悪くない。」というのは冷笑主義の極みです。
なぜ公職選挙法があるのかを考えてみましょう。
「参加者に寄付を受けた認識がなかった」
これが不起訴になるなら、公職選挙法は意味がありません。
選挙は、権力を持っている人達が圧倒的に有利になります。

将棋大会で特定の人にだけ2手指し(反則)が許されているようなものです。
そんな将棋大会があったらダメでしょう?
だから、どんなに時間と手間を掛けても、桜を見る会の問題は解決しないといけないのです。

●差別主義について
自分が1度マイナスイメージを持った人に向き合うのが面倒だから、その人は迫害されても良いということにする。
こうして差別が生まれていくと思います。
完璧な人はいないので、いろいろな人と議論をすることで補完する必要があります。
面倒だからと特定の人達を差別すると、補完できる部分が少なくなり、間違いを犯しやすくなります。

例を挙げます。


東日本大震災の前に、共産党の吉井さんが、原発の危険性を指摘しています。
当時、総理大臣だった安倍さんは「全電源喪失はありえない。」と吉井さんの指摘を無視しました。
その結果、福島第一原発で最悪の事故が起こってしまいました。
「共産党の意見を聞くのが面倒だから」と無視した結果です。
共産党の意見をきちんと聞いていれば、福島第一原発事故を防ぐことができました。

また、誰かが迫害されても良いという世の中では、自分が迫害される恐れもあります。
迫害されてもいいですか?
嫌でしたら、差別はやめるべきです。
「韓国が嫌いだった」京都・ウトロ放火、22歳の男はなぜ事件を起こしたか ヘイトクライムは防げるか(前編)
放火事件を起こす人も現れるくらい、差別は恐ろしいものです。
差別主義は戦争にも繋がります。

●軍国主義について
ヒトラーの側近のヘルマン・ゲーリングが話していたことです。

今、日本で「他国から攻められるかもしれない」と軍事力を強化しようとしています。
日本が攻められたら、原発にミサイルを撃たれるだけで終わりです。
防ぐことはできません。
また、食料自給率が低い日本では、輸入を断たれるだけで、滅んでしまいます。
軍事力など、いくら強化しても無意味です。
むしろ、他国を刺激してしまうというマイナス効果の方が大きいです。
日本を守るためには、消去法で、9条を生かした平和外交しかありません。
面倒でも、他国ときちんと話し合いましょう。

●面倒なことは、平和や幸福のための必要経費

今、日本や地球は深刻な問題がたくさんあります。
・大きな地震が起きたら、いや、起きなくても、原発が爆発してしまうかもしれません。
・手遅れのレベルで地球温暖化が進んでいます。
・食料危機になりそうです。
・戦争に巻き込まれたり、戦争を始めてしまうかもしれません。
このような問題を解決できる確率を上げるために、面倒でも政治に関心を持っていただけないでしょうか?
冷笑主義、差別主義、軍国主義に走らず、面倒でも立憲主義、民主主義、平和主義を大切にしていただけないでしょうか?
面倒なことは、平和や幸福のための必要経費です。

他の記事も読んでいただけると幸いです。
政治に関心を持ちましょう。
立憲主義に基づいた投票行動をしましょう。
民主主義とは少数派の尊重です。
力で問題を解決しようとするのは悪手
善は地味なもの
ヘソリン状態になっていませんか?
いじめと差別の国
民主主義

長いですし、棒読みですし、クオリティが低いですが、こちらの動画もよろしくお願いいたします。
将棋を指しながら政治と戦争の話をします






民主主義とは少数派の尊重です。
早い話、「弱い方を応援しましょう」ってことです。
私達国民は弱者です。
弱者(少数派)を応援することで、国民の国民による国民のための政治、民主主義になります。
強者(多数派)を応援すると、権力者の権力者による権力者のための政治、独裁主義になってしまいます。
弱者を応援しようとする気持ちでないと、国民のための政治にならないのです。
強者を応援すると、どんどん権力者が強くなってしまいます。
今、日本では取り返しのつかないくらい権力者が強くなってしまっています。

●選挙に行かないと危険です。
今の日本はひどいです。
政治に無関心でいると、本当に命に関わります。
冗談ではなく、選挙に行って野党に投票しないと危険です。
・大企業優先の政策ばかりで格差拡大、自己責任社会へ。大病や事故などで困った時に、誰も助けてくれない世の中になっていきます。
・老朽化した原発を平気で稼働させています。いつ、事故があり、日本……いや、地球に人が住めなくなるか、わかりません。
・消費税財源による病床削減、GoToキャンペーンなど、コロナ感染拡大する政策ばかり。コロナに罹るかもしれないし、仕事がなくなるかもしれません。
・今まで平和だったのに、攻撃能力を所持しようとしています。他国と戦争になる危険性が増します。
・改憲勢力が増え、憲法改悪される恐れが高くなっています。私達は人権を失い、奴隷になります。

●権力者は本当に強いです。
権力者は本当に強いです。
ドラえもんのように、何でもできてしまいます。
日本の与党である自民党と、大阪の与党である維新の会。
この2つの政党は悪政ばかりで不祥事もやたらと多いです。
それでも、この2つの政党の支持率が異常なほど高く、選挙でも勝ってしまいます。
それは、権力というものが、世論も操作できてしまい、票も増やすことができてしまうからです。
自民党と維新の会の多くの選挙違反からわかるように、公平な選挙など行われていないのです。

●憲法97条

歴史は権力者との闘いです。
過去に何度も権力者が暴走し、国民を不幸にしてきました。
多くの犠牲のもとで、私達はようやく人権を手にすることができたのです。
その人権がなくなる危機が迫っています。
憲法改悪されると、この憲法97条が消されてしまいます。

●野党の無力化
民主主義とは少数派の尊重、つまり野党の尊重です。
選挙で負けた政党を応援するのが民主主義です。
ところが、いじめと差別の国、日本では、選挙で負けた政党、支持率の低い政党をみんなでバカにする傾向があります。


1980年代の軍事独裁政権中の韓国の状況を記録した資料に、次のようなことが書いてあります。
「野党は無力化され情報機関が国民の動向を監視し、経済成長を低賃金で支える工場労働者の権利要求は徹底的に抑えつけられた。マスコミは政府のしもべとなった。TVや新聞は政権が与える「報道指針」に沿った報道を行い、政府に批判的な記者やテレビマンの多くはクビになった。」
今、日本で同じことが起きています。
みんなで野党をバカにし続けた結果です。

●今の野党は超有能
「野党の尊重」と言っても、野党ならおかしなことをしても良いというわけではありません。
民主党政権の時の野党、自民党は、東日本大震災の国難で審議拒否ばかり。
「私は絶対に忘れない」ー【東日本大震災の「国難」で、野党自民党は民主党の復興政策案の全てに反対し
当時の野党と違って、今の野党は超有能です。
立憲民主党 提出法案・政府への要請等
対案がないどころか、対案祭りです。
野党が政権を担当していたら、とっくにコロナを抑えこめていたでしょう。
与党は権力で世論を操作できてしまいます。
よく調べもしないで世論に便乗して野党を叩く、これが民主主義を破壊する行為なのです。

●ゆ党に注意
ゆ党に注意してください。
維新の会、国民民主党です。
この2つの政党はデマを流して野党叩きばかりしています。

いじめと差別の国、日本では、こういうやり方をすると人気が出てくるようです。
しかし、このような政党が伸びることは、根本問題の解決から大きく遠ざかってしまいます。
この2つの政党以外にも、ゆ党はあります。
ここでは詳細は省略しますが、共産党、社民党、立憲民主党、れいわ新選組の4党以外の政党は、与党と同じようなものだと思ってほぼ間違いないです。

●野党に投票しましょう。
民主主義とは少数派の尊重、野党の尊重です。
強大な権力に対抗するために、野党に力を与えましょう。
必ず選挙に行き、共産党、社民党、立憲民主党、れいわ新選組のどれかに投票しましょう。




力で問題を解決しようとしないで下さい。
「世の中が腐っている」と思っていても、デスノートを使って世の中を変えようとしてはいけません。
力で問題を解決しようとすると、力に支配されますよ。

●天皇の発言について
天皇が五輪開催による感染拡大を懸念したということがありました。
一部のオリンピック反対派がこれに喜んだりしましたが、それはまずいことです。
天皇が反対したから反対するというのは、天皇の権力が強いことになります。
天皇が「私に逆らった者は死刑にする。」と言ったら、それに従わなければいけないのですか?
同様に「〇〇さんが総理になれば全て解決する。」などとは思わない方が良いです。
権力者の力で問題を解決しようとすると権力者に支配されます。

●新たな法律が必要か?
「自民党の悪政を止めるために、スパイ防止法が必要だ。」という意見があります。
では、スパイ防止法があれば、自民党の悪政を止められるのでしょうか?
いいえ、どんな法律を成立させようとも時の首相の所属する党のやりたい放題です。
逆に、自民党に逆らう人が「スパイ」にされ、捕まってしまいます。
法律の力で問題を解決しようとすると権力者に支配されます。

●改憲は必要か?
「憲法に欠陥があるので、憲法を変えたい。」と改憲派が主張しています。
では、改憲すれば、憲法の欠陥をなくせるのでしょうか?
改憲すれば、権力者は憲法を守ってくれるのでしょうか?
いいえ、現行憲法を守らない政治家は、どんな憲法でも守りません。
世の中が良くなることを期待して、なんとなく改憲に賛成するのは危険です。
権力者にとって都合が良い憲法に変えられてしまいます。
憲法の力で問題を解決しようとすると権力者に支配されます。

●攻撃能力を持つべきか?
「他国が攻めてくるので、攻撃能力を持つ必要がある。」という意見があります。
では攻撃能力を持つと、安全になるのでしょうか?
いいえ、余計、危険になるだけです。
攻撃能力を持ってしまうと、外交は軍事力勝負になってしまいます。
軍事力の大きい国ほど有利になります。
仮に世界で1番軍事力を持つことができたとしても、大震災で大規模停電になったら終わりです。
食料自給率が低い国では、兵糧攻めにされても、簡単に終わります。
軍事力の力で問題を解決しようとすると軍事力に支配されます。

●不祥事が多くても良いのか?
「有能な政党ならば不祥事が多くても良い。」という意見があります。
「力こそ正義」という考え方ですね。
これがなぜ良くないのか、聖闘士星矢12巻で、瞬が答えを言っています。


私利私欲に満ちた政党が、なぜ国民のための政治を行ってくれると思うのでしょうか?
不祥事が多い政党が政治を行えば、間違いなく弱肉強食、格差拡大の世の中になります。
……というか、今、なっています、不祥事が多い政党が与党の日本と大阪で。
勘違いしてはいけません。
政治が悪いのは、自民党が無能だからではありません。
自民党の権力が強すぎるからなのです。
批判すべきは「弱」ではなく「悪」です。
応援すべきは「強」ではなく「善」です。

いじめと差別の国、日本では、みんなで一生懸命「弱」を叩いています。

●では、どうすれば良いのか?
力に頼ってはいけない。
では、どうすれば良いのでしょうか?
正解は、「おかしな政治家を選挙で落とす。」です。
憲法違反をしている政党を選挙で落とす。
不祥事ばかりの政党を選挙で落とす。
これしかありませんし、これで良いのです。
選挙というものは、力に支配されないためにできたのでしょう。
しかし、投票率が低いと力に支配されてしまいます。
ですので、皆さん、政治に関心を持ってください。
政治に関心を持つ人を1人でも多く増やしてください。
正義の味方が現れて、悪い権力者を倒してくれるわけではありません。
権力の暴走を止められるのは国民だけなのです。


●国民の力で解決
力で問題を解決しようとしないで下さい。
強いて言えば、「国民の力」で問題を解決することを目指しましょう。
派手な大風呂敷を広げる政治家の方に魅力を感じてしまうかもしれません。
しかし、善は地味なものなのです。
わかりづらい、目立たない、地味なものにこそ良さがあります。
見逃さないようにしましょう。

もちろん、私の意見が正しいと限りません。
それに、必ずしも地味なものが善、派手なものが悪とは限りません。
派手な大風呂敷に騙されないように注意する必要がある、ということです。
地味な良いものを見逃すのはもったいない、ということです。

●デマは派手
デマは派手。
真実は地味。
デマはおもしろくて派手なので、真実よりもデマの方が拡散されやすいようです。
テレビやネットでたくさんのデマが流されています。
騙されないように注意しましょう。

人は1度イメージを持ってしまうと、デマだとわかっても、そのイメージが消えないものです。
だから、デマで印象操作をするのは非常に悪質です。
平気でデマを流すような人を許してはいけません。
平気でデマを流すような政治家に投票してはいけません。

●テレビ出演ばかりは派手
テレビ出演ばかりしている政治家は派手。
仕事ばかりしている政治家は地味。

テレビにたくさん出ている政治を見ると、頑張っているように見えるかもしれません。
しかし、次の2つのランキングをご覧ください。

日本トレンドリサーチによる2020年頑張った政治家ランキング
1位 吉村洋文(大阪府知事)
2位 安倍晋三(前首相)
3位 小池百合子(東京都知事)

慶應義塾大学による都道府県コロナ対応ランキング
47位 大阪
46位 東京

発信することも大切かもしれません。
しかし、テレビ出演ばかりしていたら、通常の仕事量が減るのではないでしょうか?
テレビ出演しているだけで頑張っていると判断しないで下さい。
具体的に何をしたかで評価して下さい。

●攻撃能力は派手
「他国が攻めてくるぞ。攻撃能力を持つことで抑止力としよう。」は派手。
「戦争にならないような外交をしよう。」は地味。

他国が攻めてくるかもしれないという不安があります。
だから抑止力を持つことは日本を守ることのように感じてしまうかもしれません。
また、それを反対している人達を日本の敵のように感じてしまうかもしれません。
しかし、違います。
戦争は外交の失敗です。
戦争にならないような外交をしなければいけません。

朝鮮戦争の終戦宣言に難色 岸田政権、韓国の提案に
他国が戦争を終わらせようとしているのに、反対しようとしている日本の総理大臣。

対日関係を改善したい文在寅、歩み寄る理由がない菅義偉
韓国が対話をしようとしているのに、無視する日本の総理大臣(当時)。


可能性だけで戦争しようとする日本の総理大臣(当時)。

自民党はまともな外交をする気がないのは明らかです。
それどころか、もし、攻撃能力を持ってしまったら、
「敵基地だと思ったので攻撃しました。」
「攻撃されるかもしれないので攻撃しました。」
と他国を攻撃してしまいそうです。

●改憲は派手
「現行憲法には欠陥があるので、憲法を変えましょう。」は派手。
「現行憲法をしっかり守り、良い政治をしましょう。」は地味。

「まともなコロナ対策をするために憲法改正が必要だ。」
「教育無償化をするために憲法改正が必要だ。」
改憲派は、改憲すると世の中が良くなるようなことを言います。
そして、それに反対する人達を悪者扱いしています。
しかし、騙されないでください。
コロナ対策も教育無償化も現行憲法で可能です。

憲法は権力を縛るものです。
良い政治をしないことを憲法のせいにする改憲派は、良い政治をする気がないのです。
今、良い政治をしない政治家は、どんな憲法でも良い政治をしません。
憲法が守られている状態なら、まだわかります。
しかし、憲法違反だらけの状態で改憲するというのは、言語道断です。

今の政治が悪いのは、憲法のせいではなく、憲法を守らない政治家のせいです。
改憲派は「憲法を守る」の意味を「改憲反対」と勘違いしがちです。
「憲法を守る」というのは、「憲法違反をしない」ということです。
そして護憲派は、「憲法を守れば皆が平和に幸せに生きることができる」と言っています。
憲法をいいわけにして良い政治をしない改憲派よりも、護憲派の方が有能でしょう?

●差別は派手
「共産党は敵だ!」は派手。
「差別をなくしましょう。」は地味。

2021年の衆議院選挙で、与党やゆ党は反共をスローガンにしていました。
「敵」と「味方」がはっきりしている方が、わかりやすいかもしれません。
しかし、このような差別を続けていけば、世の中はどんどん悪くなります。
根本問題は、いじめと差別です。
これに関しては、
いじめと差別の国
こちらの記事で書かせていただきました。

2021年の衆議院選挙で、野党は差別をなくすことをスローガンにしていました。
差別をなくすと世の中が良くなっていきます。

●地味な良いものを見逃さないようにしましょう
地味な良いものを見逃さないようにしましょう。
・きちんとルールを守っている。
・困っている人を助けている。
・小さな声を拾っている。
・問題に対して声を挙げている。
こんな政党を応援しましょう。


暮らしSOS|困った時は共産党に相談しよう
困っている人達を助ける活動をしている共産党。

国家功労勲章シュバリエ授与式ご挨拶 | 社民党 福島みずほ 参議院議員(比例区)
長年にわたって人権擁護のために闘っている社民党。

この国に生きるすべてのあなたへ
いろいろな立場の人の問題を解決しようとする立憲民主党。

このような素晴らしい政党があることをご存じでしたか?
「ドラえもん」の25巻に「ヘソリンガスでしあわせに」という話があります。
「ヘソリンガス」という道具は、ヘソに入れることで心と体の痛みを消すことができます。
後半で、この道具の危険性をドラえもんが指摘しています。
「いたがるってことは、だいじなんだ。危険を知らせる信号なんだ。」


皆さん、ガスを入れられたわけでもないのに、ヘソリン状態になっていませんか?

●病床削減推進法案の話をすると……
画像は「かん忍!!茜」の2巻より。


私は最近、いろいろな人と政治の話をします。
まず、病床削減推進法案の話をすることが多いです。
「えーっっ やだあー 病床削減するって? わあーっっ」
と、こんな反応になると思ったからです。
ところが、何人かは少し驚きましたが、ほとんどの人が無反応でした。
中には「病床が削減されようが自分には関係ない。」と言っていた人もいました。
「どうなってんのよ この国ってば」
皆さん、ヘソリン状態になっていませんか?

●病床削減推進法案を知っていた人について
話した中で、1人だけ病床削減推進法案を知っていました。
その人は、なんと自民党支持者でした。
コロナ禍で病床を削減していることをそんなに問題視していないようです。
さらに、自民党が不祥事が多いことも知っていました。
不祥事が多い政党を平気で支持するって、本当にそれでいいのですか?

●ニーメラー
ナチスの弾圧とそれに対する抵抗運動を描いたマルティン・ニーメラーの詩。
漫画化のぼうごなつこさんが描いたものです。


問題を見て見ぬふりをするのは大悪手です。
例えば、いじめられている人がいたとします。
いじめを見て見ぬふりをしたら、次は自分がいじめられるかもしれません。
問題を見て見ぬふりをしていたら、自分が困った時に誰も助けてくれない世の中になります。

●国が壊れるレベル
今、日本では、国が壊れるレベルの大問題がたくさんあります。
・dappiやマスコミの世論誘導
・GDPの改竄
・老朽化した原発の再稼働
・不祥事の多い維新の会や自民党が選挙に強い



こんなことになっているのに、平気なのですか?
ヘソリン状態になっていませんか?
(そして、なぜか、問題を追及する側を叩く人もいます。)

私達が問題を見て見ぬふりをし続けたため、独裁の1歩手前まで来てしまいました。
憲法改悪されると、私達は人権を失い、奴隷になってしまいます。

●野党の良さ
世論誘導されて叩かれまくりの野党ですが、簡単に良さを説明いたします。
立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組は、多くの問題に気付き、声を上げてくれている政党です。
各政党のHPやyoutubeを見ていただければわかります。
よく「野党は批判ばかり」と言われていますが、批判も問題に対して声を上げる手段の1つです。

例えば「ジェンダー問題」について。
「自分には関係ない」と思っている方は、もう1度ニーメラーの詩を読んでいただけますか?
困っている人がいるので、野党は助けようとしてくれているのです。
こういう政党を応援することにより、自分が困った時に誰かが助けてくれる世の中になります。

この国に生きるすべてのあなたへ
立憲民主党の前党首の枝野さんの109のメッセージ。
自分に当てはまるものがいくつかあるのではないでしょうか?

暮らしSOS|困った時は共産党に相談しよう
共産党は困っている人を助ける活動をしています。
実際にたくさんの人が共産党に助けられたようです。

「改革するぞ!」みたいな派手なものと違って、良さがわかりづらいかもしれません。
善は地味なものです。

●ヘソリン状態にならないで下さい。
ヘソリン状態にならないで下さい。
問題を見て見ぬふりをしないで下さい。
問題に対して声を上げている政党を応援してください。


学校などでのいじめが多いです。
ネット上で誰かを叩いている人が多いです。
無自覚であったとしても、「誰かを叩きたい」という人が多いのでしょうか?
日本はいじめと差別の国です。

●自分の損
私はなるべく人に不快感を与えないようにしたいと思っております。
(それでも、与えてしまうことは多いですが……。)
(私が政治の話をすると、自民党や維新の会を支持している方に不快感を与えるでしょうし。)
不快感を与えないようにしたいのは正義感からではありません。
人に不快感を与えるのは、自分の損だと思っているからです。
不快な気分になったら、良くない行動をしてしまう確率が高くなるでしょう。

Aさんに不快感を与えてしまったら、Aさんは自分に不利な行動をしてしまうかもしれない。
極端な話、怒ったAさんに自分が殺されてしまうかもしれません。
Aさんに不快感を与えてしまったら、AさんはBさんに不快感を与えてしまうかもしれない。
負の感情の連鎖です。
そうすると、Bさんが自分に不利な行動をしてしまうかもしれない。

ネット上なら叩いてもいい?
外国なら叩いてもいい?
そんなわけはありません。
負の感情の連鎖が次々おきて、自分の損になってしまいます。
やたらと中国や韓国を叩いている人がいますが、叩かれた中国や韓国は日本を良く思わなくなるでしょう。
国同士の仲が悪くなったら、最悪、戦争になるかもしれません。

そして、権力者は「誰かを叩きたい」という気持ちを利用しようとしています。

●反共
2021年の衆院選の後、
「維新の会の不祥事がありました。」
「維新の会の不祥事がありました。」
「自民党の不祥事がありました。」
「維新の会の不祥事がありました。」
「自民党の不祥事がありました。」
「維新の会の不祥事がありました。」
こんなニュースばかりの中、
「共産党は暴力革命の方針に変更はない。」
と閣議決定しました。
え!?
共産党が何をしたのですか?

こちらのツイートによると、
「反共」とは「迫害されてもいい人間がいるという価値観」。

●「敵」を作る政治手法
維新の会や自民党がよく使う政治手法です。

もし、政治家がおかしなことをしようとしたら、

本来であれば、国民みんなで協力して反対することにより、

止めることができます。

ところが……。

政治家が「敵」を作ると

「誰かを叩きたい」と思っていた人が便乗します。

すると国民同士が分断されてしまいます。

そういう状態で、政治家がおかしなことをしようとすると、

国民同士で争っているので、止めるのが難しくなってしまいます。

これが「敵」を作る政治手法です。
ちなみに憲法改悪が、正に「逆らったら死刑」みたいなものです。

●「敵」を作る政治手法の効果
いじめと差別の国である日本では、この政治手法が非常に強力です。
・失敗を「敵」のせいにできる。
・やってる感がある。
・国民を分断することができる。
・「「敵」から守るため」という理由で悪法を作ることができる。(土地規制法案など)
・「敵」を庇う、まともな政治家も、一緒に「敵」扱いできる。
・「敵」を倒してくれる英雄のように思われる。
このような様々な効果があります。
これで悪政をごまかすことができてしまいます。

維新の会や自民党が
・公務員
・生活保護を利用している人
・韓国などの他国
・学術会議
・パチンコ店など(コロナ感染拡大の原因として)
・野党
これらを叩くことにより人気を集めています。
そして、こういう政党を応援していると、いつか自分が「敵」に認定されるかもしれません。
最近では、ある維新の議員が正社員を既得権益だと「敵」認定しました。

●野党叩きの意味
dappi問題でわかるように、自民党は税金を使って野党のネガティブキャンペーンを行っています。
これは、自民党が悪政を行っていると自白しているようなものです。
自分達が良い政治を行っていると思っているなら、こんなネガティブキャンペーンを行う必要はないのです。

民主主義とは異なる意見(少数派の意見)の尊重、つまり野党の尊重です。
異なる意見を尊重する気がなく、排除しようとするのは、独裁を狙っているからです。
野党が完全に排除された時、民主主義は終了します。

●いじめと差別が根本問題
政権を担当しているのは与党です。
良くも悪くも野党は全然影響しません。
例えば、野党が良いことを言ったとしても与党に無視されてしまいます。
なぜ、そんな野党を一生懸命叩くのでしょうか?
弱い側を叩きたいだけでしょう。
結局、根本問題はいじめと差別です。

「なんとなく」であったとしても、多数派を選ぶのは差別意識があるからだと思います。
「勝つことによって優越感を得たい。」
「少数派をバカにしたい。」
「少数派を選んでバカにされたくない。」
今までの人生の中で、いじめや差別をたくさん目撃してきて、自然とそういう気持ちになってしまっているのだと思います。

民主主義を継続させたかったら、誰かを叩くのをやめましょう。
そして、「敵」を作る政治手法に対して、「「敵」じゃない」と庇ってくれる政党を応援しましょう。






警察は、当たり前のように、法律違反した人を逮捕しています。
私達国民は、当たり前のように、憲法違反した人を選挙で落とさなければいけません。

●立憲主義とは
立憲主義とは憲法に基づいた政治を行うことです。
「ルールをきちんと守りましょう」ということです。
憲法は権力を縛るものです。
権力者が暴走をして多くの国民の命を犠牲にしてしまった失敗から作られたものです。
私達の人権は憲法によって守られています。
憲法違反をされると大変なことになります。

詳しく政党を調べる時間がない場合は、
「憲法を守る」と言っている政治家に投票すれば、ほぼ間違いないでしょう。

●憲法違反の罰則
政治家は憲法を守らなければいけません。
では、憲法違反をした政治家はどうなるのでしょうか?
誰が罰を与えてくれるのでしょうか?

天皇が罰を与えてくれるのでしょうか?
外国が罰を与えてくれるのでしょうか?
宇宙からフリーザがやってきて、やっつけてくれるのでしょうか?
夜神月がデスノートに名前を書いてくれるのでしょうか?

どれも違います。
憲法違反をした政治家に罰を与えられるのは国民だけです。
国民がどうやって罰を与えるのでしょうか?
選挙です。
国民は、憲法違反をした政治家を選挙で落とすことで、
「政治家でいられなくなる」という罰を与えることができます。

逆に考えると、国民が罰を与えなければ、何も罰がありません。
憲法違反をした政治家が放置されてしまいます。
すると、その政治家はさらに憲法違反を続けるでしょう。
現状の問題が解決しない上に、さらに問題が増えていきます。

憲法違反をした政治家を、必ず選挙で落としましょう。

●自民党の憲法違反
2015年に安保法案が強行採決されました。
これは9条に違反しています。
2020年、2021年に野党が要求したのに国会を開きませんでした。
これは53条に違反しています。
他にも15条、23条、25条、44条、97条、99条などにも違反しているでしょう。

憲法は飾りではありません。
9条に違反している安保法案は、他国の戦争に加担することになり、報復を受けるかもしれません。
53条に違反して国会を開かないということは、まともなコロナ感染対策がされないということです。
きちんと憲法が守られていないと、私達の命が危なくなります。

●自民党の改憲
自民党は憲法を守らないどころか、憲法を変えようとしています。
こちら99条の改憲草案です。


憲法を権力者が守るものから国民が守るものに変えようとしています。

●ゆ党
自民党と同じ与党である公明党はもちろん、ゆ党である維新の会、国民民主党も同罪です。
絶対に許してはいけない自民党の憲法違反を無視して、改憲を進めようとしています。
ゆ党も99条に違反しているでしょう。

●野党共闘
立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組の4党は、政策の違いはあるものの、
憲法違反の自民党政治を変え、きちんと憲法を守る政治をするために共闘しています。

他にも新しい政党がいくつかあるようですが、
この野党共闘に加わらない時点で、立憲主義を無視しています。
この4党以外の政党は論外と言えるでしょう。

●立憲主義に基づいた投票行動をしましょう。
私達国民は、自分達の人権を守るために立憲主義に基づいた投票行動をしなければいけません。
組織票や「なんとなく」票で憲法違反をした政治家が勝ってしまわないように、必ず選挙に行きましょう。
憲法違反をした与党、自民党や公明党に投票してはいけません。
与党と同罪のゆ党、維新の会や国民民主党に投票してはいけません。
白票を投じてはいけません。

立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組のどれかに投票しましょう。
もし、あなたが政治に興味がなくても普通に生活できていたなら、
それは、あなたの人権が憲法により守られていたからです。
憲法を変えられてしまったら、
あなたは人権を失い、奴隷のようになってしまいます。
これからも普通に生活をしたいなら、
改憲の国民投票に必ず行き、「反対」と書いて投票してください。
現行憲法の第97条、第99条と自民党の改憲草案です。



憲法とは、権力を縛るものです。
過去に権力者は何度も暴走し、国民に迷惑を掛けてきました。
太平洋戦争では、たくさんの犠牲者を出しました。
2度と同じ失敗を繰り返さないようにするために、現在の日本国憲法ができました。
私達は、やっと人権を手に入れることができたのです。
その人権を自民党はなくそうとしています
(「11条があるから良い」という話にはなりません)。
本来、権力者が守らなければいけない憲法を、国民が守らなければいけないものに変えようとしています。

人権に厳しい「詰めろ」が掛けられています。
現在の国会議員は改憲派が多数です。
権力と金の力で世論誘導することができてしまいます。
このままでは、多くの国民が憲法の意味もわからず、なんとなく改憲に賛成してしまいます。
私達は人権は失い、奴隷のようになってしまいます。

早ければ2022年に改憲の国民投票が行われてしまいます。
「政治に興味がない。」
「忙しくて政治の話をする時間がない。」
「政治の話は面倒くさい。」
「政治の話をすると嫌われてしまうかもしれない。」
もう、そんなことを言っている場合じゃないのです。
いろいろな人とたくさん政治の話をしていただけないでしょうか?
SNS等で憲法の意味を広めていただけないでしょうか?
何卒よろしくお願い申し上げます。