Paul Reed Smithに関する考察 | ★

    

思い込みなのか?
それにしてはちょっとここまでは思わないはず…。
(まぁそれでも何かしら思い入れはあるけど)

どうしても今回のCE24はちょっと今までのPRSとは違うのです。

昨日はシュレッドマスター(オリジナル)で弾いてたんですけど、ホント気持ちいい音がしましたね。
前にも書きましたが「あれ?すごくよくないか?」と思ったのは、CE24→TS-9→HOLLYGRAIL→マーシャル1962の時です。
こういったあまり歪まない系の、ビンテージサウンドを狙った時のPRSの僕の頭の中にある音はあまり相性がよくない…かな?という思いを持っていました。
でもそれをひっくり返すような素敵な音がして、それから毎日のように色々試してます。

それでいろいろ思い出していたのです。

ここからはあくまで僕の感想ですので、全然違うじゃん!って思う人も多いかと思いますが…。
一応書き留めておきます。

最初は18か19の時に買ったCE-22のオールマホガニーのチェリー単色だったかな。
これは昔すぎてあまり覚えていないのと、当時が結構メタルメタルしてるようなことやってたので、歪ませてばっかりでちょっと先ほど書いたビンテージトーンとはかけ離れた使い方をしていたので少し感想が書きづらいです。が…
あえて書くなら、歪は実にノリがあってミッドに腰がある粘るサウンドなんだけど、どこかスッキリさもあるサウンドでした。
クリーンもバランスよくってとてもよかったです。
でもレクチとかでザクザクばっかり弾いていたなぁ。
重さもちょうどよかった。確かウイングペグだったなぁ。

次が結構飛んで、20代後半かな。
カスタム24のティールブラック。
これは見た目があまりにもかっこよくって、一目ぼれして買いました。
音はとてもいいと思ったけど、単音で弾いたときにさらっとした音。
主張のない音…?ホントいい音なんだけど、gibsonでもなくfenderでもなく…。
もちろん自分の耳も育ってないのでそこまでいい悪いを判断できることもなくって感じ。
でも見た目はサイコーでした。
たぶんとある誰かのDVDにうつってるはずw

次は連続で買っちゃったんだけど…確か日本に数本しか入ってないという事で、現在所有の方のことを考えてモデル名は伏せておきます。
これは正直…うーん?って感じでした(ならなぜ買った?w)
まず木目がすごく悪くて、それでも10TOP…。
音は最初のCE22とは違う方向で、それでいてレスポールのようなところもあるんだけど、トレモロのスプリング感がある感じ。
カーンってなるんだけど響いてるかな。
で、バッキングでも同じような感じになっちゃうから、コード感よりも抜け感がすごくてバキーンと前に出る感じでした。
悪く言えば新品の音っていうか。まぁ新品で買ったし…そうなんだけど。
苦手でダメでしたw

次に買ったのがCE24のメイプルトップのブラックヘッド、ボディーがつぶしのホワイトで、ナチュラルバインディングありという珍しい仕様。
見た目はデイブナバロみたいな感じですね。
これは明らかにストラトよりな音だったと思いますが、相変わらずのコード感がバキーンと出て「うーん…?」と思ってしまう音でした。深みがないっていうのかなぁ…。もちろん前に出てくるしバイト感もあって歪ませると実にいい音だし。
でもなぜか上手に弾かないとへたくそなのがばれちゃうギターっていうかw
間違いなくいい音なんですけどね。ただコード一発弾いたときに表面だけが鳴ってる感じで深みを感じなかった気がします。
ただこの時次に買うPRSと所有時期が被るんだけど、こっちのほうがタッピングとか単音の発音、カーンと前に出てくる感じははっきりしていて、あ、メイプル指版のストラトみたいな感じでした(あってるかなぁ…)

で次がローズネックのPRSなんだけど、キルトトップのローズネック、マホバックのカスタム24。
これが自分の中の見た目1位のPRS。
とにかくかっこいい。
これ以上美しいギターは見たことない。みたいな。
で、音はというと、コードに対してすごくいい感じでした。
すごく優等生でいわゆる世間のレビューにある通りのgibsonとfenderの中間って感じです。
悪く言えば中途半端。よく言えば万能タイプ。
ここでいつも書いているビンテージ感に対する思いが生まれるんですけど…。
このころから偽マッチレスは持っていて、偽マッチレスとブラックスターかな。
ブラックスターとの相性はいいんだけど、偽マッチレス君との相性が非常に悪く、憧れのビンテージトーンとはかけ離れた音だった気がします(ただ下手だったのかな)
これの感想がずっと残ってるからPRSでビンテージトーンは出せない気がするって思っちゃった気がします。
でもちょ-かっこよかったから大事に大事にしてました。

で、次が初のカスタム22かな。これは狙って買ったカスタム22ですね。
見た目はカスタム24がかっこいいとは思うんですが、音はカスタム22のほうがもっと中途半端じゃなくって、レスポールによるかなぁと思って。
その狙いの通りレスポール寄りの音なんですが、うーん…中途半端な気がしました。
ガツーンとかカーンとか出るわけじゃあなくって、パコーンみたいな。
ハイとローーの輪郭がどこに行ったんだ?みたいな。でもこの音が好きってい人もいっぱいいると思います。
単音はカーンと鳴ってくれてソロプレイにはもってこいな感じではありました。
ドライブのノリはよかったです。
ビンテージ感も割とあった方かな。上のカスタム24よりはビンテージサウンドも狙えるかなって音でした。
ただレスポール寄りなこともあり繊細さが少しない感じ。そりゃそうなんですが。
それがカスタム22のいいところでもあるんですけどね。

多分こんな感じでPRSを買ってきて、現在のCE24を手に入れるわけですが‥‥
上記があるためなんとなく買っても売っちゃうかなぁとか「カウノヤメロ感」が自分の中にものすごくあって悩みました。

で、いくつかの条件を自分の中に出したわけです。

一番最初に初期物であること。
これはビンテージが買えないからっていうの前に書いたと思いますがその気持ちからでございます。

次…CEであること。
メイプルネックのボルトオンジョイントで「fender寄り」な音を狙いたい。

この2点を重視してできればかっこいいのがいいなぁと思ってメイプルトップで青系がいいなと。

こんな感じで探して、今のギターをゲットしたわけです。


ちょっと長くなりすぎたので…弾きこんでからの今の感想はまた今度書きます。



それでわ。