SNSや動画で、ある議員の年齢詐称疑惑について
様々な情報が飛び交っている。
しかし、先日世間を騒がせた市長の学歴をめぐる問題とは異なり、
年齢の詐称は仕組み上、かなり難しいと思う。
立候補時には、選挙管理委員会に対して必要書類を提出する。
候補者の氏名・生年月日などを確認するための書類が求められ、
年齢要件(例えば参議院議員は30歳以上)についても確認される。
では、例えば戸籍上は40歳であるにもかかわらず、
自身のサイトで「35歳」と表示した場合、すぐに発覚するのだろうか。
理屈の上では、本人のサイトに35歳と記載するだけなら、
立候補時の公式書類と照合されない限り、一般の人が
ぐに気づくことはない可能性もある。
しかし、実際には、
・選挙管理委員会に提出する書類 → 公的な生年月日に基づいて確認される
・政党の候補者紹介、議員プロフィール、国会議員名簿など →
公的情報を基に作成されることが多い
・議員本人の公式サイト → 本人や事務所が管理する情報
というように、複数の情報源が存在する。
そのため、戸籍上は40歳なのに公式サイトだけ35歳と表示されている
ような状況であれば、後から「なぜ情報が違うのか」という
疑問が生じる可能性は高い。
また、選挙公報や立候補に関する資料で生年月日が確認できる
場合もあり、議員情報は複数の公的・準公的な記録に残る。
したがって、意図的な年齢変更は、一般的なプロフィール上の誤記とは
異なり、比較的発覚しやすい問題だと思う。