台湾旅行2024・1日目~4年ぶりの台湾へ~ | 仲良し母娘の旅日記

仲良し母娘の旅日記

定年退職を迎えた60代母と有給休暇の取りやすさだけが取り柄の会社に勤める30代娘による国内外の旅行記です。

さあ4年ぶりに!

2024年2月22日木曜日、雪。
 
今年の冬はとんでもない暖冬なのに、こういう時に限って雪(しかも強い)が降るんだ。
ひさしぶりの国際線に気が急いて、空港には出発4時間前には着きたい!と父にリクエストしていたので、路面状況を鑑み実家を出発したのは10時過ぎ。
途中で事故ってる車を見かけるほど見通しが悪かったけど、車は混んでいなかったので11時には最寄りの空港に到着しました。
 
一般車の送迎レーンで急いで冬靴とコートを脱ぎ捨て、父の車にポイ。
それでは行ってきま~す!
 
 
まずは国際線ターミナルまで、すでに重いスーツケースを転がして歩きます。
 
母娘はスターラックスのアプリから事前にチェックインを済ませていたので、あとは荷物を預けるだけなんだけど、カウンターが見当たらなくてインフォメーションで聞いたら、カウンターは出発2時間半前にならないと開かないという。あらら。
 
とりあえずWi-Fiルーターをレンタルしました。
 
(写真撮り忘れ)
スペインに行ったときは薄くて軽くて感動したけど、多分2020年に台湾に行ったときと変わらない機種だな。
地方の空港なんてそんなもんか・・・トホホ。
 
 
インフォメーションを抜けると、人が、人がたくさん!!!
 
こんな行列や
 
 
こんな行列が復活!!
 
中国人の団体客がいないだけまだ少ないはずだけど、それでもすごい人。
そのほとんどが外国人!
 
 
というわけで、カウンターが開くまで母娘は最後の日本食を食べにレストラン街へ。
 
やっぱり寿司が好き。
 
空港の回転寿司(昨今の情勢でまわってないけど)とはいえ産地なりのレベルは担保されてるのに空いているのは、外国人観光客もこんな手軽なところじゃなくてじっくり腰を据えていただくお寿司屋さんに行くんでしょうかね。
 
お寿司を堪能してもまだ時間があったのでラウンジへ。
こちらも激混み。
居心地が悪いので早々に出て出発ロビーに戻り、今度は開いてたスターラックスのカウンターで荷物を預けました。
列に並ぶ乗客はほとんどが台湾の方。
 
いまスパイダーマンとコラボキャンペーンをしているそうで、バッグタグ(勝手につけられた)とステッカーをいただきましたよ。
 
 
そして出発ゲートへ。
 
 
写真の奥、ロープが張られていないスペースにも人があふれています。
なんでこんなアングルで写真を撮ったかと言うと、それは4年前の記憶・・・。
 
 
微妙にアングルが違うけど、この違い!
実はこの写真を撮った直後、母娘が並び始めてすぐに写真左側のスペースが解放されて、そっちまで人・人・人!状態。
微妙に違うアングルだったので写真を撮りなおしたいと思ったけど、とても逆走できる雰囲気ではなかった・・・。
すぐそこに見えるのにゲートが遠かったなあ。
 
 

スターラックス航空 台北行き エコノミークラス搭乗記

制限区域内に入ってからもやたら時間があったけど、居眠りしたり(母)ネットサーフィンしたり(娘)してたら時間が来ました。
15時15分が定刻のJX。って、いきなり「使用する機材の到着が遅れにより20分遅れ」のアナウンス。あらら。
 
実際は搭乗開始が15時25分で、出発は15時43分、離陸したのが16時10分でした。
こればっかりはしかたない。
この雪の中無事に出発できただけ良しとしましょう。
 
さて、スターラックス航空。
座席は広め、個人モニタは大きくて新しい。
散々出回ってると思うけど一応画像も残しておきましょう。
 
 
色が素敵です。
航空会社で茶色ってあまり使われないけど、だからこそ新鮮な感じ。
 
地味だけどうれしかったのが、座席の間にある、この出っ張り。
何かといろんなものが掛けられて便利でした。
 
 
あとはこの物置き。母がスマホを置いているところは滑り止めがついています。
そして右がカップホルダーになっているから、飲み物だけのときにテーブルを引っ張り出さなくて良いのが非常に使い勝手がよかったです。
 
この日は満席。ほとんどが家族連れだけど、8割がた台湾人。
暖冬とはいえ北国の旅行帰りですもの、みなさん真冬の恰好(ダウンとか)に合わせてなのか、機内は冷房ガンガン。
母娘は空港まで送ってくれた父の車の中に冬のコートもブーツも置いてきたので、震えながら薄い(けど大きい)ブランケットに包まっていました。
 
これは台北に着いてからもだけど、その恰好はさすがに暑いでしょ、と思うけど交通機関は冷房MAXだったりするのよね。
ん?むしろ交通機関が冷房MAXだから真冬の恰好をしているのかな??
 
 
それではスナックとドリンクサービスからスタート。
スナックは和洋折衷な感じで楽しい。
 
母は大好きなビールで乾杯。アサヒとハイネケンと言われたけど、帰りの便には台湾ビールも積んでました。
この日はハイネケン。
 
娘は「数量限定」だというスターラックスオリジナルカクテル。
オレンジベースのモヒートだそう。
 
注文したら、その場では提供されなくてあとで持ってきてくれたんだけど、これがおいしすぎる!!
あまりのおいしさに絶対おかわりしよう!!と意気込んでいたら、早々に「本日のご用意分は全て提供いたしました」と個人モニタにでました。悲しみ!
 
そして機内食。
母娘は事前チェックインのときにメニューを指定していたので、提供が早かったです。
ヴィーガンとか宗教、アレルギーなどにも対応していてかなりの種類から選べました。
通常食(?)は2種類からセレクト。母娘は1種類ずつ選びました。
 
塩豚丼。
 
焼きそば。
 
どうしてそうなったってくらいしぼんじゃったパンはご愛嬌。
全く期待していないどころか、機内食なんてとりあえず腹を満たせれば、程度にしか思っていなかったんだけど、かなりクオリティが高くてびっくりした。
メインはもちろん、揚げ出汁豆腐なんてコンビニで買うものよりははるかにおいしかったです。
 
さらにびっくりしたのが、エコノミークラスなのに食器が使い捨てじゃないこと。
高級感演出のためなのか、環境保護のためなのか。
立派に刻印されたカトラリー!
 
食事が終わったら、抹茶のアイスクリームも配られました。これもとてもおいしい!
 
日本語のアナウンスがあったし、何かで日本便には日本人のCAさんが乗っていると読んでいたけど、母娘のエリアを担当していた男女のCAさんは日本語がまったくわからないだけじゃなく、英語もほとんど話せない(こっちもカタコトなのわかってるからあえて「話さない」のかも)方たちで、コミュニケーションにはちょっと苦労しました。
 
 
トイレを待っているときに何気なく見た天井に素敵な星が舞っていました。
スター!ラックス!!
 
 
個人モニタは、多分2023年夏に行ったスペイン旅行の時に乗ったルフトハンザドイツ航空と同じインテリジェンス。
娘が「塔の上のラプンツェル」(大好き)を見ている間に、母はオセロを始め、どういうルールか忘れて全然勝てないんだけど、そういえばスペインに行くときにもやってて、「ルール忘れた」って言ってたな・・・
 
 
そう、あさってにはこの画像のようにたくさんのランタンを飛ばす「平渓天燈節」に行けるんだ!とわくわく。
母は結局「Easy」モード相手に到着まで14勝29敗でした。
 
 
 

到着!台湾!

台湾時間19時21分、桃園国際空港に着陸。
離陸が1時間近く遅れたので、このままの遅れで行くと・・・って計算してたんだけど、着陸したのは定刻の約30分後。
取り戻してる!
 
窓の外には大きな台湾国旗。
不穏な情勢ですものね。
 
 
 
出口から入境審査まではすごい列。
実は機内でもらって書いた「入国登記書」、ネットからも事前登録できたらしく、アチャーって思ってたんだけど、並んでいる間に壁に貼ってあったQRを読み込んで登録しても余裕で時間があるほど。外国人列に並んでいたのは半分が日本人、あとの2/3がアジア人で1/3が欧米人。
 
並び始めて40分、ようやく入境したはいいけどとにかく人が多すぎて、流されるまま出口に向かったからかいつもの「入境・中華民国」みたいなところも見当たらず・・・、スターラックス便はほとんど台湾人だったからかもうほとんど荷物は引き取られていて(外国人とは入境ゲートが違う)、ターンテーブルを廻るのは母娘のスーツケースのみ・・・。
 
何周してたのか知らないけど、明らかに母娘が受け取るのを待ってそのテーブルは終了な感じでした。遅くなってスイマセン!
 
 

遊台灣金福氣 Taiwan the Lucky Land

台湾では観光局が主催で外国人旅行者を対象にした5,000TWDが当たる抽選をしています。2025年6月までだって。
出発の前日?までに申し込みが必要だというので、忘れずにしていきました。
 
抽選会場にはすごい人。
なんか列が2つあるんだけど、1つは抽選する列で、1つは抽選に当たった人が商品を引き換える列ですって!
 
当たってる人、結構いる・・・!
くじ運は悪くないはずの母娘、いざ!抽選列に並びます!!
 
 
ちなみに当たれば5,000TWD分をチャージした悠遊カードか、対象ホテルの宿泊費として5,000TWD分をもらえるそうです。
 
5,000台湾ドル・・・日本円で約25,000円!!
2人とも当たれば5万円・・・!!!
 
 
 
申込時に届いていたQRを読ませ・・・\デデーン/
 
(ディズニーの抽選よりあっけなく)
ハズレ!
 
 
母も!
 
\デデーン/
ハズレ!
 
 
(ノTДT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・
 
 
どうみても外れてる人ばかりなんだけど、当たりの列に人がやたらいるのはスタッフの手際が悪くて商品の交換にめちゃ時間がかかってるからだと当たってた日本のおばちゃんが教えてくれました。
 
 

現地通貨調達

見事に抽選を外した母娘はサクっと台湾銀行のATMでエポスカードを使って海外キャッシング。
なんか写真撮ってる余裕がなくて画像が一枚もないので文字だらけで申し訳ないんですが、結論から言うと・・・
 
 
『台湾ドルを調達するなら海外キャッシングが一番簡単でお得です』by 母娘
 
 
どのサイトを見ていても、どの方法がどの程度お得なのかがイマイチよくわかんなかったので、表にしてみました。
あくまで2024年2月22日に母娘が調べた範囲、という但し書きがつくけれど、一覧で見ると一目瞭然(下部参照)。
 
懸念してた台湾の銀行ATMの操作は、(母娘が使った)桃園国際空港の台湾銀行ATMは日本語にも対応していたので、全くストレスなくできました。
 
海外キャッシングはエポスカードの場合、銀行手数料はかからないけどATM使用料として別途220円が必要です。
この220円は海外キャッシング扱いにはならないので、利息がかからず毎月の引き落としと一緒に落ちます。
 
2月22日の20時45分ごろにキャッシングして、翌23日の18時くらいに利用が反映されたとのメールがきたので、23日のうちに一度リボ払いにしたのち、ネットバンク(娘は楽天銀行)から繰り上げ返済しました。
 
いくら使うかわからなかった母娘、現地での支払いは全部現金にすると決めて20,000台湾元ぶんキャッシングしました。
 

2024年2月22日現在

1ニュー台湾ドルあたりの日本円

為替レート(外国為替市場)

4.77

外貨両替ドルユーロ(ネット)

5.036

トラベレックス(国内空港)

5.7

台湾銀行(現地空港)

4.975

兆豊国際商業銀行(現地空港)

5

海外キャッシング(クレジットカード)

4.775

 
 
銀行ATMでクレジットカードを使ったときに落ちた金額は95,444円。
そしてネットバンクから実際に返した金額は95,490円。
つまり利息は46円。
 
レートもほぼ生レートと変わらないし、繰り上げ返済も驚くほど簡単でした。
お金に詳しい皆さんがこぞってエポスカードをすすめる理由は、銀行手数料がかからないというのに加えて他のカードが電話などで申し込みする必要のある「繰り上げ返済」がネットで完結できちゃうからなんですね。
 
時差が1時間しかない台湾ならまだしも、旅行中にすごい時差があるところで日本に電話するってハードルが高いけど、これなら海外にいても楽ちん。
 
あと現地の銀行は日本よりレートが良いように見えるけど、その他に手数料が100元とか取られるので少額しか両替しないならもったいないですね。
(まあキャッシングでも1回ごとにATM手数料がかかるから、まとめて借りるに越したことはないけど)
 
 
というわけで、これから台湾旅行へ行くであろうこのブログにたどり着いた皆さん、もし持ってなかったらエポスカードとネットバンキングの口座を作って海外キャッシングしましょう!
 
 

それでは台北へ

前回2020年に来たときは、初日にガチョウを食べに行ったんだよな・・・。
無事に台湾元が手に入ってMRTで台北市内へ、という時点で21時すぎ。
 
飛行機が遅れたり、入国審査が混みすぎてたり、外れた抽選でも時間食ったり、現地通貨の調達は思ったよりスムーズだったけど・・・とにかく1日目にしてもりだくさんである!
 
 
それでは桃園国際空港まで通って便利になったMRTで台北へ。
母娘は前回の旅行のときの悠遊カードを持ってますから、チャージチャージ!
 
と、「加値機」を日本語表記にして操作するも、チャージできず。
母も、できず。
 
磁気ぶっとんだ??と思ったところでこのブログを読み返したら、前回の帰りに悠遊カードに余ったお金を払い戻ししたんだった。
悠遊カードは一度払い戻しすると二度と使えなくなりますから、確実に再来の予定がある方は払い戻さないでくださいね。
 
 
というわけで、新しい悠遊カードを2枚ゲットしていざ台北!
「直達車」(快速)が目の前で行ってしまったので、普通車に。
 
ホームにあった消火器は台湾では「滅火器」だそう。
 
 

パークビュー台北(美侖商旅)

台北駅でMRTを乗り換え、中山駅へ。
中山駅からさらに乗り換えて松江南京駅からは徒歩です。
ちょっと夜は通りたくない小路を通って、大きな通りに出たところにありました。
 
そういえば前回来たときこの大きな通りを通ってたけど、ホテルがあるという記憶はなかった。
 
 
お部屋はバス・トイレ別のツインルーム。
 
バスタオル:日本サイズ
ドライヤー:パナソニック
排水:ときどき悪い
 
アメニティ:シャンプー、コンディショナー、ボディジェル(各アメリカ産)、くし、歯ブラシ、スリッパ
ミニバー:台湾ビール、コーラ、烏龍茶の各1缶とスナック(レイズとイカのチップス)は無料で毎日補充有
 
総じて使い勝手のよいお部屋だったけど、ベッドが狭い・・・!
写真じゃ伝わらないなあ。
多分サイズを測ったら日本で母娘が寝ているシングルベッドと大して変わらないと思うんだけど、なんていうんだろう・・・急に落ちそうになるというか。
高さが高いからかなあ?
あんまり寝心地も良くなくて、3日目くらいからは勝手にくっつけてハリウッドスタイルにしてました。
 
ベッドサイドにはType-AとCのUSBに電源が2個。
いつも通り延長コードを持って行ったけど、使わずにすみました。
 
 
そんなわけで、1日目は終了しました。
ホテルに着いたら22時過ぎ。
機内食をしっかり食べておいてよかった!
明日は高雄に行きますよ!