台湾旅行2024・2日目~高雄半日観光~ | 仲良し母娘の旅日記

仲良し母娘の旅日記

定年退職を迎えた60代母と有給休暇の取りやすさだけが取り柄の会社に勤める30代娘による国内外の旅行記です。

し、7月・・・。

なんかもう、前回書いたのがいつか思い出せないくらいご無沙汰しておりますよ・・・。

まとまった時間が全然取れなくて全く進まない台湾旅行記、実はこの翌月にも、そして6月にも国内旅行に行ってきたんだけど、それをアップできるのはいつになるのやら。

まとまった時間ができるのを待つと娘が定年退職しそうなので、おぼろげな記憶を頼りにちょこちょこ書いて完成させたいと思います・・・。(2024/07/02)

 

 

いざ、高雄へ

2024年2月23日、くもり。
 
今回は5泊6日と長いので、ずっと台北にいるのも何だなってことで今日は高雄まで足を延ばします。
前回来たときは台南まで行き、OPツアー会社からタクシーを手配していろいろ連れて行ってもらったけど、今回はフリーで。
台湾新幹線はまたしても台中より南に行くときだけ外国人が2人乗ったら1人無料キャンペーンをやっていたので、新幹線のチケットも安くゲットできました。
 
 
天気も良いみたい。
なぜかホテルのテレビのチャンネルがうまく変えられなくて、滞在中はずっとこのチャンネルを見ていたんだけど、毎日出てくるこのお天気おねえさんの手の使い方がとても独特。
 
 
ひとまず台北駅へ。
高鐵のカウンターでパスポート見せてチケットに替えてもらいます。
前回はガラガラだった記憶があるけど、さすがにコロナ明け。ロープが複雑に張り巡らされてすごい人数が並んでました。
念のため早めにホテルを出たから間に合ったけど、窓口でチケットを購入する人も多いのか一組あたりにかかる時間が結構長くて、予約済みで引き換えのみの人はヒヤヒヤだったかも。
空席案内の電光掲示板にはかなり「×」表示も多くて、混んでるみたい。
 
窓口ではカタコト英語で話そうとしたけど、係のお兄さんはビジネス日本語が完璧。
「帰りのチケットはお持ちですか?」って帰りの心配までしてくれた!
帰りは2割引きで取れたから、高雄駅で引き換えかと思ったけどこちらもパスポートを提示したらチケットくれました。
 
台湾新幹線は2-3の1列5席。
台北の次に停まった板橋から指定席は満席。にぎわう車内!
そしてもはやなつかしい車内販売がありました。
日本ほど改札の中にコンビニや自販機がないからか、結構買う人多め。
 
それとは別にごみを集めにくるおばさんもいました。
 
 
ホテル最寄りの松江南京駅8番出口のすぐ隣にあるパン屋さんでメロンパンに似てるものとニンニクの香りがするパンを購入。
新幹線の中で食べたんだけど、メロンパンは日本のものよりやわらかく、ニンニクの方は「ニンニク味」とか「ガーリック風味」じゃなくて生のニンニクを刻んだのがソースに使われていて結構からい!けどおいしかった~
 
台中では半分くらい降りたんだけど、降りた人数分乗ってきてまた満席。
KKdayでチケットを購入したあと高鐵のHPで指定券を予約したとき、指定席なのに自分で席を選べなくてなんで??と思ったけど、予約の中で一番合理的に座席を使えるよう配置するのかもね。
 
 
というわけで1時間半ほどで高雄に到着。
 
 

美麗島駅

世界で行きたい駅(?)2位になったという「美麗島駅」。
ガイドブックの高雄の欄には必ず載ってるから、さぞすごいんだろうと思って行ってみました。
1日3回ライトアップ的なイベントがあるとのことで、新幹線の時間を計算して合わせて。
 
左營駅からMRTで美麗島駅へ。
美麗島駅の発車メロディは妙に中華っぽいけどウキウキと小躍りしたくなるような曲でした。
改札を出ると・・・
 
 
おぉ!綺麗!
思ったよりこぢんまりしているけど。
 
どうやったら綺麗に撮れるかいろいろ試している間にそれまでガラガラだったけどそこそこ人が集まってきました。
 
 
そんな中暗転して始まったライトアップ。
壮大な音楽とともに龍みたいのが出てきてうねうねしておりました。
展開が早すぎて写真がぶれちゃってだめだ~
 
本編6分、アニメ5分、CM2分の計13分。
 
わざわざ見に行く価値あるかと言われたら・・・・・・。
台湾で時間を持て余してるならいいと思うけど、ライトアップのためだけに都合する必要はなさそう。
美麗島駅はきれいでしたけどね。
 
終わったあともしばらく照明がつかなくて、歩くと光がついてくるみたいな演出にはしゃぐ外国の子ども。
 
そして母。
 
 
それよりなにより、美麗島駅で感動したのはエスカレーター。
 
 
これ日本でも導入すべきじゃない??
 
 

高雄名物・カラスミチャーハン

台湾と言えばカラスミが有名だけど、中でも高雄は良質なカラスミが多いとか。
でもカラスミってどうやって食べるのが正解?
思いつくのはせいぜいパスタとか・・・
 
と、ネットに頼るとカラスミチャーハンが有名なお店があるようで、ちょうどお昼なので行ってみることにしました。
美麗島駅から高雄車駅へ、そしてそこからは徒歩。
 
高雄車駅は再開発の真っただ中で、あちこちで重機がすごい音を立てていました。
 
 
高雄に来て初めて地上に出たけど、そこは南国。
あ、暑い・・・!
 
昨日の日本(母娘の居住地)は吹雪でしたね・・・、この日の高雄はまさかの28度。
それでも現地の住民と思われる人の中には薄手のダウンを着ている人もちらほら。
狂気の沙汰ですわよ・・・。
 
10分ほど歩いてチャーハン屋さんへ。
途中、軒先にイスを出して本を読んでいるオジさんがいて、なんかあったかい地域の人ってのんびりしてていいなあって思いました。
 
チャーハン専門店の「阿成炒飯專賣店」はちょうどオープンしたところ。
 
 
日本語メニューあります。
ニコニコのお兄さんにおススメを聞いたら「台灣烏魚子炒飯」(170元)と「東港三寶炒飯」(140元)と言われたので、どちらもオーダー!
 
 
カラスミチャーハンは言わずもがなカラスミメインなんだけど、しょっぱいのに塩辛さはなくてすっごくおいしい!
そしてパラッパラ!
「三宝炒飯」は桜エビやマグロも入っています。このマグロが何とも言えない味わいで、二人で2つなんてペロリでした。
 
よくわかんないくらいメニューが豊富。全部チャーハン。
 
 
 

すごい量のレモンジュース

おいしいチャーハンを堪能して駅まで戻る途中、あまりの暑さで冷たい物が飲みたくなりました。
ペットボトルの水などは持っていたんだけど、キーンと冷たいやつが飲みたい!
コンビニにでも入ろうかと思ったとき、見えてきたのはレモンジュース屋さんの「雲家檸檬大王」。
 
 
いろいろサイズがあったけど、飲んでいけるスペースはないし持ち歩くことを考えたらプラスチックのコップではなく、ボトルの方がいいか・・・と注文したのがこちら。
 
 
大きさ伝わらないね、多分1リットルくらいあります(笑)
氷ごと入れてくれるからキンキン!
娘のオーダーは「金柑檸檬」。これでいくらだったっけなあ。
 
 
こんな大きな器で作られているんだけど、大量のレモンの皮が山になって積まれていたから、多分本当に絞ってるんだと思う・・・
すっぱいんだけど、甘くて、冷たくて・・・美味!!
 
 
言葉は話せなくても、漢字だと意味が伝わりますね!
 
 

蓮池潭

高雄観光の目玉ともいえるのがこの「蓮池潭」。
というわけで台鉄左營駅まで行ったなら、いざ歩いてまいります。
 
日差しがギラギラ、風もなく暑い・・・。
まだ2月、何せ母も娘も体はまだ冬モードなんです。
奪われる体力・・・蓮池潭まで歩いて行くんだけど、ただでさえ狭い歩道にびっしりとバイクが並んでいるせいで、車道スレスレを歩かなきゃいけなくて、バイクや車は容赦なく飛ばしてくるので日傘をさしていたら結構危険を感じました。
 
途中でヤシの実をやたら見たのは暑さのせいの幻覚か・・・と思ったけど、写真にも残ってたから本当だったみたい。
 
 
ジュースにしてくれるようでした。
 
 
 
そして見えてきた「龍虎塔」。
 
ん・・・?
 
 
 
改修中━━━━(ll゚艸゚ll)━━━━!!
 
 
 
それでも微妙に見える虎。
 
 
 
ハリボテ~!(IKKO風に)
 
 
ちゃんと調べてから来ればよかった・・・。
いや、むしろもともと龍虎塔はハリボテ感がすごいって口コミは見ていたんだけどね、それにしても工事じゃ・・・。
看板があって中には入れなくなってるけど、すぐそばまでは行けるようだった。
しかしこの暑さの中、母娘にその気力体力は残っておらずあっさり来た道を戻っていったのでした。
 
母も娘も暑いとすぐ茹でダコみたいに真っ赤になってしまうので、スペイン旅行のために買った「冷タオル」なるものが役に立ちました。
メントールがきつすぎて使いにくかったけど、一時的に肌の温度を下げるのには十分役目を果たしました。
 
 

高雄観光・終

帰りの新幹線はチケットを取っていたので、時間は決まっていたんだけどとにかく暑くて屋内に逃げ込みたかった母娘は新左營駅の地下にあるフードコート的なところでひとやすみ。
 
アイスコーヒーを買ったんだけど
 
 
コップでもフタしてくれてる・・・!
ストローを突き刺さない限り、カバンに入れても大丈夫な仕様。
さっきのレモンジュースもそうだったのかも(笑)
 
しかし台湾の飲み物ってなみなみ注いでくれるのがうれしいわね!
 
 
そして、高鐵左營駅に戻った母娘はコンビニでばらまき土産を探していたら見つけてしまった・・・
 
 
メロンパンならぬ・・・パイナップルパン!!
 
これ朝パン屋さんで買ったのもそうだな。
たしかにパイナップルにも見える。発想が南国ぽくて面白い!高雄で一番感動した発見がこれかも。
 
 

圓山駅でドライフルーツお買い上げ

1時間半かけて台北まで戻り(道中ぐっすり)、台北車駅から圓山駅まで行きました。
 
圓山駅すくの花博公園ではイベントをやっていたようで、コスプレイヤーたちがたくさん!
たぶん日本の影響を多大に受けていると思われるけど、推しがいるっていいよね。
 
さて、お目当ては「神農市場」。食を中心としたセレクトショップです。
母娘が欲しかったのはドライフルーツの金柑!
 
 
フルーツ大国台湾ですからドライフツールは数多く、ただ日本じゃほぼ手に入らない金柑のドライフルーツということで現地に住む日本人おススメしていてこれは絶対買う!と決めていた一品。
思ったより大きなパッケージ。母娘お友達用にあわせて10個ほど購入したけど、期待通りすっごく評判良かったです。
 
他にも産地にこだわったMIT(Made in Taiwan)の食品がたくさん売ってました。
しかしこだわりの品というだけあって結構値段も張るし、何より円安すぎて簡単に手が出ないわね・・・。
可愛い缶のものとかいっぱいあったなあ。
 
 

カバラン

圓山から中山までMRTに乗り、中山からホテルまで歩いている途中で前回の台湾旅行でも寄った台湾ウイスキーの「KAVALAN」直営店へ。
 
ウイスキー好きの父へのお土産は今回も台湾ウイスキーでいいかな!
と、国際的なウイスキー需要の高まりで?値段自体も上がっているけど、何より円安・・・。
 
そんなとき、スターラックスの機内販売で限定カバランがあるのを思い出した。
梱包しなくていいし、免税とか手続きがよくわかんないけど機内で買うなら勝手になってるし、そっちの方がよいのでは??
 
店頭に並ぶ目玉が飛び出るほど高い(円安!)カバランを見ながら、スターラックスのアプリを開いてショッピングページへ。
帰りの飛行機でのピックアップを予約できるって!
 
ということで、今回はスターラックス仕様?のカバランです!
 
 

京鼎樓

一度ホテルに戻って荷物を置いたら、本日のディナーは毎度おなじみ「京鼎樓」。
ホテルから歩いて15分くらいだったかな。3回目だけあって、なんとなく付近の様子も覚えてる!
 
 
混んでる~
平日だけど大混雑。待ってる人のほどんどは日本人。さすが有名店!
 
30分ほど待ち、2階席に案内されました。
妙に太い台湾の箸が懐かしい。
今回は小籠包だけではなく酸辣湯も1つ注文してみました。
 
 
伝わるか、この大きさ。
日本で頼む「スープ」の5人前くらい。
具沢山で、すっぱいけどコクがあってとてもおいしいんだけど、レバーっぽいのがちょっと怖い。
 
小籠包は毎回食べる小籠湯包とノーマルと烏龍茶。
 
せいろの蓋が開けられて湯気がもわもわ、徐々に見える小籠包!っていうのが一番バエル瞬間だと思うんだけど、台湾の接客ですからね、そんなことはおかまいなしでホラ!食べな!と言わんばかりに即開けて即去っていくスタッフのおばちゃん。
京鼎樓は10%のサービス料取ります。ハイ。
 
 
 

というわけで

何しに行ったんだかよくわからない高雄でしたが、台北とはまた雰囲気がガラっと変わって面白かった!
そして暑かった・・・・・・・
 
肌は日焼け止めをばっちり塗っていたのでそうでもなかったけど、京鼎樓から帰ってきてからやたら目が熱い。
サングラスをかける習慣がないからあまり意識したことなかったけど、南国は紫外線が強いっていうしたぶん目玉が焼けたんだね・・・。
お薬ポーチの中に入ってた目薬を差して寝ました。
 
明日はいよいよ「平渓天燈祭」!次の更新はいつかって?未定です!!!(爆)