暇と退屈の倫理学 (新潮文庫) 文庫 – 2021/12/23
國分 功一郎 (著)
東大京大で一番読まれた本というフレーズはすこし恥ずかしいが
おもしろく読めました
暇 退屈をなぜ感じるのかということをテーマに掘り下げた本
これと同じ著者だったのね
それより読みやすかった
で結局
定住したから能力に余剰ができて退屈 暇をもつようになった(と同時に文明をもつことができた)という部分が一番面白かったわけでそれはまた定住革命を読んでみようというところにつながった
暇 退屈に対しどのように対処すべきかはたぶん意見が分かれるが
安易な方法があるとしたらそれは間違っているという点は同意できる
どのようにしたらよいかという方法を示してしまえばそれに盲従してしまい結局それは解決策ではなくなる
どのようにすべきかは常に考え続けなければいけないことなんだろうと思う