地方出張の楽しみはランチだけじゃなく夜の世界もある。
鹿児島出張2日目の夜は天文館通りをぱとろーる。
お店紹介
戦前は料亭だったが、終戦後郷土料理の店として再スタート。
児童文学者・椋鳩十氏が「呉愛人(わかな)」の名付け親。
お通しは里芋。
お隣のご隠居さんがしきりに話しかけてくるが、鹿児島では桜島と西郷どんの悪口はご法度。
火山灰を降らせる迷惑な山と、国に逆らった犯罪者などと迂闊に口を滑らせると、「チェストー!」の気合と共に薩摩示現流でバッサリ斬られるだろう。
70年間注ぎ足してきたという味は、素朴ながらすごくおいしい。
さつま揚げと並ぶ郷土料理さつま汁。
大好物の鯛茶漬けやにぎり鮨もあったけど、直感でおにぎりが合いそうだと思った。
山下清画伯がこれを食べたら涙を流して喜ぶだろう。
腹の底から幸福感に満たされます。
美味しい料理とお酒に
「ごちそうさま!」
お店紹介
・吾愛人 文化通り店
・鹿児島県鹿児島市山之口町12-21
・https://k-wakana.com/
・17:00~23:00
・店休日 日曜日