サントリーバー・ライズ(山形市)のオムライス | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

山形市出張初日の夜。

 

  お店紹介

 
訪れたのは「サントリーバー・ライズ」さん。
 
サントリーの経営ではないようだ。
 
カウンター席にご案内。
 

  一人飲みスタート

 
とりあえず初めての店では「ジントニック」。
 
ジンはビーフィーター。
 
チャームはうるいのおひたし。
 
2杯目は「ポロネーズ」。
 
ポーランドのウオッカ「ズブロッカ」にチェリーブランデー、レモン汁、シュガー。
 
レーズンバター。
 
何か摘まみたい時にはナッツかレーズンバター。
 
そして山形県と言えば「雪国」。
 
酒田市にあった「ケルン」の井山計一さんの創作で世界でもっとも有名なジャパニーズカクテル。
 
現代風とオリジナル2種類の「雪国」ができるというのでオリジナルでお願いした。
 
発表された1959年は今のようにお酒もフルーツも手に入らなかった。
 
ライムを使うのが美味しいに決まっているのだが、当時はライムジュースの「コーディアルライム」を使っている。
 
井山さんから直接教えを受け、この店でもその味を守っているという。
 
65年前の古き良き時代の味だ。
 
名物料理はオムライスでお酒は飲まないでオムライスだけ食べにくる客もいるという。
 
日本オムライス協会会長としてそれは捨ててはおけない。
 

  お料理登場

 
オムライス。
 
オムライスを覆う山形牛のスジを煮込んだビーフシチュー。
 
それではいただきますナイフとフォーク
 
ふわとろたまごの中は細かく刻んだチキンやエビ、野菜のピラフ。
 
それだけでも旨いのにビーフシチューが絶品。
 
これ、東京でオムライス専門店として出しても十分通用する。
 
ガツガツとかきこみ、あっという間に完食。
 

美味しいお酒と食事をいただき感謝をこめて

「ごちそうさま!」

 

本日の名作コーナー 

 

映画にもなった「雪国」。

 
95歳まで現役を貫いた井山計一氏の貴重な記録だ。
 

 お店情報

・サントリーバー・ライズ(SUNTORY BAR RISE)

・山形県山形市香澄町1-7-8
・営業時間 18:00~03:00
・休日 不定休