翁庵(神楽坂)の親子南蛮 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

ランチタイムになると混むので、いつものように15分前に会社を出て神楽坂にある蕎麦屋さんを訪問。

 

  お店紹介

 
神楽坂下交差点から数歩。明治17年創業の「翁庵」さん。
 
老舗とは言っても敷居は高いわけではなくサンダル履きで気軽に入れる大衆蕎麦屋。
 
広い店内は座敷とテーブル席、2階は座敷席。
 

  品書き

 
おやまあ、どうしたことでしょう。
 
品書きが少なくなっているが、しばらくの間の期間限定だそうな。
 
何か事情があっるのだろう。
 
この店自慢の名物は「かつそば」で、文字通りそばの上にとんかつが鎮座している。
 
しかし、一度食べれば十分かな。
 
ということで「親子南蛮」を注文。
 
お茶を飲みながらのんびり待つ。
 

  お料理登場

 
●親子南蛮(1,000円)
 
体がかけそばで頭部が親子丼。
 
それではいただきます割り箸
 
ランチにはもれなく付いてくる冷奴。
 
七色をパラパラと・・・
 
汁をズズズッ・・・江戸のお蕎麦は汁が命。
 
蕎麦が美味い地方は全国各地にあるけど、汁ではとても江戸蕎麦に適わない。
 
大き目カットの鶏肉の親と子供の玉子が葱を背負っている。
 
あちち・・・でも柔らかくてうまい。
 
コシの強い蕎麦は二八の手打ち。
 
そばを食べ終えると最後に葱を投入し飲み干す。
 
あ~、しあわせ!
 

美味しい食事に感謝をこめて

「ごちそうさま!」

 

本日の名曲コーナー 

 

天才だ、神童だともてはやされ、幼い頃から大道芸人のようにヨーロッパ中を連れ回され演奏させられたモーツァルト。

 

波乱万丈の生涯で、晩年はほぼアル中で35年という短い生涯を終えた。

 

39番の交響曲はモーツァルトの「白鳥の歌」と称される。

 

白鳥は死ぬ前に1回だけとびきり美しい声で鳴くそうだ。

 

39番でこの世で最も美しい音楽を奏で、40番で号泣し、最後の41番はすべての悲しみからも苦しみからも解放され、無限の宇宙の鼓動のような壮大な曲を書き終えた。

 

パブロ・カザルスの指揮、マールボロ音楽祭管弦楽団の演奏でどうぞ。

 

 お店情報

・翁庵

・東京都新宿区神楽坂1-10
・http://syoutengai.info/okinaan/
・営業時間 11:00~15:00/17:00~20:30
・店休日 土、日曜日