★・天下星(千駄木)の厚切りカツ丼 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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私にとって日本一のカツ丼だった西荻窪の「坂本屋」が閉店し、もうあのカツ丼が食べられないと思うと淋しさがこみあげてくる。
 
坂本屋なきいま、それに代わるお店はどこだろう。
 
銀座の「とん㐂」、有楽町の「あけぼの」、淡路町の「やまいち」、「つかんと」や「丸七」などの新興勢力も人気急上昇。
 
ここまで並べてハッ!
 
あの店があるじゃないか!

 

  お店紹介

 
カツ丼専門店の「かつどん天下星」さん。
 
去年までは新宿御苑前のBARでランチタイムだけ間借り営業していたが、今年の春、ついに千駄木に自分のお店をオープンしたらしい。
 
オープン15分前に訪れ先頭ゲット。オープン時には6組が並んでいた。
 
カウンター席にご案内。

 

  メニュー

 
前回と同じく厚切りカツ丼を注文。
 
ごはんやツユ、キャベツの量など自分好みでオーダーメイドできる。
 
「一ノ蔵」の特別純米酒でお清め。
 
お通しはわかめとトマト、キュウリの酢の物。

 

  お料理登場

 
●厚切りカツ丼(1,450円)
 
1年ぶりの懐かしいかつ丼。
 
断っておきますけど大盛りを注文したわけじゃない。
 
蓋が帽子の役割しか果たしていない。
 
威風堂々のカツ丼だ。
 
それではいただきます割り箸
 
油揚げと大根の味噌汁。
 
この組み合わせ大好き。
 
小皿はキンピラごぼう。
 
前回は浅漬けのお新香だったけど、これはいけませんな。
 
沢庵とカツ丼は合いません。
 
七色をパッパッパッ・・・
 
メニューに偽りなしの厚切りカツ。
 
一般的にはカツ丼のカツは80gが標準で、100gもあればかなり大きいと感じる。
 
この店の厚切りカツ丼は160g。
 
これだけの厚みだと揚げるのが難しい。
 
中心まで火が通らなかったり、逆に揚げすぎて肉の旨味が飛ぶこともある。
 
揚げ時間はきっかり10分。かなり短い。
 
余熱を使い、汁で煮込むことでうっすらピンクのミディアム揚げ。
 
カツ丼はトンカツ、玉子、ごはん、ツユのハーモニーが大切なんだけど、ここではカツが主役。
 
カツだけじゃなく出汁の効いたツユ、2個の卵を2段でとじた玉子、硬めに炊かれたツヤツヤのごはんと全てにおいて完璧。
 
最後の1切れが苦しかったけど何とか完食。
 
漬物だけがマイナスなので夢シュラン1つ星。
 

美味しい食事に感謝をこめて

「ごちそうさま!」
 

本日の名曲コーナー 

 

 

 

エルガー作曲の「威風堂々」。

 

 お店情報 

・天下星
・東京都文京区千駄木2-34-8
・https://tenkaboshi-katsudon.com/
・営業時間 11:30~15:00 /18:00~21:30
・店休日  月曜日他不定休