ビブリオ・クラシック(雑司ヶ谷)のウバとチーズケーキ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

東京だけではなく全国的に絶滅危惧種となった「名曲喫茶」。
 
東京でも10店舗ほどになったが、新たにオープンした店がある。

 

  お店紹介

 
雑司ヶ谷にある「ビブリオ・クラシック」さん。
 
CDはなく、LPレコードが壁一面に4列横隊。
 
少なくとも数千枚という単位ではなさそうだ。
 
夜はミニコンサートや音楽教室も開催しているみたい。

 

  メニュー

 
紅茶のウバ、それにペイクドのチーズケーキを注文。
 
店内には常連さんが持ち込んだレコードのピアノコンチェルトが流れている。
 
モッ君の作品だというのはなんとなくわかるけど初めて聴く曲だ。
 
尋ねてみるとモーツァルトの「ピアノ協奏曲第17番」。
 
あまり有名ではないと思うけど、素敵な音楽だね。

 

  ケーキ登場

 
●紅茶+チーズケーキ(1,400円)
 
紅茶はウバ。
 
チーズケーキはレアとペイクドが選べたのでペイクドを選択。
 
それではいただきますナイフとフォーク
 
お待たせしました。ケーキ入刀!
 
しっとりとした食感。滑らかで優しい。
 
店主からリクエストはどうですかと聞かれ、フルトヴェングラーの第九をリクエスト。
 
フルトヴェングラーの第九は何種類かあるけど1937年のロンドンでのライブ録音。
 
第2次世界大戦が始まる2年前だが、これは知らなかった。
 
私もオーディオは凝っているがレベルが違う。
 
針を交換し、ごっついレコードプレーヤーが回転する。
 
音はそれなりに悪い。悪いがスピーカーからは若々しい第九が響き渡る。
 
フルトヴェングラーもまだ50歳前後だろう。
 
古めかしいコンサートホールでフルトヴェングラー指揮のベルリンフィルの音楽を聴いているような気になる。
 
歓喜の大合唱では思わず紅茶を持つ手が震えそうになるほどの感動。
 
次回はベームのジュピターでもリクエストしたい。
 

美味しいケーキをいただき感謝をこめて

「ごちそうさま!」

 

本日の名曲コーナー 

 

 

 

モーツァルト作曲、ピアノ協奏曲第17番。

 

管楽器を右手に配置するのもオペラ以外では初めて見るけど、古き良き時代のバーンスタインとウィーンフィルのコンビでどうぞ。

 

 お店情報

・ビブリオ.クラシック 珈琲と紅茶
・東京都豊島区雑司が谷3-7-2 サンライズビル 3F
・https://www.biblioclassic.com/
・営業時間 13:00~22:00
・店休日 火,水曜日