ことぶき食堂(岡山市)のオムライス | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

今回の出張も後半戦で安芸の国広島から備前の国岡山。
 
最終日なので有名店ではなく、庶民的な町の食堂を目当てに探してみた。
 
岡山駅前から延びるアーケード商店街。
 
シャッターが降りている店も多いけど、「ワレここにあり!」と存在感抜群のお店発見。
 

  お店紹介

 
大衆食堂の「ことぶき食堂」さん。
 
店内に足を踏み入れるとそこは昭和の時代にタイムスリップ。
 
女将に訊ねると東京オリンピックが開催された昭和37年創業。
 
すでに61年目を迎えるのか。
 
若干の手直しはしているもののその当時のままのお店だそうな。

 

  メニュー

 
オムライスと味噌汁を注文。
 
店内の古びたショーケースの中にもいつくかの総菜があり、好みの料理があれば自由にとることができる。
 
とりあえず、熱中症予防の水分補給。

 

  お料理登場

 
●オムライス+味噌汁(650円+150円)
 
全メニューの中でいちばん高額なオムライス。
 
とはいってもたったの650円なんだが・・・
 
見た目はモスラのようでボリュームも満点。
 
それではいただきますナイフとフォーク
 
味噌汁は別料金だが、これでもかと具が入った田舎風。
 
昔ながらの福神漬け。
 
お待たせしました。スプーン入刀!
 
思った通りの味。
 
オムライスをピラフをオムレツで包む料理だが、これはオムレツじゃない。
 
玉子焼きだ。
 
砂糖と醤油を加えた薄焼き玉子焼きに包まれたチキンライス。
 
子供の頃、バアさんが作ってくれたオムライスと似ている。
 
具は大き目カットのチキンと玉ねぎ。
 
昔を思い出しつつオムライスを食べ終え、お勘定をお願いする。
 
女将が手慣れた手つきでパチパチとソロバンを入れる。
 
いまの子供たちは見たこともないだろう。私の世代が最後だとすると、もう20年も経てば完全に消滅する運命にあるのかも。
 

美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」

 

 お店情報

・ことぶき食堂

・岡山県岡山市北区駅前町1-1-10
・営業時間 09:00~18:00
・店休日 不定休