★・栄屋ミルクホール(神田)の冷やし中華とカレー | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

東京でいちばん美味しいラーメン屋は?
 
そう質問されると、個人の好みがあるからと前置きしたうえで「栄屋ミルクホール」と答える。

 

  お店紹介

 
昭和20年創業。新らたに復活した「栄屋ミルクホール」さん。
 
オープン一番乗りで訪問。
 
コロナと再開発で閉店したのは2年前。
 
私を含め多くのファンが嘆いたものだ。
 
しかし、旧店舗から数分のところに閉店した割烹料理店があり、そこを借りて復活を遂げた。
 
「ミルクホール」って元々は牛乳のお店。
 
牛乳が高級品だった明治~昭和初期には大流行したが、今は「なんでも鑑定団」で取り上げてもいいぐらいの骨董品。
 

  メニュー

 
ラーメン&カレーセットしか食べたことないが、冷やし中華も評判が高い。
 
冷し中華にミニカレーを注文。
 
昭和の時代から頑張ってる「看板娘」は昔と同じ笑顔で「ひやし~~」と注文が通る。
 
とりあえず熱中症予防のるーびー。

 

  お料理登場

 
●冷し中華+ミニカレー(1,200円+400円)
 
懐かしさがこみあげてくるカレーライス。
 
ミニサイスがあるのがありがたい。
 
マウンテン盛りの冷やし中華。
 
チャーシューに支那竹。
 
裏へ回ると、麺と同じ太さに切り揃えられた胡瓜に錦糸卵。
 
それではいただきます割り箸
 
甘めでコクのあるカレー。
 
インドにもイギリスにもないニッポンのカレーだ。
 
辛子はよく溶かないと大事故になる恐れがある。
 
タレがよく絡むように全体を大きく混ぜ合わせる。
 
こんなものでいいだろう。
 
豪快にズズズッ・・・
 
タレは酸味控えめで甘さが強い。
 
冷し中華発祥の神保町「揚子江菜館」の味に似ているが、のど越しのいい細麺によく絡む。
 
氷でキンキンに冷す店もあってそれもいいが、ほどよい冷たさ。
 
昔はスイカでも冷やすといえば井戸水がいちばん冷たかった。
 
ちょいと卓上の酢を足すと味の変化が楽しめる。
 
78年の時を経ても変わらない味。
 
心配なのは2代目店主もすでに74歳。
 
後継者はいないようなのでいつかは絶メシになってしまうのだろう。
 

美味しい食事に感謝を込めて

「ごちそうさま」

 

本日のお店動画 

 

 

 

旧店舗の動画が残っていて懐かしくなりました。

 

 お店情報 

・栄屋ミルクホール

・東京都千代田区神田多町2-2-2
・営業時間 11:00~14:00/15:00~17:00
・店休日 土日祝日