BAR鳥井（静岡県浜松市）のカクテル

今回の出張は駿州から遠州。

富士の麓で新鮮な空気を吸いながら美味しいハヤシライスを食べ、遠州浜松へ移動。

ホテルでチェックインを済ましメインバーのBAR「ドン・ジョバンニ」さんを訪問すると閉店中。

それではと夜の町を徘徊。

BAR「鳥井」さん。

落ち着いた和の佇まいの中にBARの文字。

鳥井さんってまさかサントリーの創業者の鳥井さんと関係があるのかな？

そんなこんなで引き戸を開けて入店。

カウンター席にご案内。

●タイムのジントニック

マスターが作る工程を眺めていたが、一般的なジントニックと同じ作り方。

しかし一口飲んでみるとハーブの豊かな香りが口に広がる。

ジンは「タンカレー」のようだが、ここにタイムを漬け込んだのか。

これは真似して作ってみよう。

チャームはリンゴ。

●シナモンのサイドカー

ベースのブランデーは高級酒であるコニャックのヘネシー。

シナモンのようなスパイス系は一層扱いが難しいのだろうが、一般的なサイドカーとは別のカクテルだ。

●バラのコスモポリタン

これも同じ路線でバラを漬けこんであるが、バーテンダーとして一流のセンスの持ち主だとわかる。

●忍冬酒のカクテル

忍冬酒は戦国時代から浜松の名物で、徳川家康も好んで飲んだそうな。

最初に忍冬酒だけをワンショット飲ませてもらうと甘い香りが口の中に広がる。

マスターに訊くと、みりんに、漢方薬にも使われる薬草の一種「すいかずら」を漬け込んだものらしい。

●アレクサンダーシスターズ

最後の締めはいつものアレクサンダーシスタース。

クリーミーな甘さの中にミントの爽快な後味。

美味しい食事をいただき感謝をこめて

「ごちそうさま！」

本日の名曲コーナー

槙田友紀クインテットの演奏で「Tears in Heaven」。

・Bar鳥井
・静岡県浜松市中区田町331-16
・営業時間　18:00～03:00
・店休日　日曜日