ビーフ亭(静岡県富士市)のハヤシライス | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

今年7回目の地方出張は駿河から遠江の国。

 

新富士駅で降り、間近で見上げると思わず手を合わせたくなる美しさに、日本人として生まれてきたこと誇らしく思う。
 
残念なのは駅周辺は飲食店の砂漠地帯。
 
北口、南口ともに1軒のお店も発見できず。
 
10分ほど歩くと国道沿いにマクドナルドを発見したが、ここまで来てマックメシじゃ情けなさすぎる。
 
半ば諦めながら住宅地の中に紛れ込むとお店らしい看板を発見。
 

  お店紹介

 
洋食屋の「ビーフ亭」さん。
 
店内満席で15分ほど待つとテーブル席が空いてご案内。
 

  メニュー

 
サーモンかポークソテーで迷ったが、店名が「ビーフ亭」なので、ハヤシライスで勝負だ。
 
年配のシェフがキッチンで奥さんはホール担当。
 
人の良さがにじみ出る接客だ。
 

  お料理登場

 
●ハヤシライス+本日のスープ(1,050円+300円)
 
これは想像していなかったビジュアル。
 
それではいただきますナイフとフォーク
 
別注文の本日のスープはジャガイモのポタージュ。
 
素朴だが奥深い味だ。
 
新鮮野菜のサラダ。
 
この大きさの店だと業務用の出来合いのデミグラスソースを使う店も多いが、しっかり骨を焼いたほろ苦さもあり、すべてに丁寧で時間をかけて煮込んである。
 
都内の一流洋食屋にも負けないクオリティだ。
 
さらに驚いたのがごはん。
 
まるで、高級日本料理店のようなふっくらでツヤツヤ。
 
ポテトは素揚げではなく軽く粉をまぶしてあるのでサクッと歯切れがよい。
 
人参も別茹でしたものだろう。

 

ドリンク付きなのでコーヒーをお願いした。
 
おもてなしは家庭的で、料理はプロが作る技術。
 
いい店見つけたものだと、我ながら笑みがこぼれる。
 

美味しい料理をいただき感謝をこめて

「ごちそうさま!」

 

本日の名曲コーナー 

 

 

文部省唱歌「富士の山」

小学校の音楽の教科書から文部省唱歌が消えて久しい。

 

私が子供の頃は当たり前に歌われていたのだが、小学校の先生をしている友人に聞くと平成の頃から急激に消されていったそうだ。

 

子供たちの心に残る素晴らしい歌がたくさんあるのになぜ歌わせないのか?

 

 お店情報

・ビーフ亭
・静岡県富士市中丸378-1
・営業時間 11:30~14:00/17:00~21:00
・店休日 木曜日