★・ちゃんこ巴潟(両国)のちゃんこ鍋 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

今日も元気にテレワークだけどいつも以上に寒い。
 
寒い冬はこれを食べて温まろう!
 
今回のテーマは、「ちゃんこ鍋」。
 
大相撲の聖地、両国はちゃんこ鍋のメッカでもある。
 
数あるちゃんこ料理店の中で、毎年この季節になると定期的に訪れるお店。

 

  お店紹介

 
「ちゃんこ巴潟」さん。
 
小結 巴潟は昭和初期に活躍し、引退後は友綱親方となり数多くの弟子を育てた名力士。
 
旧友綱部屋の跡地に、現役時代のしこ名「巴潟」として昭和51年に開店したちゃんこ料理店。
 
2階から4階まで全て客席。
 
「団体客が入っていて提供に時間がかかってしまいますが・・・」。
 
「いいとも!」と、すんなり2階席に案内されるが、3階から聞こえる中国人学生の大声。
 
野蛮人だから仕方ないけど食事中は静かにするというマナーも知らないんだろう。

 

  お品書き

 
去年からメニューは一新。
 
お昼のちゃんこ鍋定食は横綱から十両まであったのが、小結以下はカットされ新たなアイテムになった。
 
巴潟御膳を注文。
 
ちゃんこは曜日変わりで火曜日は「豚味噌ちゃんこ」。
 
昨年の冬は「鳥つみれちゃんこ」だったのだが、「豚味噌ちゃんこ」は私の最もお気に入りでこの店の人気NO1 でもある。
 
体内お清めは「太刀山」の熱燗。
 
「太刀山」は富山県出身で友綱部屋の横綱。
 
2合の徳利はサイズも横綱級。
 
店内に流れる相撲甚句に耳を傾けながら飲むお酒。
 

独特の雰囲気がなんともいえない風情がある。
 

お待たせしました~。
 
お運びさんがふたを開けた瞬間もうもうと湯気が上がる。

 

  お料理到着

 
●巴潟御膳(1,540円)
 
豚味噌ちゃんこ。
 
鍋の中はグツグツが最高潮。

 

それではいただきます

 

蟹入りの茶碗蒸し。
 
ちゃんこ鍋のお供は季節の料理。
 
日替わりごはんはそぼろごはん。
 
お新香もうまいんだ。
 
取り皿に取り分け七色をパッパッパッ・・・
 
フーフー・・・
 
ハフハフ・・・
 
友綱部屋の伝統あるちゃんこ鍋。
 
利尻昆布と糸ガキ粉のだしに、京都の白味噌、仙台の赤味噌、北海道の赤味噌、信州の甘口白味噌の4種類のブレンド味噌にたっぷりの肉や野菜の旨みも加わり、味のぶちかまし。
 
白菜と豚肉はお互いに仲がいい。
 
白菜って普段はどうでもいいけど鍋の季節になると抜群の存在感。
 
いや鍋の主役と言ってもいい。
 
2杯目は油揚げにごぼう、えのき、蒟蒻など。
 
3杯、4杯と食べ終えてごはんをお代わり。
 
今度は白ごはん。
 
最後は行儀が悪かろうが何だろうがこれしかない。
 
残しておいたごはんと残り物の具をかき集めた雑炊風。
 
これはたまらんち会長。
 
結局取り皿で5杯分のちゃんこを平らげたた時には私の体型もあんこ型。
 
氷菓子は豆乳ゼリー。
 
お会計を済ませお腹をパンパンと勢いよく叩いて店を後にした。
 

いつも美味しい食事に感謝を込めて、

「ごっつあんです!」

 

本日の名曲コーナー 

 

 

 

大納川さんの歌う相撲甚句。

 

 お店情報 

・ちゃんこ巴潟

・東京都墨田区両国2-17-6
・http://www.tomoegata.com/
・営業時間 11:30~15:00/17:00~22:00
・店休日 月曜日(東京場所開催中は営業)