BAR Y(嬉野市)の季節のフルーツカクテル | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

九州出張4日目の仕事は午前中で終へ、博多から生まれ故郷の佐賀県へ移動。
 
今年の春、親父が転んで骨折し歩けなくなったので介護付き老人ホームに放り込んだ。
 
家に帰りたいと駄々をこねているらしいが、老人は若い人の負担になるなよと言い聞かせるためだ。
 
車窓から眺める我が母校。
 
今夜のお宿。
 
嬉野は温泉町なのでホテルはなく温泉旅館しかない。
 
築80年の建物はさすがに古い。
 
お願いすれば芸者さんも呼べるので一緒に「かっぽれ」でも踊って盛り上がりたいが、さすがに一人じゃね。
 
こんな時はBAR。
 

  お店紹介

 
温泉街で見つけた「BAR Y」さん。
 
カウンター席へご案内。
 
ホールにはグランドピアノ。クリスマスなど定期的にピアノライブも行われているらしい。
 
本日のフルーツはイチゴ、洋梨、金柑、バナナ、みかん、ザクロ・・・
 
この季節のお楽しみといえばこのカクテルしかない。
 

  一人飲みスタート

 
●ジャックローズ
 
ザクロを使った名カクテル。
 
カクテル言葉は「恐れを知らない元気な冒険者」
 
まさに今しか飲めない生ザクロのカクテル。
 
チャームはローストビーフとトマトのピクルス。
 
マスターは横浜でバーテンダー修業を積み、訳あって故郷へ帰りBARをオープンしたそうだ。
 
●嬉野茶のジントニック
 
嬉野はお茶も名物。
 
それをまさかのジントニック。
 
マスターから作り方も教わったので帰ったらさっそく試したい。
 
BARでは基本的にお酒の話しかしないが、「部活の大先輩だったラーメン屋のおやじはまだ生きてる?」とか、40年の時間がなかったかのような地元ネタの会話が弾む。
 
●レオナルド
 
イチゴとスパークリングワインのカクテル。
 
お腹もすいてきたので件のラーメン屋にでも行くか。
 
しかし、大先輩のオヤジに叱られるのは分かりきっている。
 
「背広なんか着て何様になったつもりか!とんこづくな!」
 
お~、こわっ!
 
という事で、マスターにキーマカレーを作ってもらった。
 
このキーマカレーが最高に旨い。
 
「マスター、バーテンダーを辞めてもカレー屋で食っていけるよ」
 
マスターも苦笑しながら、「店に入ってくるなりカレーって注文する人もいるんですよ。」

 

  まとめ

佐賀の田舎町なので先日飲んだ博多のBARの約半額の値段。

 

それなのに美味しいお酒と会話。何とも楽しい夜だった。

 

 

 

マスターが教えるお茶ジントニックの紹介。

 

美味しい料理をいただき感謝を込めて

「ごちそうさま!」

 

 お店情報

・バーアンドカフェワイ(Bar&Cafe Y)
・佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2188
・https://www.bar-cafe-y.com/
・営業時間 19:00~翌2:00
・店休日 月曜日