プクプク亭(日吉)のハンバーグ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

先月放送の「アド街」で長年宿題にしていたお店が放送されていた。
 
横浜の日吉に用事があったら訪問しようと思っていたのだが、思い立ったが吉日と初訪問。
 

  お店紹介

 
昭和55年創業の洋食屋「プクプク亭」さん。
 
オープン30分前に到着。
 
階段の先頭に並んでいると続々と列は延び、11時半の開店時間は階段から道路まで20人ぐらいが待つ。
 
人気がある洋食屋なんだな。
 
2人掛けテーブルにご案内。
 
クラシックで木の温もりを感じる店内は次々に席が埋まっていく。

 

  メニュー

 
オムライスは現在休止中らしいが、慌てることはない。
 
もう一つの人気メニューのハンバーグが目的でここまで来たのだ。
 
それに単品で蟹クリームコロッケとランチ限定の豚汁を追加。
 
スワローズ日本一の前祝い。
 
モーツァルトのディベルティメントの音楽が心地よい響きを聞かせてくれる。

 

  料理到着

 
●特製ハンバーグ+カニコロッケ+豚汁(1,280円+400円+200円)
 
特製ハンバーグは170g。
 
サイドメニューのカニクリームコロッケ。

 

それではいただきますナイフとフォーク

 

 
追加注文の豚汁。
 
定食屋さんやとんかつ屋さんの豚汁とは一味違う洋食屋さんの豚汁。
 
味が濃いのかな?と思っていたが、マイルドで優しい味。
 
お待たせしました。カニコロ入刀!
 
サクサクッとした衣の中からはトロトロのベシャメルソース。
 
濃厚な蟹やきのこで食感の変化も楽しめる。
 
続いてハンバーグ入刀!
 
力強い弾力のある食感。
 
HPによると、牛豚の合挽に牛タンを加えることで絶妙な食感を実現させたという。
 
ソースは洋食屋の命というけど、コクののあるデミグラスソースが抜群に美味い。
 
それに山ワサビのタルタルソースが味をグイッと引き締めてくれる。
 
これが一流の料理人の技術なのか。
 
訊けば店主は伝説の料理人、横浜の「ホテル ニューグランド」の初代料理長サリー・ワイルの孫弟子だそうな。
 
「ナポリタン」、「ドリア」、「プリン・ア・ラ・モード」などは、ホテル ニューグランドから全国に広がっていった。
 
その技術とセンスを受け継いでいるとなると納得もいく。
 
サラダも食べなきゃね。
 
「ごはんは大盛りにしますか?」の問いに思わず「ハイ」と答えたが食べきれるもんじゃない。
 
といって残すのも失礼なので頑張って完食。

 

  まとめ

幕末から日本の洋食文化の先駆けとなった横浜。

 
これまでもいくつかの洋食店を紹介してきたが、庶民的ながら実力派の店がたくさん残っているのはありがたい。
 
美味しい食事に感謝を込めて、
「ごちそうさま!」

 

本日の名曲コーナー 

 

 

 

モッくんの「ディベルティメントK.136」。

 

まさに、食事もススムくんの心地よい音楽ですな。

 

 お店情報

・プクプク亭
・神奈川県横浜市港北区日吉本町1-3-17

・http://www.y-navi.jp/store/pukupukutei/
・営業時間 11:30~15:00 、17:00~21:30
・店休日 月曜日