五島伊勢丸(茅場町)の五島ちゃんぽん | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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明治中期に長崎の「四海樓」で誕生した「ちゃんぽん」。
 
当時の長崎には大勢の清国人留学生がいて、安くて栄養価が高くて美味しい料理を食べてほしいという発案で生まれた料理で、その歴史はラーメンより古い。
 
その後、小浜、天草、佐賀、久留米など、その地方の食材を生かした「ちゃんぽん」が九州各地で生まれていった。

 

  お店紹介

 
茅場町にある「五島伊勢丸」さん。
 
東京で唯一五島ちゃんぽんが食べられる店。
 
カウンター席にご案内。

 

  メニュー

 
夜は野菜以外はすべて五島直送だという五島料理の店として、ランチはちゃんぽん、皿うどん、五島うどんのセットのみ。
 
ちゃんぽんとごはんを注文したが、ごはんはないということで断念。
 
店内は女性2人で切り盛り。
 
メニューを絞り込んでいるから可能なオペレーション。

 

  料理到着

 
●五島ちゃんぽん(900円)
 
たっぷり野菜のちゃんぽん。
 
それではいただきます割り箸
 
白胡椒をパッパッパッ・・・
 
スープはあっさり目。
 
ダシの旨さで勝負しているようだが味に深みがないので印象も薄い。
 
キャベツと白菜、玉葱ともやし、キクラゲに赤はんぺん、魚介は名物のイカだけで肉などが入らないのが五島らしいが、これは五島版のタンメンであってちゃんぽんと呼ぶのには違和感がある。
 
麺は長崎より細め。
 
長崎ちゃんぽんは「唐あく」と呼ばれる長崎独特のかん水を使うが、五島ちゃんぽんは使っていないようだ。
 
後半戦はお約束の金蝶ソース。

 

  まとめ

ラーメンと違ってお腹いっぱいになるまで食べても罪悪感がないのが「ちゃんぽん」。

 
次回は皿うどんも試してみたいし、毎年お歳暮でいただいていた「五島うどん」もここ数年来なくなったのでうどんも食べたい。
 
いや、寒い夜の「くえ鍋」かな。
 

美味しいお酒に感謝をこめて

「ごちそうさま!」
 

【お店】
・五島伊勢丸
・東京都中央区日本橋茅場町2-3-9 2F