「冬の寒い日はこれを食べて温まろう」
企画第11弾は『白河ラーメン』
福島県はラーメン王国で「喜多方ラーメン」と共に有名な「白河ラーメン」がある。
白河市には何度か行ったことがあるがラーメンがご当地ランチの選択肢に入ることがなかったので未だ食べたことはない。
東京でも私が知る限り「白河ラーメン」を提供しているお店はほとんどないと思う。
庚申塚の「麺創庵砂田」さん。
去年4月のオープンながら武漢ウィルスもものともせずTRYラーメン大賞において新人賞を受賞されたとか。
13時過ぎの到着だったが店前の道路を挟んで9人の行列。30分経っても一向に減らない。
1時間経って入ると店内にも5人がウェイティング。
7席の席数を間引きして5席で営業しているので回転率はすこぶる悪い。
券売機で食券を購入し待つことさらに20分。
ようやく席に座れたのは1時間20分経過していた。
とりあえず手指消毒と体内消毒。
お通しはチャーシューメンマ。
●中華そばと日替わりご飯セット+味玉(1,100円)
白河ラーメンと初の対面「こんにちは」。
日替わりご飯は鶏節の玉子かけご飯。
それではいただきます
醤油をかけて大きく2回まぜる。
鰹節や鯖節は知ってるけど鶏節はお初。
食べてみたけどあまり印象には残らない。
ブラックペッパーをパッパッパッ・・・
スープをズズズッ・・・
鶏の上品な旨味、醤油のかえしは切れがいい。
煮豚じゃなくきちんと焼いた本物のチャーシュー。
訊けば炭火で焼き上げるそうな。
なるとは上流階級の蒲鉾とは違い、うっかり八兵衛的な存在なのでこれまで雑な扱いをしてきたが、なると専門店から仕入れているそうだ。
さすがに専門店の味は一味違う。
支那竹と小松菜のシャキシャキ系脇役。
日替わりご飯が玉子かけご飯と知ってれば注文しなかったのだがとりあえず秘技・玉子割り。
真ん中を狙ったのだが狙いが外れキミの横っ面を張っただけだった。
白河ラーメンの特徴はピロピロの中太縮れ麺。
自家製手打ち麺を数日熟成させているそうだ。
モチモチの食感だが適度なコシもある。
今月は京都、長岡、白河と3軒のご当地ラーメンを食したが、寒い地方のラーメンは温まるね。
美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・麺創庵砂田
・東京都豊島区巣鴨4-24-6