春に続き、今年2度目の秋の講演で全国主要都市への出張が続く。
スタートは九州博多。
1時間半適当に喋ればお役御免なので、空き時間はたっぷりある。
九州に来たからにはランチの候補は「井手ちゃんぽん」は外せない。
本店のある佐賀県武雄市まで行く時間はなさそうなので、去年行った天神店を検索してみると・・・
なんと、今年5月に博多駅のすぐ近くにも新しいお店がオープンしているではないか。
「井手ちゃんぽん博多駅東店」さん。
春に訪れた時には井手ちゃんぽんのもう一つの名物カツ丼を食べたが、今回は迷いなくちゃんぽんだ。
佐賀県の本店とは違い都会的なセンスの店。
本店はちゃんぽん以外にも中華料理のメニューがずらりと並ぶが、博多駅東店はちゃんぽんだけ、他にサブメニューが数品。
券売機でちゃんぽん並とおにぎりの食券を購入し店員さんに渡す。
●ちゃんぽん並+おにぎり(750円+110円)
これこれ!
長崎とは違う佐賀ちゃんぽん。
これで並の量だが、大盛りになるととんでもない量が出てくる。
器は有田焼の唐子柄。
それではいただきます
卓上の胡椒をパッパッパ・・・
うんうん、よかよか!
70年間変わらない味。
こってりしているのだが後味は切れがいい。
佐賀のちゃんぽんは長崎とは別物で具には魚介類は入らない。
豚肉の他にはキャベツ、もやし、玉ねぎ、葱、さつま揚げに蒲鉾。
具を食べ進むとようやく麺が見えてくる。
ラーメンとは違うちゃんぽんの麺。
太麺のモチモチ感がたまらんち会長。
ちゃんぽんにはソースをかけるのも佐賀流。
コクが増して更に奥深い味になる。
ゴマ塩だけのおにぎり食べ終えたときにはお腹もパンパン。
明治の初期、浅草でラーメンが誕生する十年以上前にすでに誕生していた「ちゃんぽん」。
長崎で誕生した「ちゃんぽん」は佐賀で完成したと言っても過言ではないだろう。
美味しい食事に感謝を込めて
「ごちそうさま!」
【本日の井手ちゃんぽん紹介コーナー】
子供の頃から食べていた懐かしい本店のちゃんぽん。
これが私にとって故郷の味かも。
【お店】 ★★
・井手ちゃんぽん 博多駅東店
・福岡県福岡市博多区博多駅東2-9-5
・ http://www.ide-chanpon.co.jp/index.html