アイノワール(高円寺)/ ふわふわオムライスとアレグリア | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

楽しみにしてた3連休だけど、台風は来るし、池袋サンバは開催しなというしで何の楽しみもなくなった。

 

これまで1000軒以上のオムライスを食べ歩いてきたが、情報網は今でも張り巡らしている。


珍しいオムライスがあるとの情報に接し、向かったのは高円寺。
 

駅から歩くこと10分。


自然食レストランのアイノワールさん。
 

ご夫婦で営む店内は小さいながらも暖かい雰囲気。
 

石ちゃんからもえあすまで食べタレ勢ぞろい。
 

ふわふわオムライスとミニサラダを注文。

 

とりあえずぶどうジュース。
 

んっ? 飲んでないのに酔ったか?


グラスが歪んで見える。


まさかアル中になったか!


落ち着いてみてみると曲がったグラスなんだね(笑)


スペイン産のオーガニックワインの「ムレダ」。
 

もう少し時間があるかなと思いチリ産のガンマを注文。

 

1杯飲んだら真っ直ぐに見えるようになった。


飲もうとしたらオムライスの出来上がり。
 

●チキンピラフの鉄板ふわふわオムライスとミニサラダ(864円+108円)
 

なんだ これは!?


「ふわふわ」と名のつくオムライスは多けれど、これ以上のふわふわがあるだろうか。


メレンゲのようだがもっと細かく軽い。


それではいただきますナイフとフォーク
 

無農薬野菜のミニサラダ。
 

お待たせしました。スプーン入刀!


手応えなし。


まるでシャボン玉を掬っているかのようだ。

 

これぞまさに、シャボン玉ホリデー!
 

泡の中から宝探し!

口に入れると泡雪の如くスッと融けてなくなる。
 

ベジブロスで炊いたチキンピラフが何ともいい味。


ベジブロスっていうと、野菜の皮とか種の周りとかで普通は台所の三角コーナーに入るものだけどこれがお宝。

 

いいダシが出るんだよね。
 

断面図。
 

熱した鉄板の上のオムライスはドリアのようにおこげもできる。 


無心になってそぎ落として食べる。
 

ランチタイムはドリンク付きということで紅茶をお願いした。


自己紹介をすると、わざわざ主人も調理の手を止め厨房から出てきて挨拶してくれる。


なぜこんなオムライスを作ったのか早速職務質問。


元々はホテルで30年務めていたそうだが、自然食のレストランにこだわり独立。

 

しかしちょうど神経性の持病で左手に力が入らずフライパンが振れなかったそうな。


お客から洋食店なのにオムライスもないのかとお叱りを受けたそうだが、フランス修行時代に出会った料理をアレンジし誕生したのがこのオムライス。


確かにモンサンミッシェルオムレツとも共通点がある。


もの珍しさだけでなく味も一流。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【本日のサンバコーナー】

 

東京の夏の祭りの打ち上げは高円寺の阿波踊りと浅草のサンバカーニバル。
 

8月の最終土曜日に開催され合わせて150万人の人出で盛り上がる。

 

今回紹介するのは埼玉県戸田市のチーム「アレグリア」
 

結果はS1リーグ5位だったが毎年変わらず陽気で楽しいサンバ。
 

テーマは、「私のサンバは私の宝物」
 

宝物を手に入れるため幾多の危険な目に遭い、最後に「仲間」という宝物を手に入れるまでの冒険ストーリーだね。

 

【お店】 
・Ailnoir (アイノワール)
・東京都杉並区高円寺南2-37-13