4月16日~22日まで、池袋西武にて行われている催事。
「大九州うまいものと技紀行」に行ってきた。
最初に訪れたのは長崎ちゃんぽんの「王鶴」さん。
東京には美味しい長崎ちゃんぽんのお店が少ないので期待を込めて訪問。
長崎ちゃんぽんの食券を買い席に案内される。
カウンターとテーブル席全て満席の繁盛ぶりだ。
●長崎ちゃんぽん(864円)
だめだこりゃ・・・
早くも戦意喪失
ちゃんぽんに使うのはお皿のような丼だが、サイズはかなり小さめ。
それではいただきます
思った通りのっぺりとした味で深みもない。
初めて食べる人が、「これが長崎ちゃんぽんか・・・」。そう思われると残念な気持ちになる。
具は屑肉のような豚肉が2切れと、老眼鏡でも使わないと判らないほどのイカが2切れ、海老が4匹。後は蒲鉾とキクラゲそれに野菜。
見た目はちゃんぽん麺だが、もっちりとした特徴は感じない。
量はリンガーのハーフちゃんぽんよりちょっと多い程度なので100g前後かな?
1/3ほど食べて、卓上のウスターソースをバシャバシャ掛け、焼きそばのような味にしてようやく完食。
お店のリーフレットを見たら、長崎の中華街にある店のようだが、「長崎ちゃんぽん」とはどんな料理か全く分かっていない。
明治の頃、清国からの留学生が貧乏でお腹を空かせているのを見かねた店主が、安くて、栄養があって、お腹いっぱいになるように作った愛情あふれる料理なのだが、これってただの観光客目当てかイベント用のちゃんぽんだよね。
長崎には元祖の「四海楼」を始めたくさんの名店があるのに、何故この店を選んだの?
1月には京都の老舗の喫茶店にガッカリしたが、今回も大外れ。
西武の催事の担当者は大丈夫なのかな?
もうやる気もなくしたんで帰ろうかとも思ったが、もう一軒楽しみがある。
かき氷ってこれからの季節はありがたいが、イチゴやメロン、ブルーハワイなどいろんな味が楽しめる。
私の中で、最高のかき氷といえば「しろくま」
昭和24年鹿児島で誕生したが、最近はコンビニでも人気だよね。
元祖しろくまの「天文館むじゃき」さん。
行列に並び15分ほどでレジへ行き、しろくまの大を注文。
●しろくま大(832円)
たかがかき氷で832円もイベントならではの価格だが、このボリュームならナットク。
裏口に回ると、ベリーや芋ようかんも入ってて楽しさいっぱい!
ウ~ン、ひゃっこい!
甘くてほのかな酸味のしろくまシロップはまさに魔法にかかった初恋の味。
中を掘り進むと中にもフルーツが隠れていて宝探しをしている気分になる。
さすがに発売以来60年以上人気があり続けるのもナットクだね。
今回のイベントは野球で例えると、前半で10点取られこれはダメだと諦めかけてたが、後半は打線爆発で引き分けに終わったような雑な試合だった。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
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