いきなり質問ですが、「カラヤン」ってご存知ですか？
・髪に塗る育毛剤？ それは「カロヤン」です！
・「Ｋａｒａやん！」・・・。ブブ―！
正解は指揮者です。
ベルリンフィルを率い、世界の帝王と言われた名指揮者。
「ヘルベルト・フォン・カラヤン」
私も若いころ市民オーケストラの指揮者をしていたことがあって
カラヤンはあこがれの存在でした。
数回来日しそのたびに熱狂的な騒ぎになりましたので、
クラシックファン以外でも名前は聞いたことあるという方も
多いのではないでしょうか？
実は数日前、行きつけの蕎麦屋の前を通っていました。
7月１日のブログ「かっぱ橋の人はオムライスが好き！」
で紹介した、蕎麦処やまとさん。
記憶にある方もいらっしゃると思うんですがオムライスが美味しい
お蕎麦屋さん。
そこでこんなＰＯＰを見つけました。
「カラやんそば！」
まさか、かっぱ橋の蕎麦屋と帝王カラヤンに何の関係が？
謎は深まるばかり・・・。
これは早速調査の必要があるとの結論に達し、隊長の私と
隊員Ａの２名の大調査団を派遣して調べることにしました。
ここまでのポイントを整理すると、
①マカ不思議な味。
②肉味噌入り。
③辛うま!!チョットすっぱい。
④ごま風味。
⑤冷やし麺です。
⑥７００円。
以上の事から謎の手掛かりが判明してきた。
ちょっと話がそれますがこのお店、謎のメニューが多すぎます。
「かっぱのおやつ」（薄切り豚肉のごま風味冷やし麺）
「がっぱ丼」（カツ丼、海老天丼、親子丼がひとつの丼に）
「冷し梅やっこそば（豆腐と梅干の冷たいお蕎麦）
など普通のお蕎麦屋さんでは見かけないメニューがたくさんあります。
さて話を戻しますが、早速現地でのレポートに移ります。
注文を告げ、待つこと１０分。
恭しく運ばれてきたその正体は・・・。
●カラやんそば（７００円）
おねえさんが
「夢酔亭さんには量が少ないかな？」
ご飯をサービスしてくれました。（ありがとう！）
まずはスープから
和風の坦坦麺ですね。
蕎麦屋さんのダシの効いたしょうと胡麻タレ、さらにピリ辛が加わります。
それにフルーティーな酸味が加わり複雑な味の仕上がり。
驚くほど旨いスープです。
肉味噌を絡めていただきます。
料理の言葉で五味というのがあります。
「甘い、辛い、苦い、酸っぱい、鹹（塩辛い）」
この丼の中に全てが味わえます。
ダシ、醤油、味噌、ピリ辛、酸味、薬味の苦味。
見た目より量も多く、ご飯なしでもちょうど良かったぐらい。
このお店、さっきの「がっぱ丼」のようなヒット商品は多いんですが
シングルヒットが目立ちました。
今日は場外まで飛ぶような満塁ホームラン商品。
これは以前撮った「がっぱ丼」。
こちらは内野フライがヒットになって１点。という感じの丼でした。
今日も美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま！」
おっと、カラヤンの謎はまだ解明していませんでした。
お姉さんにその謎を聞いてみました。
「からいからカラ！ヤンはやん(なん)でしょう・・・？」
ハハハ・・・。
【お店】
・蕎麦処やまと
・東京都台東区西浅草２―２３―７