会えない娘へ、愛の手紙を綴りつづけている
米パパさんのブログ
ハーフの娘への手紙・My Dear Daughter
娘さんに会えるのは一年にたった36時間
非情で残酷です。
彼に対しても娘さんに対しても。
こういう状況に苦しんでいる親や子は
他にも大勢いると想像されます。
離婚した相手に子供を会わせたくない
人のそういう感情が理解できない訳ではありません。
世には子供に会う権利は持たないべきである
冷酷非道で暴力的人間も
居るでしょう。
でもそうではなく
自分の感情を守る為だけに
離婚をした相手を子から遠ざける親がいるとしたら
それは無責任だと思います。
私も子連れで離婚していますから
別れた相手とのやり取りが非常に困難になる事は
経験から知っています。
私は離婚相手への感情を通して
初めて、人を憎むという事を知りました。
でもそれは私の価値観で、私の心が抱いた感情です。
子供の人生は、私の狭い視野の中に
閉じ込められるべきでは無い事を
学びました。
だからこそ個人的な感情や価値観で
子供を父親の世界から遮断してしまう事が
子供にとってアンフェアである事を
訴えたい。
子供が被害を受けるという危険性が無い時
子に親が会えない、
親が子に会えないという状況は
有って許されるものではありません
離婚に至る程関係が崩壊しているのなら
子に会わせたくない、
子を混乱させたくない
それは一見無理もない事のように見えるかも知れない
そういうネガティブな感情は
極自然なものでもあるでしょう。
でもその個人的な感情こそが
冷静な判断を下す妨げになってしまう事も
あるんです。
もう会いたくない相手に自分の最愛の子供を委ねる事は
「楽」な事ではありません
親にとっては辛い事です
でも正しい選択の為にはその辛い事を
あえてしなければならない事だってあります。
親権を持つ側が自分の感情の不安定さに気付かず、
また気付いても対処せず
自分の「気持ち」を判断の軸にしてしまい
周りもそれに甘んじている、そんな状況が見えます。
子供を守るという理由をつけて
もう片方の親を子供から遠ざけたままにしておく事は
その子供にとって健全な環境と言えるのでしょうか。
日本の法律がこういう状況を許すのだとしたら
その背景にはどんな理由が有るのですか?
こういう理不尽な状況を変えていくために
できる事は何なのでしょう?
自分の生活や問題に追われている
私たちのような一般人に
できることはありますか?
知っている方がいらっしゃったら
教えてください
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