木更津のピアノ教室 神子真由美です。

 

 

先日も、お教室のちびっこが

 

 

「ベートーヴェンさんの曲ってどんなのがあるの?」とママに聞いてくれたそうです!の記事を書きました

 
 

 

 

 

 

 

今年は、ベートーヴェン生誕250年のメモリアルイヤーなんです。

 

 

本来だったら世界でベートーヴェンのコンサートが開催されたことでしょう。

 

残念です。

 

 

実は、私も、最近ベートーヴェンのピアノソナタにハマって

 

練習をしています。

 

 

学生時代、「弾かなくてならないベートーヴェンのソナタ」でしたが

 

今は、無性に「弾きたいベートーヴェンのソナタ」になっています。

 

 

1曲が長いので、「この曲のここを練習しよう〜」と細切れ練習ですが

 

少しの時間でも、ベートーヴェンに触れる時間があるのは

 

背筋が伸びるような、前向きな気持ちになります。

 

「プチ幸せ」の瞬間です。

 

 

そして、弾きながら思うのは

 

 

「子ども時代、学生時代に今くらい速く「譜読み」ができていたら

 

 もっと、たくさんの曲が弾けたのになあ〜」ということ。

 

 

 

どうして、あんなに苦労していた「譜読み」が

 

今は、こんなに楽々出来るだろう?と不思議に思ったことがあります。

 

 

大人になったから?

 

音楽を専門に勉強したから?

 

ピアノの先生になったから?

 

ピアノを長くやっているから?

 

 

いや、ピアノの先生なんだから当たり前?

 

 

いやいや、どれも

 

 

違うんですよ。

 

 

答えは

 

「楽譜の読み方、音符の読み方」がわかったからなんです。

 

 

 

私が、子ども時代や、ちびっこたちのママ世代が

 

ピアノを習った「楽譜を読む」と

 

世界中のピアノ教育の情報がどんどん入ってきている今の「楽譜を読む」では

 

「読み方」が全く違うんです。

 

 

指導者として 「楽譜の読み方」を勉強しているうちに

 

いつの間にか、自分のなかにしっかり定着していったみたいです。

 

 

だから、子どもの時とは違う「楽譜の読み方」が出来るようになったんですね。

 

 

なので、今は、

 

子どもの頃から、こんな風に習っていたらよかったなあ〜の方法で

 

レッスンをしています。

 

 

すぐに、成果が出ているちびっこもいれば

 

まだまだ模索中のちびっこもいます。

 

 

みんなそれぞれですが

 

諦めず、続けていくことで、「力」がついていきますから

 

頑張りましょう!

 

 

 

コロナ禍で、レッスンの形態も大きく変化する気配ですが

 

ピアノレッスンは、常に進化し続けています。

 

 

ピアノ上達の近道は

 

「しなやかに、新しいことを受け入れる力」なのかもしれませんね〜