演奏して初ギャラを貰った | カメラウーマン

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むかし昔のことです
 
 
カナダに住んでいたとき
歯医者さんに行きました
 
わたしは歯が痛くて歯科医に行った事がありません
 
子供の歯科検診を何処にするか迷っていたら
次男の親友のおとうさんが歯医者だと聞いて、
試しに行ってみましたよ
車で5分くらいのクリニックが集まっているところ
 
 
 
はじめて会うトムは目の青い白人でした 目
 
早口で、よく喋る医者でした
 
 
口を開けて診察を始めた途端
 
「○子、楽器やる?」
 
「子供頃にバイオリンやった。」
 
 
「何の楽器?
僕はヤマハの2番目にいいグランドピアノ持ってるんだ。」
 
「えっ、そうなの?すごい!」
 
 
「こんど合奏しようよ。」
 
 
 
すっかり盛り上がりました 飛び出すハート
 
 
けれど
帰宅して夫に話しても信じて貰えず
 
「君の英語力が無いから誤解したんだ。
白人が黄色人種を誘うわけがない!」
 
まるっきり相手にされませんでした ガーン
 
 
しかし
トムの家に行くたびに
何度も誘われ、とうとうOKしました
 
 
夫はトムの家に着くまで
「君の勘違いだ!有り得ない!!」
 
 
それがです
トムの家でヤマハのグランドピアノを見て
いろいろ話す内に
 
クラシックの話に夢中になり
すっかり夫はトムと仲良しに ウインク
 
 
6歳のときに1年しか習わないのに
トムはクラシックもジャズも弾けて びっくり
 
とうとう合奏しました
 
わたしは25年ぶりにバイオリンを弾いて
 
 
結果、
全く話になりませんでした
私の腕が悪すぎて 悲しい
 
それでもトムは、またやろうと誘って来ました !
 
 
そこで
わたしはバイオリンのレッスンを始めました
 
ロシア人の優しいおじいさん先生
教え方はいいんだけど、
これでは上手くなれない
 
 
夏休みにUBCのサマープログラムに参加 チョキ
 
子供が好きな教室を受けている間、
わたしも何か受けようと
 
そこで
6歳~ オーケストラに入りました !!
 
子供から大人まで大勢が参加
 
 
その中に
イギリス系の白人ノーマンおじさんが居て、
チェロを弾いていました
 
2ヶ月間のサマープログラムが終わって、
帰宅すると
 
ノーマンおじさんから電話が
 
「僕はミニオーケストラを家でやっています。
弦楽四重奏も。○子も一緒にやりましょう。」
 
夫が賛成してくれたので
週に2回はノーマンおじさんの家に行き、
半地下の広いスタジオで4人で演奏 ルンルン
 
 
いよいよ上手くなりたい ラブ
 
そこで
アンジェラカバダスというギリシャ系白人女性に会いました
 
プロになる見込みの無いひとは生徒に取らないと有名な先生、
世界中の一流オペラがバンクーバーに来た時
彼女はコンサートマスター
 
同じ年です
 
駐在員の主婦で
1日に3時間以上練習することを聴いて、
わたしに興味を持ってくれ
 
すっかり仲良しに ドキドキ
 
今でも交流があります
 
 
 
弦楽四重奏の方は
 
商店街や
デザイナーのオープンハウス
老人ホーム
ノーマンおじさんの勤務する法律学校
その他
 
いろんな所で演奏しました 音譜
 
 
ところで
私はいつも何かに夢中になると
お金を貰えるところまでやる びっくりマーク
 
これが目標なんです
 
 
恒例の法律学校の入学式が無事に終わり、
ノーマンおじさんの家に戻ると
 
50ドル、現金で渡されました
 
「少ないけど、ね。」
 
うれしかったですねえ おーっ!
 
 
とうとう、お金が貰えた びっくりマーク
 
 
好きなことを一生懸命やっていたら、
夢は必ず叶うんだと思いました
 
額は多くないけど
好きな趣味で報酬が頂けたことに感激したのです ニコニコ