本日はバンド向けのウォーミングアップ、コラール集をいくつかピックアップしてご紹介いたします。
バンドのサウンド、ハーモニー作りにぜひお役立てください。
作曲:フィリップ・スパーク
グレード:2.5
音程、バランス、ダイナミクス、柔軟性、アーティキュレーションなどを整えるための30のコラール&ウォーミングアップが収録されています。テンポや強弱は指定されていないので、バンドに合わせて色々なテンポにすることや、強弱に変化をつけることができます。基本的に4声のハーモニーで構成されています。バンドのレベルアップに最適な教材です。
作編曲:フランコ・チェザリーニ
グレード:2.5
このコラール集では特定のテンポについては指定していないが、ゆっくりと演奏しつつも、後ろに引っ張られることなく演奏できるようにと、チェザリーニは言っています。
またダイナミクスについてもあえて楽譜には書いておらず、奏者が指揮者の指揮に反応できるようにともしています。
コラールは四声となっているので小編成での演奏も可能です。また木管楽器や金管楽器のカルテット、あるいは混成の組み合わせなど、自由に組み合わせてアンサンブルを高めていくのにも最適です。
ビヨンド・ザ・コラール (バンドのためのウォームアップ・コレクション)
解説:デイヴィッド・ギリングハム、デニス・フィッシャー
グレード:3.5
この曲集は「基礎合奏」と「実際の曲への取り組み」の「架け橋」となるもの。様々なスタイル、調性、音色の組み合わせ、リズム、ハーモニー、旋律を兼ね備えた10の小品を収録。それぞれの曲には明確な目標(何にフォーカスするのか)が設定されているため、取り組んでいる曲に合わせて選択しても良いでしょう。バンドのためのウォーミングアップ用のコラールなど、10曲セット。各曲は、約1分30秒~3分程度が収録されています。
Ⅰ.曲ごとの明確な目的・目標の設定
①「木管」「金管」「パーカッション」別に解説。楽器群、パートごとに課題を意識できます。
②ポイントが【テクニック】【音楽表現】に分かれているので目標を整理し、しっかり理解した上で練習に取り組めます。
③楽器ごとの注意点もここまで踏み込んで指示されています。
④曲ごとに楽器別の音域も明記されています。
Ⅱ.全曲この教則本のためのギリングハムの書き下ろし
実際の演奏に有効活用できることを意図してこの教則本のために書かれた10曲。すべて3分以内の小品の中に明確な目標が組み込まれ、ギリングハムの音楽教育への熱意が伝わってきます。
Ⅲ.異なるスタイルでバラエティに富んだ楽曲群
教則を意図して書かれた曲ながら、情景が目に浮かぶ美しいコラールからビートの利いたアップテンポのかっこいい曲、はたまた現代音楽を意識した複雑な曲ありと、バラエティに富み、音楽性豊かで、繰り返し演奏しても飽きません。何度も取り組むことで多くの学びが得られます。
作曲:八木澤教司
グレード:1.5
吹奏楽入門者の心を育てるコラール練習曲
演奏可能人数:15人~
ヨーロッパやアメリカとは異なり教会で礼拝をする文化の無い日本人はコラールが苦手だと言われています。 そんな現状を克服するために誕生した八木澤教司作曲の「ソング・オブ・スピリット」。新入生を迎えた春、新体制バンドになった秋に特にお勧めです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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