皆様、こんにちは。
本日、おすすめしたい吹奏楽譜は老若男女問わず人気のジブリ映画より「千と千尋の神隠し」です。
ちなみに、本日、1月5日は宮崎駿監督のお誕生日です
おめでとうございます!
それでは、本題へどうぞ~
作曲:久石譲、木村弓
編曲:森田一浩
グレード:4.5
演奏時間:約9分
抜粋・アレンジともに妙技が光る人気作品。コンクールでもよく演奏される名作!!
楽曲構成:カオナシ or 竜の少年~あの夏へ~底なし穴~湯婆婆狂乱~いつも何度でも~ふたたび
宮崎駿監督作品のアニメ映画「千と千尋の神隠し」は、日本映画史上最大の興行収入(304億円/2001年7月公開)を挙げたスタジオジブリ制作の作品。音楽は久石譲が担当し、木村弓作曲・歌による主題歌「いつも何度でも」は大ヒットしました。
この吹奏楽編曲版は埼玉県立伊奈学園総合高校吹奏楽部、顧問の宇畑知樹教諭による構成を基に作曲家森田一浩氏により2010年に発表。コンクールでは、同年伊奈学園OB吹奏楽団(指揮:宇畑知樹)演奏により同年第58回全日本吹奏楽コンクールの自由曲として演奏されました。
曲はすべて同映画のサウンドトラックから6曲抜粋し構成されているほかに、森田氏の発案で1曲目〈カオナシ〉を〈竜の少年〉に入れ替えて演奏可能な版として書かれています。これは〈カオナシ〉が現代音楽的であり、編曲も高い演奏能力を必要になったことを懸念して〈竜の少年〉を書き足されています。
作品は、単調になりがちなスクリーン・ミュージック(映画音楽)というジャンルの音楽を極めて高い所までもたらした秀逸なアレンジと言えます。起伏に富んだ音楽構成は、聴衆はもとより演奏者を飽きさせません。特にクライマックスに登場するオルゴール風の〈いつも何度でも〉からクロスオーヴァ―して〈ふたたび〉へ受け継がれ一気にエンディングまで到達する流れの美しさは、原曲をも超えた卓越した手法で大きな感動をもたらします。
編成は大きめながら工夫次第で特殊楽器を使わなくても演奏可能です。
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作曲:久石譲
編曲:高橋宏樹
グレード:2.5
演奏時間:約3分30秒
【マルチグレード・シリーズとは・・・】
・パート内でグレードが分かれているので、上級生と初心者が一緒に合奏できる
・難易度がやさしくても聴き映えする
・譜読みの手助けにパートごとの参考音源を準備
「千と千尋の神隠し」はスタジオジブリ制作、宮崎駿監督の長編アニメーション映画です。2001年(平成13年)7月20日に日本公開され、20年近くが過ぎた今も日本歴代興行収入第1位の記録を保持しています。第52回ベルリン国際映画祭では金熊賞を、第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞を受賞しました。10歳の少女千尋が引っ越し先へ向かう途中トンネルを見つけ、そこから神々の世界へ迷い込んでしまうという物語です。今回編曲した「ふたたび」は物語の終盤、ハクが千尋の囁きによって自分の名前を思い出すシーンで流れる曲です。ハクが千尋を乗せて空を飛ぶシーンは非常に印象的です。そんなシーンを思い浮かべながら壮大な風景を想像させる演奏をしていただければと思います。(高橋宏樹)
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2022年には舞台化され話題となった「千と千尋の神隠し」。2024年には全国5大都市での再編が決定され、またロンドンで初海外公演も予定されているそうです。
長きに渡り人気ですね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この度の令和6年能登半島地震により、被災・避難された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
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