心惹かれる個性的なギタリストを、何人かピックアップしてみたいと思います。今回は、ガボール・ザボ(1936-82)を取り上げさせて下さい。彼は、ハンガリー生まれで、その後米国に渡り、主にジャズ・ミュージシャンとして活躍しました。バークリー音楽院で、渡辺貞夫と同窓となり、共演もしています。
彼のギターは、インド音楽にも影響を受けていて、少し独特な響きがあります。恐らく独自のチューニングもしているのではないでしょうか。そこが魅力的でもあり、逆に一般受けはしない所だと思います。私は彼の音楽を聴くと、ビートルズの「ノーウェジアン・ウッド」(1966)を連想してしまいます。
まず1曲目、コンコルド(1976)です。フュージョン的サウンドになっていて、比較的親しみやすいと思います。
2曲目は、サンタナにもカバーされた「ジプシー・クィーン」(1966)です。ラテン・パーカッションも入っています。
最後、3曲目は「ビート・ゴーズ・オン」(1967)です。ロック的ビートですが、ロックとは言えない不思議な雰囲気があります。