でも今は晴れ間が見えてるから、今のうちのココの散歩に行かなきゃ。
ところで、先週は近所に住む日本人のお友達のお姉さんのお子さんの通う
高校に何度か足を運ぶ機会がありました～。
私、アメリカにきて８年ってのに、一度もアメリカの学校に足を
運んだ事がなくて、もちろん私に子供がいないから、ってのもあるけど。
今回はお友達のお母さんとおばさんが日本からいらっしゃっていたので
私もその中に混ぜてもらって一緒に行ったんですけどね。
いやぁ、ステキですよね。こうしてお孫さんの表彰式やブラスバンドの
演奏会を見たいがために、日本から足を運んでくれるおばあさんが
いるのって。
（おばあさんって言うのも失礼なほどお若いお母さんですけどね。。。）
そのお友達のお姉さんの息子さん、かな～～～り優秀な生徒さんで、
各方面から大学進学のためのスカラーが出ているし、成績もトップ１０
（たぶんトップ３くらいだと思う）に入っている、って事で高校の近くの
ステキな教会で表彰式があって、私も連れてってもらった、ってわけです。
アメリカにいて、日本との文化の違いにいつもびっくりさせられるけど、
初めて高校ライフをのぞかせてもらって、さらに実感。
私に子供がいたら、やっぱりアメリカで教育を受けさせたいなぁ、なんて
思ったり。
ってのも、日本って個性が生かせず、その輝く個性を発掘できないまま
大人になってしまう事があるような。
こちらでは、生徒それぞれが持つ秀でた個性に注目して、それをさらに
伸ばしてくれるような体勢がちゃんとできてるんですよね。
それに、その表彰式のカジュアルなこと。
日本なら「～～式」って名のつくものって、かな～り堅苦しい雰囲気で
笑い声なんて聞こえる事なんてまずないですよね。
こっちでは、生徒さんが呼ばれて表彰されると、みんなから歓声が
わき起こったり、親御さんが自由に表彰台の目の前に来て写真を撮れる
ように配慮してくれるんですよ。
席で見てて、あ～、ステキ～、きっと良い思い出になるんだろうなぁ、
なんて思ったり。
あと、大学事情なんですけどね。もちろん学部によっても、私立、
州立（日本では県立ですね）、国立、によって違うのは分かるんですが、
日本と比べて学費が高いんですって。
だから、成績の良い生徒さん達にはこうしてスカラーが与えられる制度が
整っているわけです。
また地元（同じ州内）の大学に通うと多少のディスカウントがあったりは
あるようなんですけど。
だから、日本みたいに、みんながみんな大学に行く、って言う感じでは
ないようです。だから、みんなそのスカラーを貰うために一生懸命勉強
したり、課外活動に精を出したり、普段の生活態度にも気を遣ったり。。
また日本と違って、大学はけっこう自分の力で行く人が多い。
自分で稼いで自分で学校へ行く、みたいな。
日本にももちろんそういう人達はいるでしょう。でも、圧倒的にアメリカは
その数は日本に比べたら多いと思います。
だから、よく聞くのがお医者さんになれたけど、でもまだスチューデント
ローンが残ってるのよねぇ。。。なんて話もちらほら。。
ま、それは医学部だったから、ってのもあるんでしょうが。
あとね、夫の周りの人達、お友達のアメリカ人の旦那様達がこぞって
大学の単位を取るために、学校に通い始めたりオンラインで取り始めたり
しています。
いやぁ、この流れもなかなか日本にはない流れでしょうね。
いつになっても、何歳になっても勉強を気軽に始められる環境も
ステキだなぁ、と。
今更ながら、アメリカの制度って素晴らしい所もあるのね、と思います。
たまたまなんですけど、私の移り住んだSt.Johns countyと言うところは
州内でも成績のかな～り優秀な学校が多いわけです。
他州から、もしくは他の郡からわざわざ、親御さんは子供達をここの
学区内の学校へ入れたいがために引っ越しまでしてきます。
アメリカの不動産事情が思わしくない時でも、この地域に限っては
あまり影響を受けていないように感じましたね。
こうして、子供の為に！って事でとっても熱心な親御さんもいるって事で。
ま、私は成績がここまで良い学校区だって事を知らずに引っ越しを
決めたんですけど（笑）。
ちなみに、私の家のあるコミュニティーの目の前に新たなキンダーから
８年生まで通える学校の建設が始まりました。
もし子供ができたら、送り迎え楽だよなぁ～なんて。（笑）
ま、アメリカの学校のシステム、前は疑っていてばかりだったけど、
こうして良い面もかいま見る事ができて良かったです～。
あ、学校と言えば、ジャクソンビルには日本政府認定の
日本人学校はまだありません。でも、私の友人達が集まって、
今では政府認定目の前の日本語学校が私の家の近くのノースフロリダ大学で
行われています。
学校設立時に少しだけお手伝いをさせてもらいましたが、あの時は
『寺子屋』状態だったのに、今では大学のお部屋を使いながら、立派な
学校へと成長しています。
その成長ぶりを見たマイアミ日本領事館の方々がどんどんバックアップ
してくださっているようで、おそらく近い将来、日本人学校として
正式に認められる日が遠くはないでしょう。
こうして、ジャクソンビルもどんどん日本の色が広がって、またここに
住む日本人の協力もあって、さらに住みやすい地域になってきています。
人の力のすごさを身にしみて感じますね。
他州から、または日本からジャクソンビルへ来られる方も安心して
ぜひお越しくださ～い。
（別にジャクソンビル観光局の回し者ではありませんよ 笑）