不妊治療再開 | すみれときいろとフィリピン生活

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10月末に双子を流産し、12月中旬にはじめての生理がきました。

また妊活生活が始まることへの気重さとか、まだ私の体は大丈夫なんだという安心感とか、複雑な気持ちになりながら、とりあえず基礎体温記録を再開しました。
少なくとも一月分の基礎体温を携えてクリニックに行かなきゃ、先生に文句言われそうな気がして(笑)

ということで次の生理まで待っていたら、2月に。
周期は50日。相変わらず不順ですねぇ…
まぁ生理再開したばかりだしね、と気を取り直し、満を持して懐かしいクリニックへ。

約半年振りの先生との再会。
先生は私のことどれくらい覚えてるのかわからないけれど(その後も割と長いつきあいになったのに、いまいち私の経過を把握してない様子で、都度カルテをパラパラ見ては「あぁアナタね!」みたいな調子でした。まぁそんなもんか)。

双子だめだったことを伝えると、いつになく優しく慰めてくれました。
いつもツン気味な先生からそんな優しい言葉が飛び出してくるとは思いもよらず、不意打ちで涙が。
もっともこの頃はまだしょっちゅう不意に涙が出て、こっそり泣いてたな。

「で、どうしたいの?早速今週期からやる?
人工授精?体外授精?」

と珍しいデレに浸る間もなく早速ツンに戻る先生。
あ、ありがとうございます、そのサクサク感でむしろオッケーです。

しかしながらその日はとりあえず今後の相談をするだけのつもりでいたので、いきなり治療に移る心積もりもなく、慌てる私。

「えっ、もう私妊娠しても大丈夫なんですか?」
「問題ないよ」

あ、そうなんだ…

本当に大丈夫なのかなぁと半信半疑のまま、それでもこの周期をみすみす逃すのももったいない気がして、とりあえず手軽な(もはやそんな感覚)人工授精をチョイス。

というわけで生理が終われば、また毎日注射の日々です。
あぁ、なんだろうこの懐かしさ。
全然嬉しくない事態なのに、このクリニックにホーム感すら抱いてリラックスしている私。

今後は体外授精も視野に入れたい意思も伝えて、その日の診察を終えました。