破水から11日目 | すみれときいろとフィリピン生活

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破水当時、入院中に書いていたブログは20週5日目(破水から10日目)で止まっています。
あの頃はとてもブログに向かえる精神状態ではなく、気づけば2年以上も放置していました。
その後のことを書いてみたいと思います。

最後の最後まで、赤ちゃんたちは無事に産まれてくるだろうと根拠のない楽観が私の中にありました。
きっと現代医療がなんとかしてくれると。

そう感じながらの20週6日目、破水から11日目
夜中に激しいお腹の痛みと高熱に襲われ、一睡もできずにじっと痛みに耐えていました。
夜勤の看護師さんが何度か氷枕を替えに来てくれましたが、汗びっしょりでお腹を抱えて丸くなることしかできない私。
「辛いときは我慢しないでナースコールしていいんだよ?」と何度も声を掛けられるも、「いえあのずっと痛いのでもはや呼ぶタイミングがわかりません(心の声)」状態。
この痛みを乗り切ればまたしばらく延命できるのではないかと思うと、「辛い」と声をあげることで最後の審判が下されるのではないかと思うと、「なんのこれしき」と自分を誤魔化すしかありませんでした。
そんなこんなで私によって隠蔽された痛み、後から振り返ればあれが陣痛だったようで、もっと訴えてればNST(ノンストレステスト)のモニタリングもされたんだろうな。