こんにちは。楽譜浄書家・森本良子です♪
先日のブログ『楽譜集のお仕事・ウラ話』の続きです。
お仕事のために、音楽番組をけっこう真面目に見る、という話を書きましたが、その前のブログにも書いた最新曲集のお仕事にも生かされています。
最新曲集は「フィギュアスケート曲集」でしたが、毎年冬になると、フィギュアスケートの番組も頻繁に見ています!
フィギュアスケートでは、選手一人一人が自分のプログラムに合わせて自分で曲を編集するそうですね!
1曲を短く編集しているものもあれば、複数の曲をシーンに合わせて編集しているものもあります。
クラシックの曲では、ショートの2分50秒、フリーの4分という時間に編集なしで使える曲はあまり多くない気がします。
長い曲を短く編集したり、複数の曲を組み合わせている選手が多いと思います。
どんな曲が、どんな風に編集されているか、というのは、楽譜のお仕事の上では気になるところです。
曲として「ここが一番いいところ」「この曲のクライマックス」という部分が、必ずしも編集で残されているわけではないというのも、聞いていて興味深いです(笑)
そして、いろいろな選手の演技を見ながら、パッセージへの振り付けの仕方を見るのも、個人的には好きだったりします。
まさしく音楽を「視覚化」しているように感じられて、番組を見る一つの楽しみになっています。
純粋にフィギュアスケートを見るのが好きだから、というのはもちろんですが、楽しみ方が限りなく職業病的ですね、、(笑)
【制作についてのお問い合わせ】