旅行支援でサロマ湖温泉③ | Permesso!

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生田原を後にして
オホーツクへと向かいました。


こちらは*常呂(ところ)のワッカ原生花園近くの
ところ遺跡の森です。
*旧常呂町は現在、北見市の一部になっています。
竪穴式住居をイメージした形なのかな?



小さな博物館ですが、とても興味深いところでした。

常呂川河口遺跡で発掘された出土品が展示されています。

北海道は

本州以南とは異なる年代区分の名前で呼ばれています。

こちらに展示されているものは

続縄文時代からオホーツク文化の時代で

本州以南であれば弥生から古墳時代です。

私は昨年

網走でモヨロ貝塚、北方民族博物館に

行ってきたので、ちょっと結びつくかも!

と、とても楽しみにしていました。




さあ、見学です!


重要文化財に指定された出土品がいくつかあり

こちらの土器も、その一つ。

幣舞式土器

手が込んでいて、おしゃれに見えます。

縄文でも弥生でもないですよね!





土器がずらり!



続縄文文化の頃は、このような土器を

作っても作ってもどんどん壊れたんだろうなぁ。

と感じました。

だから、たくさんたくさん作って

少しずつ丈夫にしたり、使いやすくしたり

工夫を重ねたのでしょうね。



遺跡に触れることができました。



こちらはクマの牙製のラッコです。

小さなもので10cmくらい。

こんなにリアルに再現するなんて!



黒曜石の矢尻

鹿やウサギを捕らえたのでしょうか。


琥珀のネックレス。

琥珀はおそらくサハリン製とのこと。

どうやらこの頃の人々は交流上手だったようです。





新潟産のヒスイの勾玉

やっぱり交流上手!


他にも

子供用のおもちゃや埋葬品など

たくさんの展示物があり、

古代人の高い技術と

コミュニケーション能力に驚きました。



たっぷり堪能。
きてよかったです照れ



つづく