ミニ地球と南海トラフ地震対策 中編 | ミニ地球世界のプチ神様を目指して

ミニ地球世界のプチ神様を目指して

密閉水槽という閉鎖空間での実験。初めての方は、テーマから「バイオキューブ」の記事をご覧下さい。
40過ぎのキモカワ系男子・虫歯天使が前人未到の領域に挑戦する。→ In English
https://ameblo.jp/msibatennsi

こんばんはー。災害対策にストゼロのストックだけは万全、虫歯天使です!


さて、それでは前回に引き続き、我が人生最大の挑戦である1トン級ミニ地球「バイオキューブ」が南海トラフ大地震をどのようにして乗り越えるかを考えてみましょう。


(1)大前提:巨大アクリル水槽は割れなかったとする

実際には震度7クラスの揺れが起こった場合、頑丈なアクリル水槽といえども破損するおそれはあります。しかし、今の所、それに対する有効な補強策などはよく分かりません。補強策の問題は後回しにして、水槽自体は無事だった場合に何が起こるのかを考えてみたいと思います。


(2)温度管理クライシス

これが、南海トラフ大地震において乗り越えるべき最大の難関だと思います。では、どのように温度管理クライシスが発生するのでしょうか?


(3)我が家は耐震等級3の新築だが、それでも窓は割れる

「バイオキューブ」の最大の工夫として、角地であることを利用した、南側と西側の大きな窓があります。これらが割れると空気がダダ漏れになり、部屋の温度管理ができなくなります。グッピーを健康に保つには、いろんな情報を総合して考えると、「バイオキューブ」の温度は23〜28℃辺りに保つ必要があると考えられます。季節にもよりますが、空調が効かない状況でこのようコントロールを行うことは不可能に近いです。


(4)揺れがおさまったらとにかく実験室にたどりついて窓を修復せよ

どうやら、よほどのことでない限り割れない防災安全ガラスというものが市販されているようです。現在、窓ガラスを交換することを検討していますが、そうとうな出費を覚悟しなければなりませんし、いつ交換できるかも分かりません。そこで私が用意してあるのが、ビニールハウス用の透明なシートです。地震で割れた窓をこのシートで塞いで空調が機能するようにすること、これがまず最初にやるべきことです。また、エアコンの室外機が外れてしまうなどの事故も考えられます。こちらも耐震補強工事を検討してもらっていますが、ぱっと見、DIYでワイヤーで固定するだけでも、何もしないよりはだいぶマシに見えます。


(5)大停電の危機を乗り越えよ!

そして恐るべきは、大震災の後、1週間も2週間も停電が続くことが考えられるということです。これに備え、車をわざわざプラグインハイブリッドにして、災害時には車から自宅への給電ができるようにしてあります。この場合、日中のソーラー発電の余剰電力は車の蓄電池に蓄えられるため、うまく節電と発電が行われれば、これだけで2週間の停電を乗り越えることができるかもしれません。

ソーラー発電が足らなければ、ガソリンが減っていくことになります。このため、私は普段からガソリンが満タンの4分の3未満にはならないようにこまめな給油を行なっています。これに合わせて、ガソリンを備蓄できれば、車からの給電で全て解決できると思われます。しかし消防法の関係上、ガソリン携行缶を使用しても、一般人が家庭に備蓄できるガソリンの量の上限は40リットル未満です。これは、無いよりは遥かにマシという量ですが、それでうまく2週間持たせることができるかは、節電と、天候次第ということにろうかと思います。


(6)車を家に持って帰れるとは限らない問題

大地震の時に起こるのが、道路の損壊と、大渋滞です。現在の勤務先は、自宅からかなり離れているため、出勤している時間帯に震災に見舞われれば、せっかくのプラクインハイブリッドも家に持ち帰るのは容易なことではありません。むしろ、空調が死んだ状態から、「バイオキューブ」が持っている大きな熱容量(巨大なので温度が変化しにくい)が温度を崩壊しない範囲に保ってくれている間に、どうにかしてこの身一つだけでも家に帰らねばなりません。徒歩での帰宅は10時間くらいはかかるでしょう。最近は運動不足なので、途中でぶっ倒れないかが心配です。そこで、車に非常用の食料と水分と、電動アシスト自転車を積み込むことにします。これにより、帰って来れる可能性は爆上がりです。


(7)車がなければ発電機を動かせばいいじゃない!

さて、プラグインハイブリッド車が無い状態で家に帰ってきたとして、大停電の中でどのように空調を復活させれば良いでしょうか。ここで救世主となるのが発電機の存在です。特に、ホンダの「エネポ」(10万円)という発電機は静粛性に優れ、作り出される交流電圧も非常に高品質なことで知られています。また「エネポ」はカセットボンベで稼働しますが、ガソリンに比べてカセットボンベは、一般家庭でも十分な量の備蓄が認められています。これでエアコンを動かせば良いじゃない! なら、まだ話は簡単なのですが、残念ながらこの種の発電機は100Vのものがほとんどで、エアコンを動かすために必要な電圧200Vを生み出すには、クソやかましくてすぐに燃料切れになるガソリン式の発電機が必要になるのです。

さあ困った。と、いうところでスポットライトが当たるのが大容量ポータブル電源です。Jacekryの大容量ポータブル電源の最高機種の中には100Vの電圧と、2台の直列接続に対応しているものがあります(20万円オーバー)。これならば、エアコンを動かすことができるのですが、残念ながら幾ら大容量といってもエアコンを動かすならば数時間しか持ちません。そして大停電の中、ポータブル電源を充電する方法がありません。


(8)これが答えだ!

おそらくこれが、たった一つの冴えたやり方だと思われます。まずエネポと大容量ポータブル電源を2台ずつ購入し、限界までカセットボンベを備蓄します。そして、大容量ポータブル電源を2台直列接続し、エアコンに対して給電を行います。それと同時並行して、それぞれのポータブル電源にエネポから給電を行い、カセットボンベを次々と入れ替えていきます。この方法ならば、おそらくかなりの日数にわたって空調を稼働させることが可能です。


こんな技を使う日が来ないのが一番なのですが、とりあえず天命を待つ前に人事は尽くさなければなりません。定期預金を解約してこようと思います!


しかし、これが「解」では無いことはすぐに明らかになりました! 続く!


1トン級ミニ地球「バイオキューブ」の、

観察•考察シリーズ! 前回はこちら!『ミニ地球と南海トラフ対策 前編』こんにちはー!涙の数だけ強くなれる、アスファルトに咲く花、虫歯天使です!ミニ地球として何か世界初のことを成し遂げてギネスに申請するつもりだったのですが、最初に…リンクameblo.jp


そもそもこのブログは何!?

という方は以下の記事からどうじょ!



にほんブログ村 科学ブログ 生命科学へ
にほんブログ村

動物・生物ランキング
動物・生物ランキング