おはよーございます!
ミニ地球界の風雲児っていうか、風雲おじさん、虫歯天使でございます。
現在の1トン級ミニ地球「バイオキューブ」の全体像を説明したいと思います。これは昨日の写真です。
写真にうつっている高さ5センチほどの仕切りは、水槽中央部の東と西を分けています。
ほぼ同じ位置でさっき撮影したエビ動画です。
なんだか、エビがちょっと増えてきたようです。グッピーがバイオフィルムを食べることを覚えて、オラついたグッピーが居なくなったせいかもしれません!
この動画にはミジンコも写り込んでいます。20匹くらい魚がいる水槽で、こんなにミジンコがいるのはすごいと思います!
この仕切りの東側が川砂エリアであり、西側がプラチナソイルエリアです。
砂とソイルの厚みには端から傾斜がつけてあり、真ん中の4マス東1南、西1南、東1北、西1北は砂とソイルの厚みが少なく、代わりに大量の落ち葉が投下された状態でスタートしました。落ち葉は、北側に多く、南側と東と西の境目(仕切りがある所)は殆どベアタンクに近い状態でした。最初の写真は、とうとうそこにスクリューバリスリアが到達したことを示しています。
もう一度、見取り図を出してみます。
この図の、緑色の濃さは植物の生息密度を表しています。そして、それはほぼ、日当たりの良さを反映しています。中央部で日当たりが良いのに関わらず、植物密度が下がっているのは、川砂とソイルが少ないのと、落ち葉に覆われたエリアからは今のところ植物が生えていないからです。落ち葉から溶け出す成分で、中央部分は微妙に水質が違うのかもしれません。
「バイオキューブ」を上から見ていくと、まず大気圏と水圏を分ける、ミジンコウキクサとアゾラからなるウキクサ絨毯があります。その下は無双状態のオオカナダモが大いに荒ぶっています。これは水槽全体で、どこもだいたいそうなっています。差があるのは、その下の領域です。
で、東側全域はスクリューバリスリアが大繁茂しています。何箇所か、少しロターラが生えていたり、マコモの根の塊が残像しております。
東3南、東2南のエリアはスクリューバリスリアの密度が高すぎて、中が観察できなくなってしまっています。
これが東端を撮った写真です。マコモがいるのでだいぶ前ですね。現在でもスクリューバリスリアがこの密度なので、北側から見ないと水槽の内側は観察できません。
西3南、西2南のゾーンは、オサレ水草が大繁茂しています。以前の写真ではこのようになっています。
南端から順に、ミリオフィラムマトグロッセンセ、ヘアーグラス、ロターラ赤、ロターラ緑、アルテルナンテラ•レインキー•ミニが折り重なって日当たりの良い場所を奪い合うように繁茂しています。
この西2南というエリアにおいて、ロターラ赤とアルテルナンテラレインキーミニの空中への進出が見られました。
これは先週のロターラ赤。
次は昨日のアルテルナンテラ•レインキーミニ
水槽の壁面についた水滴によるボケとピンボケで不明瞭が画像になっていますが、最初に飛び出て、その後折れてしまった茎は、見事に安定成長モードに入ってように見えます。そして、とうとう2つめの茎が頭を出し始めました。こいつらが寂しすぎる大気圏の景観を変えてくれることに多いに期待しまいしょう。
さて、しつこいですが、もう一度見取り図を。
観察がしやすいのは、植物の密度が北側の方向からです。東3北、東2北には、昨日の時点で、またシジミの生き残りが確認できました。
東1北、西1北は落ち葉が大量に残っており、よく探せばミズミミズがいたりするのはこの辺です。
西の端、西3北は、まばらなヘアーグラスと、ウィローモスとアオミドロによって、少しずつ緑化が進んでいる領域です。隣の西2北がいちばん水草が生えておらず、シジミの貝殻や、小さな植物遺骸らしきものや、千切れて枯れたオオカナダモの葉が落ちていたりする荒涼とした場所なのですが、おそらくソイルの表面でバイオフィルムがよく発達しており、グッピーが底わついばむ行動がよく観察されます。
これもさっき撮影しました!
1トン級ミニ地球「バイオキューブ」、113日目にしてさらに好調! といったところでしょうか。
1トン級ミニ地球「バイオキューブ」の、
観察•考察シリーズ! 前回はこちら!
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