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元気な障害者のタケヒトです
障害の話も時々交えながら、元気な日々の毎日を豊かにする、
多種多彩な話を紹介していきます
しばしの間お付き合いください
俳優・福士蒼汰と女優・松本まりかが18日、
都内でダブル主演映画「湖の女たち」(大森立嗣監督)
の公開記念舞台あいさつに共演の三田佳子、浅野忠信、
大森監督と出席した。
吉田修一氏の同名小説が原作。
ある老人の不可解な死の謎を追う刑事・圭介(福士)が、
取り調べを行った介護士・佳代(松本)と
性愛関係に陥っていくミステリー。
松本は、本作で説明のしがたい複雑な役柄を
演じたことを明かし「この映画を撮ってから公開されるのが、
すごく怖くもありました。一度もSNSに書けていない作品
でもある。
自分でどうこの映画を表現したらいいか難しい」
と率直な思いを語った。
原作の吉田氏から、ダブル主演を務めた福士と松本へ
「おふたりの挑戦は生半可なものではなかった」
「すばらしい作品にしていただき心から感謝いたします」
などと、称賛と労いの思いが込められた手紙が送られた。
松本は手紙の感想を求められるも、涙を流して約20秒ほど沈黙。
言葉に詰まった様子で「この作品を受けたこと自体、
非常に罪深いことをしたなと思っていました。
自分にはこの役を体現するには芝居も未熟で、
人間性も全部」と吐露した。
続けて、声を震わせながら「だけどただただやりたかった。
自分には必要な映画だったから、自分の欲求だけでやってしまった。
だけどこの映画を経て、39年で初めて毎瞬間、
生きることって美しいと思えています」と思いを語った。
福士も、吉田氏からの手紙を受けて「ありがたいお言葉を
素直に受け入れたいけど、もっとやれたなと自分の未熟さを感じたり、
もっとやりたいなとも思ってしまう」と本音をこぼしながら、
「だけど役者やるってすてきだなと。
脳みそががらっと変わったような、そんな作品でした。
挑戦的な作品ですが応援していただければ」と役者人生の
転機となった本作をアピールした。