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元気な障害者のタケヒトです
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視聴率が史上最低となった昨年大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」(NHK)。
旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)のタレントの出演がゼロという
異例の事態となったうえに、司会に有吉弘行が抜擢されるというサプライズもあり、
注目度は高かったが、視聴率には結びつかなかった。
長年紅白を取材してきたベテラン芸能リポーターは、
過去最低視聴率となった昨年末の紅白をどう見たのか。
芸能リポーターたちが指摘したのは、司会や番組進行で時折見えた“異変”だった。
* * *
ビデオリサーチの発表によると、昨年末の「紅白」の平均世帯視聴率(関東地区)は
第一部が29.0%で、初めて30%を割り込んだ。
第二部は31.9%と二部制となった1989年以降で史上最低となった。
司会を務めたのはお笑いタレントの有吉弘行(49)と俳優の橋本環奈(24)、
浜辺美波(23)の3人。
橋本は昨年に続き、2年連続の抜擢となった。
バラエティーで圧倒的な人気を誇る有吉がどうやって紅白を“まわす”のか
大きな注目を集めたが、冒頭から派手な演出が施された。
オープニングでは、3人がそれぞれゴンドラに乗って舞い降りてくるという演出。
有吉は「高いところからすいません、よろしくお願いします」と緊張気味にあいさつした。
橋本は2年連続の司会とあってか、表情からは余裕すら感じさせる。
浜辺は「初めての司会なんですが、精いっぱいがんばります」と初々しくあいさつをすると、
会場からは「がんばれ、ミナミちゃーん」という声援が飛んだ。
■オープニングから“巻き”が入る
有吉といえば、ひょうひょうとした毒舌キャラで数々のバラエティー番組でも
MCをこなしてきた百戦錬磨だが、紅白は少し勝手が違ったようだ。
番組が進行しても「緊張しています」と繰り返し、
実際に肩がこわばっているように見えるシーンもあった。
その理由を民放ワイドショーのディレクターはこう話す。
「有吉さんは地上波で約10本のレギュラー番組を持つほどの超人気芸人ですし、
場を回すMC力は安定感抜群です。
NHKもそれを買って抜擢したのでしょう。
しかし、意外と地上波テレビの生放送でのMC経験は少ない。
レギュラー番組も収録が基本で、だからこそ、有吉さんの毒舌が生きてきた部分もある。
生放送への対応力はそんなに高くないのではないかと思います」
芸能リポーターの城下尊之氏はこうみる。
「収録中心でやっていると、つい余計なことをしゃべってしまうものなんです。
収録だと危ない発言はカットできるけど、生放送だとそうはいかない。
有吉さんは生放送で発言に細心の注意を払いながら、
かつ番組全体をまわさなきゃいけないので、焦りもあったと思います」
前出のディレクターによると、紅白は「秒単位で進行が決まっており、
司会へのプレッシャーはすごい」という。
そのうえで、城下氏はこう続ける。
「紅白の司会者は、極度の緊張感を強いられると聞きます。
なぜなら、番組が始まるとすぐに“巻き”が入るから。
過去には『オープニングから巻きってどういうこと』と、
後で怒った女性司会者がいたというほど。
少しでも時間が押してはダメという雰囲気のなかで、
秒単位での進行を求められるので、司会者や出演歌手を含めて、
慌てたりするハプニングが多いんです」
■デュエットが「放送事故レベル」との声も
実際、昨年大みそかの紅白でもハプニングが起きた。
次に歌うYOASOBIを、橋本と浜辺の2人が紹介しようとしているところに、
歌唱を終えた有吉が靴をはかずに戻ってきた。
橋本が「途中ですか?」と聞くと、有吉は「緊張であせっちゃって、
はだしできちゃった。ごめん、ごめん」と釈明。
橋本は「いちばんのハプニングかもしれません」と機転をきかせたが、
有吉は「本当にもう、記憶が飛んじゃって。すいません」と恐縮していた。
「秒単位で進行していくから、焦ると靴をはく余裕もないんだと思います。
余分な時間を取ると、次の順番待ちをしている歌手に影響が出る。
紅白にはディレクターがたくさんいて、それぞれが演出を担当しているので
縛りもきつい」(城下氏)
もうひとつ、別の意味での“ハプニング”もあった。
番組中盤、特別企画として橋本と浜辺が2人で「いつか王子様が」のデュエットを披露。
だが、SNS上では「めっちゃ音はずすやん」
「歌唱が放送事故レベルだと話題になっています」
「そこまでして歌わせる必要はなかった」など
2人の歌唱力を疑問視する書き込みが相次いだ
。
前出の城下氏はこう言う。
「しょうがないですよ。2人は女優で歌手ではないのに、
人気者だから何か歌ってもらおうという演出に過ぎません。
ただ、それほど今回は目玉の歌手がいなかったということだと思います」
一方、芸能リポーターの石川敏男氏は手厳しい。
「司会者というのは、歌手を持ち上げるだけじゃダメ。
歌手を見ている視聴者と同じ目線で(音楽を)表現できる人でないと難しいと思います。
ご年配の人が多く見ているわけだから」
■「ボーダレス」とは真逆の演出
昨年末の紅白のテーマは「ボーダレス」。
公式HPには「国や、言葉や、世代を超えて“ボーダレス”に人と人とをつなげ
感情を共有していく。
そんな力が、音楽にはあります」とある。
だが、番組の進行では、49歳の有吉が「おじさん」を連発し、
23歳の浜辺が「若い歌手を教えてあげる」という性別、
世代間格差を強調するような演出も目についた。
たとえば、LE SSERAFIM(ル・セラフィム)を紹介するとき、浜辺が
「今若者に大人気のル・セラフィムのみなさん。
私が代表してその魅力をプレゼンさせていただいてもよろしいでしょうか」
と聞くと、有吉は「おじさんにもわかるようにゆっくり教えてください」。
韓国グループ・SEVENTEEN(セブンティーン)の登場の時にも、
浜辺が「私たちの世代にも大人気のセブンティーンのみなさんですが、
ここは私がその魅力をプレゼンさせていただきたいんですけど、有吉さんいいですか」
と聞くと、有吉は「おじさんにわかるように、ゆっくり教えてください」。
浜辺は笑いながら「かしこまりました」と返した。
「有吉さんが“おじさん役”を務めることで、
番組を見ている高齢者にも、若い歌手の魅力を伝えるという意図なのでしょう。
しかし、やっていることはジェンダーバイアスがかかった旧態依然の演出で、
『ボーダレス』というコンセプトとは真逆のように感じました」(前出・ディレクター)
■コンセプト自体がもう厳しい
結局、3人の司会者の奮闘もむなしく、視聴率は歴代ワーストという結果となった。
この要因について、石川氏は“ジャニーズ問題”を指摘する。
「旧ジャニーズのタレントが出ないことがわかった段階で、
ジャニーズファンの間では『今年は紅白を見ないように』
という“通達”のようなものが出まわっていたようです。
それが数字に出てしまったのでしょう」
一方、城下氏はこう話した。
「旧ジャニーズ勢がいようがいまいが、紅白に関しては、
もう視聴率が下がっていくのは必然なんです。
『紅白歌合戦』というコンセプト自体がもう厳しい。
地方ではまだ家族が大みそかにそろっているので、
何となく『紅白』をつけっぱなしにしているだけ。
それも含めてあの数字なんです」
過去には、視聴率81.4%をたたき出したこともある「紅白歌合戦」。
再び“国民的行事”として復活する未来はあるのか。
AERA dot の記事です
僕は紅白好きですけどね。
紅白が来ると今年も終わりだなと感じます。
実際見るのは録画なので年明けてからですが。
視聴率過去最低といっても31%ですからね。
確かに過去の記録はありますけどようやく普通の番組になった
というだけですよ。
他局だって一生懸命番組作って流してるんだから
削りあいになることは避けられません。
そんなに神経質になる必要ないのでは。
それよりも制作サイドがそんなに厳しい番組だとは知りませんでした。
タレントさんって大変なんですね。
有吉さんでも緊張することがあるんですね。
初といってもべーやん(浜辺)はリラックスしているように
見えたのですが勘違いでしょうか!?
末恐ろしいタレントですね。
年末の風物詩になっている番組なので元気に続けていってほしいなと思います。
今日はこの辺で。
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