都知事は三選されると腐敗する。猪瀬さんは偽物です。 | あずき年代記

あずき年代記

ブログの恥はかき捨てかな…

当方が憶えている都知事を以下にあげる。


東龍太郎(鷹)〜美濃部亮吉(鳩)〜鈴木俊一(鷹)〜青島幸男(鳩)〜石原慎太郎(鷹)〜猪瀬直樹(鷹)〜舛添要一(鷹)〜小池百合子(鷹)。


鳩とか鷹とかは思想・信条の単純な色分け。


東知事は、名前しか記憶にない。

ただし、両親その他の親類はウンザリしていた。


東知事は二選だったが、三選されると、官僚とメディアが制度疲労を起こすらしく、スキャンダルが一気に噴出する。


美濃部・鈴木・石原がそうだった。


小池氏に、いまは遠慮会釈極まるメディアは、仮に小池氏が勝っても、祝福ムードが終わったと見たら即座に叩きだす。目に見えるようである。それは都民にとっても不幸なことなのだが、そこまで先取りして投票する有権者がどれだけいるだろうか?


青島サンは「世界博中止」の1イシューだけを実現してあとは都官僚に取り込まれた。一期のみで降りたのが、最大の功か。


石原さんはあのとおり。


ただ、関東大震災で虐殺されたコリアンのひとたちを追悼していたし、韓国が竹島を独島と主張することに対して「仕方ねぇんじゃねぇか」と否定はしなかった。


サンフランシスコ条約単独講和に韓国が呼ばれず、米国その他の西側諸国で領土・領海が決まった経緯をリアルタイムで見ていたからだろう。


舛添さんは本来が国際情勢政治学者であり、パレスチナの分析にはある程度の説得力があったとおもう。


いちばんどうしょもないのが猪瀬さん。


出世作「ミカドの肖像」を上梓したころは、


「ぼくは天皇制と戦っているんですよ」


と嘯いていたが、いまじゃアノ体たらく。


「ピカレスク」という太宰治の評伝では太宰治も井伏鱒二もパクってばかりと尊大に批判していたが、ごじぶんが菊池寛評伝をかいたときは剽窃疑惑を持たれ、学芸部が三大紙のなかでもっとも充実していた読売新聞に鋭く追求(及・究)されていた。


なにをかいはんや…


猪瀬さんは偽物です。