先週、ひさしぶりに銀座晴海通りを歩いた。
目新しい瀟洒なビルをキョロキョロ見上げてばかりいた。
完全、お上りさんの爺さまである。
銀座線に乗る。
「こども食堂はどなたでもご利用になれます」
といったことが書かれたポスターが目を惹いた。
何度でも繰り返すが、昭和の御代に、こども食堂はない。
東京くらい、格差のあからさまな都市はないだろう。
今度の都知事選は、新自由主義VS反新自由主義が争点である。
現都知事が勝てばモラルハザードに拍車がかかる。
銀座線銀座駅の発着メロディは、「銀座カンカン娘」。
複雑な気持になった。
終戦後の世相は荒み、治安もわるい。
だが同時に、未来への希望はあった。
いまはどうなのか?
明後日、桑田佳祐さんはNHK総合の番組で「銀座カンカン娘」を唄うみたいだ…