先日の土日
実験教室は多くのご家族でにぎわっていました。
大人気の体験プログラムがおこなわれたからなのです!
始まる前からお客様のやる気を感じました
今回実施したのは『お味噌仕込み体験』
家族でお味噌の仕込み体験をして
それを持ち帰って
半年後(目安)には食べることができるのです!
この講座を開催してくださったのは
郡山市に本店がある宝来屋本店さま。
この日は社長さんもお越しになってくださいました。
そして、この講座を進めるのは工場長でもある栁沼真行氏。
もともとはお味噌に興味がなかったそうですが
発酵の魅力に取りつかれて、今に至るそうです。
私も「発酵食」は日本が誇る素晴らしい伝統食だと
思っておりますので、さすが!!としか言えません。
始めに『お味噌のこと』や『発酵のこと』のお話があって
そのあとみんなで仕込み体験が始まりました。
蒸して大豆をつぶしたものと…
お塩を混ぜます。
そこに麹水をさらに追加して…
混ぜます!
全体が均等になるようにまぜてもらいます。
混ぜているときに柳沼氏から
「おいしくなれ~」と声を掛けるといいですよと。
科学的ではありませんが
このような声掛けが意外と出来上がりに影響を及ぼすのです。
そこが発酵の不思議なところです。
しっかりと混ぜることができたら
保存用の容器に材料を詰めていきます。
お味噌を作るときに大切なことの1つに
なるべく空気にふれないようにすることがあります。
空気にふれないほうがよりおいしいお味噌になるからです。
ちなみに、お味噌には殺菌効果・抗菌効果が高いため
作る工程で食中毒菌が入ったとしても
お味噌ができるころにはそのような菌は死んでしまうので
お味噌による食中毒は起きていないそうです。
お味噌って本当に凄いですね!
保存容器にしっかりと材料を詰めたら
「おいしくなれ~♪」と声をかけて
ラップをかけて、空気にふれないようにして…
お水のはいった袋を重しにして完成しました!
この材料が熟成してお味噌になるまでは約半年かかります。
半年を待てずに食べてしまう人もいるとのこと(笑)
自分たちで作ったお味噌はまた別格ですからね
これを機に、自宅でお味噌作りもいいかもしれません。
(私は年に2~3回、お味噌を作っています)
(宝来屋本店さんの生糀、おすすめです!)
子どもの頃からお味噌汁は好きでしたが
大人になって、ますます
お味噌のすごさを実感しています。
日本の発酵食品は
世界に誇れるすごい文化ですから
多くの人にこの良さを知ってほしいです!
食育には最高の講座だと思いますね。