この前の土日
自然体験プログラムは
『里山であそぼう』だったのですが
土曜日は雨のためエコハウスで顕微鏡での観察でした。
日曜日は小雨だったので
午前中は活動を制限して実施。
そして午後、始まる直前にかなりの雨…。
(私が担当したからか…?)※心の声
私「これはもう顕微鏡ですかね~…」
スタッフS「しかたないですね…」
そんなやり取りをしつつ
子どもたちのところへ行くと行く気満々の子どもたち
私「(子どもたちへ)外に行きたい?」
子どもたち「うん!(目をキラキラさせてる)」
…ということで、雨の強い時間は顕微鏡観察をして
雨が弱くなったところで里山に行ってきました!
「里山であそぼう」ではなく「雨の里山冒険」でしたね…。
雨の中、里山に行くことを許してくれた親御さん
本当にありがとうございました!
(でも、活動の様子を撮ることができませんでした)
さて、雨が降ると虫たちを見つけることが難しくなります。
でも、雨が降ると探しやすくなる虫もいるのです。
それは、クモ。
クモの巣に水滴がつくことで目立つようになるんです。
だから、雨の日は
「あれ?こんなところにまでクモがいる!?」と
気づくかもしれませんよ。
あと、雨が続くと一気に増える生き物もいます。
はい、キノコ。
キノコは暗くて高温多湿な環境を好みます。
樹木が茂った薄暗い場所はキノコにとっては嬉しい環境。
一昨日にはなかったのに、一気に増えることがあるのです。
さて、このキノコの種類ですが
調べてみたらテングタケダマシというキノコのようです。
毒性ははっきりとわかりませんが不食のキノコのですね。
キノコの中には猛毒もありますので
キノコ狩りをする方はくれぐれもご注意ください。
雨が降っている中
虫たちはいったいどこにいるのでしょう?
ムシテックのまわりを歩いて探してみました。
あ、いた!アカトンボ
(アキアカネかナツアカネだと思います)
ススキの先のほうでじっと雨を耐え忍んでいました。
そのうち、小雨になってきたら
上空を飛び回るトンボやチョウを見ることができました。
少しの雨くらいであれば
雨にも負けずに飛ぶ虫たちの生き様から
何かを学んだような気がします。
里山を散策してエコハウス近くまで戻ってきて
白いムラサキシキブの枝である虫を見つけたのです。
これです
ミノムシですね!
枝を集めて器用に蓑(みの)を作るミノガの幼虫。
本能だとはいえ、すごいなぁと思います。
虫たちの知恵から人間が学ぶことは
たくさんあるかもしれないですね!