その日、私はフィールド担当のNさんと2人で、軽トラでエコハウスに向かっていました。
エコから本館2階に続くスロープの下をくぐろうとしたその時、左手からサササっと動く物体が前方を横切りました。その距離、わずか5~6㍍。軽トラに驚いて前方の杉木立の中に一目散……。
「あっ、キジだぁ~」(Nさん)
後ろをメスが追いかけるように続きます。
「お、つがいですね」(Nさん)
今シーズン初の“キジとの遭遇”です👀しかも♂♀同時! 恋の季節なんでしょうか?
「近くで見ると、やはりオスはキレイですね~」(Nさん)
先週、野ウサギを見たばかりだというのに、再び野生動物とバッタリ! ムシテックにいると、驚きの連続です。
翌日、ところ変わって休みの日に農作業中(代かき)の私の前に珍客が登場↓↓↓
ダイサギでしょう。つがいか親子か……。
どろんこの田んぼの中にグサリとく長いくちなしを突っ込み、器用にドジョウを捕まえます。くちばしに挟まれてドジョウがもがきますが、一気にゴクリ🤤
2匹、3匹――。お見事! 田んぼの“ドジョウハンター”といっていいでしょう。
もひとつ、発見ネタを。場所は再びムシテックのビオトープ。24日(金)の大成小学校の授業中(水の中の生き物探し)のことです。皆さんは網を手に奮闘中↓↓↓
と、私の網にこんな生き物が網にかかりました↓↓↓
ん? 何だろう。オレンジ色した頭部が目立ちます。ガムシの幼虫かなぁ? 記憶をたどります。
ポケット図鑑で調べますが、似たような幼虫がいっぱい……。自信をもって同定できません。
「ヘビトンボかも……」
幼虫をビオに戻して事務所に戻ると、写真を見ながら新たな意見がーー。
で、後日、虫の会の吉井先生(6月1日、2日の「ガサガサ探検隊」担当)に確認した結果、ヘビトンボでした。「水がきれいな場所に棲む指標生物のひとつです」(吉井先生)なんだって。勉強不足を痛感した次第。
今日はここまで。今回は「生き物との遭遇」話を3つお届けしました。最近、カメラが離せないオジ、Sがお届けしました。