♪とんぼのめがねは 水いろめがね……
童謡「とんぼのめがね」は、多くの子供たちが知っています。歌の舞台は福島県(広野町)です。当時、この地に住んでいたお医者さんが往診に出た際、トンボと遊ぶ子供たちを見て作詞したそうです。自然がいっぱいの心和む場所だったんでしょうね。福島県民として誇らしい気分です。
こんにちは。生まれも育ちも福島のおじさん、Sです。
私は学校利用のとき、フィールド(自然体験)を担当することが多く、小学生と一緒にムシテック周辺の林や野山を歩きます。その際、上着の内ポケットにいろいろな“小道具”を入れた袋を持っているため、お腹あたりがこんもり膨らんでいます。今日はその中身から何種類かご覧いただきましょう。
たとえばコチラ↓↓↓
マツボックリ入りのペットボトルです。ペットボトルより大きなマツボックリをどうやって入れたのか? クイズ形式で小学生に考えてもらいます。
これは通称、「森のエビフライ」↑↑↑形が小さなエビフライみたいでしょ。森の住人の動物がマツボックリをガリガリ食べた結果、こんな形になりました。ムシテック周辺の山にたくさん落ちていますが、さて、食べた犯人は誰か分かるかな?
そして、ヒマラヤスギのマツボックリ↑↑↑上半分がバラバラに欠けて中心部にタネが見えます。上部分があれば普通のマツボックリの2~3倍の大きさです。
今年実をつけたドングリも↑↑↑ もじゃもじゃ帽子の方がクヌギ、スマート体型の方がコナラのそれ。これらの樹液はクワガタやカブトムシの好物で虫さがしのとき目印にもなります。
厚い皮に包まれたクリのようなもの↑↑↑の正体は、トチの実。文字通り、トチノキの実ですが、この木は小学校低学年で習うお話「モチモチの木」のことで栃木県の県の木でもあります。さて、福島県の県の木は何だっけ?
他にも話のタネになるいろいろなモノを詰め込んで里山歩きに出かけます。私のお腹付近がポッチャリ見えるのは、小道具のせいでもあるんです!? ふふふ。
では、また来週!