私がムシテックで働き始めた2020年暮れのことです。ふと思い立って「虫」へん漢字を書き出してみました。とりあえず、1分間でいくつ書けるかな? 蛍、虹、蛙、蛇、蚊、蜂……。まだ6つか。う~ん、あとーー蚕。蜜もそうかな? いやコレは「うかんむり」か。もう、ダメッ。思い浮かばない😢😢 さて、皆さんはいくつ書けますか?
こんにちは。こんなお遊びが大好きなSです。
今回は8月26,27日に行われたニュープログラム「薄井先生の夏鳥講座」をピックアップします。
講座は先生自身が全国各地で撮影してきた野鳥たちのカラーパネルに加え、山ほどのパソコンのデータを画面に映しながらの夏鳥の解説でスタートしました↑↑↑
撮影中に子熊に出会ったとか、迷彩服を着ていたらハンターに撃たれそうになったーーなど自身の面白エピソードを織り込んで、子供たちも興味津々で耳を傾けます。先生が来ている服は、ギリースーツと呼ばれる迷彩服。撮影時はこれを羽織って早朝からカメラをのぞいているんだとか。「アマゾンで1980円くらい」(薄井先生)なので、興味がある人はどうぞ。
その後、外へ出て野鳥観察↑↑↑ひとりひとり双眼鏡を持ち、木の枝や電線に止まった鳥を探します。でも、暑さのせいかなかなか見つかりません。
鳥の鳴き声を聞き逃さないように耳を澄ましていると、「あっちに鳥がいま~す」スタッフから声が! 皆、一斉に木のてっぺんに双眼鏡を向けます。「ホオジロです。鳴き声も聞こえますよ」(薄井先生)
薄井先生の本来の研究対象は昆虫分類学。ですが、「昆虫を追い続けるうちに、虫をエサにしている鳥たちにも興味を引かれた」(薄井先生)そうです。昆虫と鳥、いわば“二刀流”の解説は驚きや気づきがいっぱい詰まっていてとても新鮮でした。
エコハウスに戻る途中、大空を飛ぶノスリの姿も確認。
エコ内で様々な鳥たちのはく製に直接触れたり、最後に小鳥が食べに来るエサ台を家族で手作り。夏鳥講座は盛況のうちに幕を閉じました。冬の開催に期待したいですね。では、また。